安くて美味しいワインはどれ? 安旨ワインつれづれ(安旨ワインと日々の出来事)

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勝沼ワイナリーめぐり と ルバイヤート甲州シュールリー

2014-11-05 22:09:15 | ワイン
大雑把に言えば、東京から西へ、ひと山越えると山梨の勝沼。
その東の端の高台に「勝沼ぶどう郷」という素敵な名前の駅があり、そこからは文字通り甲府盆地一面のぶどう畑を望むことができます。
JRの駅で“山梨ワインを愉しむ旅”というパンフレットをもらって、よく勝沼でワイナリーめぐりをしたことを思い出しました。



数ある勝沼のワインの中で、一押しは丸藤葡萄酒工業のルバイヤート。
代表は大村春夫さんという宮崎駿監督を若くしたような風貌(失礼!)の温厚そうな方です。十数年前にお邪魔したときには垣根作りのブドウ畑やカーブなどを見学した後、昼食を予定していたレストランまで、わざわざ軽トラで送っていただきました(相当以前の事ですが改めて感謝!です)。次に訪れたときはコンクリートの槽いっぱいの果汁が泡をたてて発酵しているところを、上から見せてもらいましたが、その際、槽の縁で転んで抱いていたわが子を発酵槽に落としそうに!(不注意でスミマセン)

ルバイヤートの中でも、甲州シュールリーは本当に美味しい!
醸造にシュールリーという製法を取り入れたこの白ワインは、淡麗辛口、クリスピーな口当たりで、とにかく和食に良くあう。
甲州は最近では世界でも認められつつあるワインです。スーパーなどの棚にも並んでいることが多くなってきました。ルバイヤートでなくてもぜひ甲州の辛口を飲んで見て下さいね。



ところで、「勝沼ぶどう郷」駅からワイナリーめぐりやぶどう狩りを計画するならちょっとご注意を。
ここは小さな駅なのでタクシーなどほとんどいませんし、バスも列車の到着に合わせて走っていません。私が行った時も数十組の人がこの駅前に降り立ったのですが、たまに来るタクシーか、1時間近く先に来るバスを待つしかなく困っていました。眼下に目的地があるのに、すぐに向かえない。
私も携帯(スマホなんかまだない頃だったので手間どいました)で地元のタクシーを探して呼びましたが、相当の時間のロスをしました。
「勝沼ぶどう郷」駅を利用するなら、出発前に地元のタクシーを予約しておくことをお勧めします。タクシーでまずはお目当てのワイナリーまで行き、見学や買い物を済ませたらあとは散策しながら、ゆっくりと次のワイナリーやレストランに向かうのがいいと思いますよ。
ただこの駅を利用したのは、だいぶ前だから状況は変わっているかも知れないけれど、参考まで。





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