懐かしのコダック社・・・

　今日の朝刊を見ていたらアメリカのイーストマン・コダック社が倒産みたいな記事が出ていました。

　イーストマン・コダックと言えば、カメラフィルムの最大手で、じいちゃんが若い頃にはこの会社の映画用フィルムをよく使ったものです。

　日本にはフジフィルムという会社がありますが、プロのカメラマンたちは「絶対にフィルムはコダックじゃ～」と言う人が多く「フジフィルムはアマチュアが使うものじゃ～」と、じいちゃんが業界に入った３０年くらい前にはみんな決めつけていました。

　しかし、フジが高感度フィルムを発売し、どんどん技術と品質を高めていくと、次第にコダックからフジへという流れができてきました。

　さらに、フジがいち早く使い捨てカメラやデジタルカメラを製品化したのに対して、コダックはデジタル化の波に乗り遅れ、会社が傾いて行き、遂に倒産？？？

　このようにじいちゃんが若い頃世話になった製品や会社がどんどんなくなって行き・・、生き残っている会社は業態を変え、ビデオやＤＶＤ、ネット動画といった新しいメディアが頑張ってます。

　じいちゃんも映像の演出家一本槍から、今では「広告なら何でもつくります」という「何でもかんでも屋」になってます。

　これも時の流れ・・・、プカプカと流されながら楽しく生きていこうと思います。