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名古屋市市議報酬増案可決!

2016-03-09 10:13:17 | 日記
 名古屋市議会議員の報酬を年800万円から1455万円に増額するという条例案が自民、民主、公明、維新の賛成で可決されました。

 河村市長の選挙公約でもあった「議員報酬800万円」は、2011年に全会一致で可決されましたが、やっぱり800万円という報酬ではやっていられないという「職業政治家」たちの考えたことなのでしょう。

 条例案では、一旦報酬を以前の1600万円に戻し、15%カットするということで減税日本、共産党以外の会派が一致したものです。

 同時に市議の定数を75名から7名削減する案も可決されました。

 7名の削減で身を切る努力をしたんだから、報酬を上げてもらうのは当然だということなんでしょうね。

 河村市長は「拒否権」にあたる「再議」の行使を表明したようですが、議会の3分の2を占める3会派に再可決されてしまうでしょう。

 市長が作った「減税日本」は、何人もの所属議員が不祥事を起こして勢力を失い、既成政党が勢いを取り戻して、市長もいろいろとやりづらくなっているようです。

 この条例案提出前に議会側は、市長の諮問機関の報酬審議会への諮問を求めましたが、市長が拒否したので「手続きを踏んだ」と条例案提出に踏み切った経緯がある(新聞記事より)ということです。

 いずれにしても、我々名古屋市民の知らない所で準備が進められていたようで1週間ほど前からの新聞報道などで知った人も多いのではないでしょうか?

 しかし、800万円からいきなり1455万円というのはどうなんでしょうか?

 アベノミクス効果を引き出すために政府は企業に対して賃金アップを要請していますが、ほとんど賃金は上がらず、国内消費もじり貧状態の今、政令都市で最低の報酬だからといって、ここぞとばかりに自分たちの報酬アップに奔走する市議たちの姿はまるで守銭奴です。

 条例案の可決後、市長は市内で街頭演説し「市民は、市議会解散請求(リコール)もできる」と訴えたようですが、力のない市長には市民にすがるしか道がないのでしょう。

 なんとも情けない…。

 名古屋城の木造再建の話題などもありますが、もの凄くおカネがかかるようです。

 そんなアホみたいな話ばかりしてるから「足元をすくわれる」んです。

 確かに「名古屋城」は、わが市のシンボルなのかもしれませんが、もっと他に市民生活を豊かにするための施策が考えられないもんでしょうか。

 次の市議選では、もちろん減税日本には期待できませんから、今回の報酬増額条例に関わった自・公・民・維新を除くと共産党しか票を入れる政党が無くなってしまいます。

 それはそれで不安です。

 市会議員の皆さんには「自分たちはどういう立場の人間か」を再考して頂くことはできないもんでしょうか?

 「市民のために奉仕する人(今の状態では「市民の代表」とはとても言えない)」という考え方にたてば、今回のように市民とのお約束(一度は全会一致で減額を決めたんだから)を守れない市長や市議は蹴落とされても仕方ありませんね。
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