菅内閣、本格始動！

　菅新内閣が本格的に始動しました。

　ある調査機関が内閣支持率などを調査したら、菅新内閣の支持率は第2次安倍内閣が発足した時より数％高かったそうです。

　「安倍内閣を継承する」と高らかに宣言し、それに加えて「役所の縦割り、既得権益、前例主義の打倒」などが国民に受けたからでしょう。

　「桜を見る会」を中止するとも仰ってますが、安倍さんの暗部をそれでチャラにする腹積もりなんでしょうね。

　もともと｢桜を見る会」は、外国の大使らを招いて一緒に桜を愛でながら友好関係を築くことが目的だったらしく、いつの間にかそれがひん曲げられて、後援会への接待行事みたいになってしまったのです。

　物事(常識）をひん曲げることが大好きだった安倍前総理のやりそうなことですね（安倍以前からあったんだけど、大々的にやってしまった）。

　そのお先棒を7年8カ月も支えてきたんだから、その罪は菅さんも負うべきで、悪しき前例を打破するためにも真相を公にして欲しいですね（そんなことしたらアッという間に首が飛ぶでしょうが）。

　さて、そんな菅総理の肝いりで「デジタル庁」ができるそうです。

　脆弱な日本の（というより日本の官公庁の古い体質）デジタル状況を一新しようとしているんでしょうが、これまでの担当省庁は広範囲に渡り、各省庁がその既得権益を簡単に手放すとは考えられません。

　デジタル庁なんて作っても、誰も言うこと聞かんだろうね。

　ただ、政府としてはデジタル化によって国民のすべて（財産（これが一番）、病歴、家族構成、犯罪歴、職業（こんなんはどうでもいい）などなど）を全部紐付けして、人権なんぞ関係ないとすべてを取りあえず管理したいんでしょう。

　日本社会でデジタル化が最も遅れてるのが官公庁なんで、あんたらの下部組織がどんなにダメなのかが分りゃ～いいけど、その被害が及ぶのは国民全部です。

　マイナンバーカードを普及したいのにできないのは、国民が個人の秘密を公にしたくないから(何するか分らんから怖いもんね）…。

　それに、数千円払ってマイナンバーカードを作っても、先日の特別給付金のようにカードを使ってＰＣから申請しても（スキャナーがいるんだってよ＝買わないかんの）、申請葉書より支払いが遅れたなんてアホなことが起きるんだから…。

　公文書だって、簡単に書き換えられるデジタル文書より、最終的に手書きで残しておいてくれた方が安全じゃないの（手書きでも書き直せというアホ官僚がいるけど）？

　まあ、いろいろありますが、まずはお手並み拝見というとこでしょう。