アベノミクスの行方は？？

　自民党の安倍さんが首相になって約２ヶ月半、この間に株価は上昇し、円安傾向になって、輸出産業にとっては良い兆しが見え始めていますが、その前に私たち一般の国民には輸入エネルギーの上昇、食料品の上昇などなど、お給金が上がる前に生活費がどんどん上がっています。

　デフレで物が安くなって、なんとかできていた生活が、インフレになって苦しくなるというのは分かっていたことですが、お金持ちはさらにお金持ちになり、貧乏人は死ぬしかないような状況になりかねません。

　日銀と政府は、いろんな対策を出すようですが、市場の動きはそれ以上に早く、民間経済の動向を甘く見ている政治家には、一刻も早く抜本的な改革をしてほしいものです。

　何兆円もの補正予算が通りましたが、各省庁はこれまで削減されていた事業や補助金を増やすことしか考えていません。

　経年劣化が叫ばれているインフラ整備の促進や農業改革、日本近海に埋蔵されているメタンハイドレートなどの資源の早期開発などなど、これまでの利権にはかかわらない事業を早期に推進することが、我が国の国内経済の発展にもつながるんじゃないかと思います。

　このままではせっかく民主党のドタバタ政権から立ち直ろうとする国民の意識も薄らいで、元の木阿弥になりかねません。

　安倍さん、自民党の中にも旧利権をむさぼりたい反対勢力はたくさんいると思いますが、前をしっかりと見て、豊かな国民生活が送れるような国にしてください！