芸能界でも感染者が広がって…

コロナ感染者が昨日も過去最高を記録し、全国でおよそ45000人、東京では約23000人、愛知県は約4000人もの人が感染しています。

ワクチン接種をしていない小学生や保育所でも子どもたちが感染し、学級閉鎖になったり、保育園が休園になったりしています。

芸能界でも感染者が次々と現れて深田恭子、吉岡里帆、千原ジュニア、川村エミコさんらが感染し、ダウンタウンの松本人志さんも濃厚接触者になり自宅待機中とツイッターで報告しています。

こうした芸能人ばかりでなく、サッカー選手などのスポーツ選手も例外なく感染者が出ていて、中々歯止めが効きません。

政府は、昨日「まん延防止等特別措置」の追加自治体を発表し、これまでと合わせて37都道府県を対象にすることになりました。

困ったもんです。

また、値上げが続いている石油製品の値段を抑えるために政府はガソリンが170円を越えたら補助すると言ってましたが、昨日全国平均で170円を突破し、石油元売り会社に3.5円～5円の補助をすることになりました。

元売り会社に補助して、本当に値段が下がるんでしょうかね。

この補助金は、実際に国からお金を支払うんじゃなくて、ガソリン税などを3.5円～5円程度免除するという方法を取るそうです。

国民は、そのカラクリを知らないので「岸田総理もやるね」と思っているのでしょうが、実は国が石油製品にビックリするような税金を掛けていて、その中からスズメの涙くらいの免税を行うという方法を取るのです。

私たちは、一体どれくらいガソリン税を支払っているのか…。

ガソリン税は、揮発油税（48.6円）+地方揮発油税（5.2円）の合計53.8円が1リットル当たりに課税されています。

そして、給油した分の総額に10％の消費税が課税されています。

これが、二重課税ではないかと問題になっています。

つまり、1リットルが170円だとすると、税金は53.8円+17円の70.8円が税金なんですね。

このガソリン税は、ガソリン自体が値上がりしても同じでガソリンが安くなるほど負担率は増して行きます（ガソリンが130円だったら半分以上が税金です）。

政府が言ってる5円まで補助するというのは、国に納められる揮発油税ではなくて、地方の財源となる地方揮発油税とほぼ同額なんです。

取り過ぎるほど取ってる税金のホンの一部を還元して悦にいってる政治家やお役人が憎らしい！

揮発油税は、道路などを建設したり、補修するための費用に使われる目的税の要素が強いのですが、本当にそこに使われているかどうか？

ヘタすれば、ナンノカンノと言い訳をつけて「軍事装備品」に回されていいたりしてね。

これは国民の信頼を裏切る施策（詐欺のようなテクニックを使った）だから、国民のみなさん、騙されんようにしてください。

そんなことより高っかい税金を減税し、二重課税にならんように消費税をガソリン税から無くしてもらったほうが、グ～ンとガソリンは安くなるんですよ（170円でも税金無くせば100円だ！）。