安くて美味しいワインはどれ? 安旨ワインつれづれ(安旨ワインと日々の出来事)

安くて美味しいワインを探し求めて東奔西走!ワインだけでなく、様々なお酒や出来事もアップしていきます。

ヴェラタ・ボバル・カベルネソーヴィニヨン スペインのワインも近頃安旨多し

2016-01-22 22:48:56 | ワイン
スペインバレンシアのヴェラタ・ボバル・カベルネソーヴィニヨン。
最初の香りの印象は輪ゴム。そんなミネラル香とも違うちょっと変わった臭いがしました。すぐに薄れていきましたが、ベリー系の香りの中に全く消えてしまうことなくそのあとも存在し続けました。
輪ゴムの香りといってもワインがまずいわけでじゃありません。ボディも厚みがあり甘さもなくデイリーユースに十分です。

最近チリだけでなく、スペインの安くて美味しいワインもよく見かけますね。関税の事など何か追い風になることがあるのでしょうか。
それから、スペインワインにカベルネと共によく登場するボバルというブドウ。特徴を勉強したいものです。



ということで、以前も調べたのですがもう少し詳しく見てみました。
ボバルはスペイン固有の品種のひとつで、バレンシア州ウティエル・レケーナ周辺で主に栽培されています。
悪天候にも耐え、豊富な実をつけるブドウですが、同じ木に成りながら熟度が違うことがあり、扱いにくさから一時期は消滅の危機もあったとか。
しかし最近になり、ボバルから造られるワインの美味しさが見直されてきています。
他のブドウとブレンドされることが多いですが、ボバルだけで造られた高品質のワインも出されるようになりました。
飲んで見たいものですね。

南アフリカ、ダイヤモンドコースト・シラー&ピノタージュ

2016-01-18 23:10:12 | ワイン
シラーとピノタージュ。なんか期待させる組み合わせ。
南アフリカのダイヤモンドコースト、LAWSONで販売されているワンコインのワインです。



スモーキーな香り、シラーやピノタージュ独自の印象はなく、スモーキーさを除くと、どちらかと言うとピノ・ノアールのような感じもします。
終わりの頃にはチェリーの香りも出てきました。ライトな飲み口で、美味しくいただきました。

ところで、このダイヤモンドコーストの白を飲んだとき気がつかなかったのですが、ダイヤモンドコーストはメルシャンがバルク買いして日本でボトリングしているんですね。
南アフリカのワイナリーとして捜しても見つからない訳だ。
メルシャンはチリ、オーストラリア、南アフリカなどいろいろな国から、ワインを輸入して日本でボトリング、販売しているんですね。


南アフリカ、ダイヤモンドコースト・シュナン・ブラウン&シャルドネ

2016-01-16 15:12:20 | ワイン
銀鮭のカツレツ風レモンソースに、南アフリカの白を買ってきました。
裏のラベルに書いているような特徴もなく、決してまずいわけでは無いけど美味しいとも言えないそんな白でした。
安い白は、甘くなければこのように、なんとか飲めてしまうものが多いですよね。



たまに少し値がはるのを飲むと、こんなに美味しかったっけと新鮮な(?)驚き。こりゃ、いかんことです。たまにはいい白も開けなくては!
でも、赤が好きなもんで、どうしても赤に投資しちゃうんだよなぁ。
と言いながら、次も高いものではなくて、安くて評判が割りといい、このダイヤモンドコーストの赤を買ってみようかと思ってます。
ピノタージュとシラーのブレンド。なんかぐっとくる取り合わせではありませんか!
あまりハードルを上げない方がいいですがね・・・


アルトス・イベリコス・クリアンサ2012 スペインリオハの旨い赤!

2016-01-14 22:11:13 | ワイン
牡牛のマスコットで有名なスペインのトーレス。
トーレスがリオハで造るフラッグシップ「アルトス・イベリコス・クリアンサ2012」を飲みました。

ちょっと褐色がかったルビー色、最初の香りは柔らかいのですが、カルキともシナモンともバニラとも言える複雑な感じ。
すごく重い飲み口ではありません。でも十分飲ごたえあります。タンニン、酸味もバランスよく、またスパイシーさもちょうどいい。あまりバランスがいいと、個性、特徴のないワインとなりそうですが、いやいや美味しい!
比べては酷だけど、リオハでも前回飲んだカンボラルとは同じ地域のテンプラニーリョとは思えない。



スペイン北部、マドリッドから250kmに位置するリオハは、昔からスペインのワイン銘産地。
このリオハはエブロ川に沿って連なり、大きく分けてリオハアルタ、リオハアラベサ、リオハハバの3地区に分かれています。
エブロ川上流に位置するリオハアラベサ、リオハアルタは比較的フレッシュでエレガントなスタイルのワインを生むのに対し、リオハハバは川の下流で、気候もより温暖となり凝縮感が強くボリーュムのワインを生み出しています。
2009年から新しく造られているアルトス・イベリコス・クリアンサはトーレスがリオハで初めて造るワイン。
リオハアラベサ地区にワイナリーを構えています。
使用されるテンプラニーリョ3つのエリアで収穫されたブドウをブレンドして仕立てられています。
ステンレスタンクを用いて発酵、アメリカンオーク50%、フレンチオーク50%の割合で用い、新樽は年に応じて部分的に使用しながら12か月熟成します。
熟成期間によって名称がことなるスペインワインにおいて「クリアンサ」を名乗るには最低24か月以上の熟成期間が必要。そこで残りの12か月間瓶内熟成経て初めてリリースされます。


幅広くいろいろな食事とも合いそうです。
今日のハンバーグのワインソースともよくあっていましたが、イベリコスの名前があるように、イベリコ豚のソテーなんかもよく合うかもしれませんね。


リオハ・カンボラル・テンプラニーリョ2014 相変わらず飲みやすい

2016-01-12 09:39:59 | ワイン
スペインはリオハのワイン、カンボラル。果実味があるけど甘ったるくなく気軽に飲める一本です。
半年ぶりに飲みました。
今回は酸味が少し多い気がしましたが、全体的には印象は変わりません。

ワインは、ワイン自身もしくは保存状態、こちらの体調、合わせる食事等によって、ガラッと味が変わってしまいますよね。
まぁ、これが難しいところでもあり、面白いところでもあるんですが・・・