中味はボルドーのシャトー・デュ・パンです。
ミディアムで、果実味が前に出すぎず、酸も穏やか、パクチーのニュアンスも。おとなしい感じですが、値段からすれば十分いける赤です。
「クルーズレストランの大放出」と言うのが気になるので調べてみました。
やっぱりコロナでした。
これを開けたのは2020年8月16日。
冬から世界的パンデミックとなったコロナウイルス感染症で大変な状況となっている年です。
クルーズ船「ヴァンテアン」は東海汽船グループのレストランクルーズ部門として1988年に設立され1989年に就航しました。東京湾を周遊するレストランシップです。そういかにもバブル時代の産物です。
そして今年船の老朽化とコロナの影響を受け運営が成り立たず6月30日をもって撤退となったそうです。
そんなわけで、本当だったら優雅にクルーズレストランのテーブルに置かれるはずだったこのワインも大放出となった訳ですね。
※本来ならこんな感じに
ちょっと寂しい気がします。
早くコロナが収束に向かいますように。
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