昨日、米国の国務長官、国防長官と日本の外務大臣、防衛大臣が２+２会談を行い、アジア・太平洋地域で脅威となっている中国や北朝鮮問題などについて話し合いが行われました。
同盟国として、米国に対抗する大国になろうとしている中国からこの地域をどう守り抜くか…。
覇権主義で地域を脅かす中国に、米国と一緒になって持ってる力をどう見せつけるのか。
経済を重視する日本は、あまり大きな声で中国批判をすることを躊躇い、今一米国だけにすり寄るのは難しいと判断しているようです。
軍事力で日本に迫ってくる中国に対抗するには、米国の力を借りるしかない日本は、両大国に飲み込まれてしまうのでしょうか。
どこの国とも仲良くやっていければいいのですが、ある国の思惑でそれが崩れ去るのもそれほど難しくないのが、今の国際情勢です。
かといって、米国と共同で中国を叩くことも難しい…。
なんとか、中国にはジッとしていて欲しいというのが本音です。
北朝鮮と対峙する韓国も風変りな大統領がいて、日米韓の三国同盟にヒビが入りかけています。
拉致被害者の救出は米国頼みだし…。
戦争放棄を誓った日本としては、なすすべなし。
憲法を改正して、戦争ができる国にしたって、今のひ弱な日本男児は「戦争に行くなんて真っ平御免」と言うでしょう。
自分の子どもたちを戦場に行かせたくないし、戦争ができる日本にもなって欲しくない。
それなら中国が攻め込んできたら、白旗上げて属国になるのか。
それも嫌だ。
そこで大事なのが外交でしょう。
それが何とも頼りないわが政府…。
これまで米国の属国のように過ごしてきたツケが、これから襲いかかってくるのでしょう。
怖いなぁ～。
