松浦からFUKUOKAへ

流れに抗してを経て そして今

☆松瀬 徹のオフィシャルブログ☆

総選挙告示0818 - もうひとつの視点 -

2009年08月19日 00時11分14秒 | 我国の政治
18日(火)、告示の日であった。

投票日の30日まで、日本列島が残暑きびしいなか、

政治決戦の幕がひらいた。

与、野党のマニフェストも出揃い、各党の批判的アジテータも声高に

なっていく。

「政権交代」「老後、子供たちの未来」「社会福祉」「年金」「平和」

「景気・経済動向」等など。

論的テーマは、数多くあるが、大事なものがひとつ、

欠けているのでないかと考える。



(木々の中の鳩たち・・・・本タイトルには関係しません)


それは、今の「労働現場」の問題である。

昨年、あれほど、騒ぎ、問題となった未組織労働者の「派遣切り」、

「内定取り消し」や組織労働者の労働条件の著しい低下、自殺者の増加等の

いまの生活実態、職場実態は、一部の党を除いて、問題にしてはいない。

あたかも、景気がよくなればと・・・・の感じである。

労働組合が弱体し、本来の機能を果たせない時こそ、

その前衛となる政党が前面に立ち、指導していかなければならぬのである。

それには、大企業中心の経済政策、利権がらみの政(まつりごと)をみつめ、

見直し、

大企業、中小企業、零細、農業、漁業等の全産業の点検、見直し、そこから

派生する声を汲み取った、血の通った、人を大事にするという、

あたりまえの「人間文化」、その具体的施策の追求。


そのあたりまえの追求と実践なくして、日本的政治が

進むことは、ありえないと思うが。

(TOHRU MATSUSE)





人気ブログランキングへ