松浦からFUKUOKAへ

流れに抗してを経て そして今

☆松瀬 徹のオフィシャルブログ☆

映画「一枚のハガキ」

2014年05月19日 21時45分38秒 | 映画
 先日、録画していた、映画「一枚のハガキ」を深夜観る。

久しぶりの骨太の反戦映画であった。

 監督、新藤 兼人さんの最後の作品となったものである。

大正、昭和を知っている人間にとって、地域、村、町、---(日本を意味する。)の

体験を知る者は、そのまま、時代を感じることができるであろう。

 この作品、凄い作品である。監督の信念をも見事に表現している。

 キャストも全員、奮闘している。

 迫真の演技をする大竹しのぶさん、静から動への演技を見事に演じる豊川悦司さん、

 ”今”若い人、中高年の人々に観てもらいたい作品のひとつです。


ここからは、転載となる。
http://movie.walkerplus.com/mv48079/
----------------------
作品紹介


日本最高齢の現役映画監督・新藤兼人が、“映画人生最後の作品”として放つ人間ドラマ。

監督自身の実体験に基づき、戦争で家族を失った男女の姿を映し出す。

豊川悦司、大竹しのぶといった歴代の新藤作品に出演した豪華俳優陣が集結。

国内外の映画祭でも高い評価を受けてきた巨匠が作品に込めた、反戦への強い思いに胸を打たれる。

スタッフ監督 新藤兼人
脚本 新藤兼人
原作 新藤兼人
製作 新藤次郎 、 渡辺利三 、 宮永大輔
プロデューサー 新藤次郎
撮影 林雅彦
美術 金藤浩一
音楽 林光
録音 尾崎聡
照明 山下博 、 永田英則
編集 渡辺行夫
ライン・プロデューサー 岩谷浩

キャスト松山啓太 豊川悦司
森川友子 大竹しのぶ
森川定造 六平直政
泉屋吉五郎 大杉漣
森川勇吉 柄本明
森川チヨ 倍賞美津子
利ヱ門 津川雅彦
森川三平 大地泰仁
松山美江 川上麻衣子
利ヱ門の女房 絵沢萠子
和尚 麿赤兒
下士官 渡辺 大
------------------

にほんブログ村 デザインブログ グラフィックアートへにほんブログ村
人気ブログランキングへ
バナー毎のクリック支援、お願いします。







映画「朝日のあたる家」

2013年10月20日 12時07分55秒 | 映画
 今、観るべき映画と言われれは、この映画だろう、

まだ、見てぬ私が、評論する資格もないが、

 「観てみたい!」と思わせる映画、それが「朝日のあたる家」。


今回は、映画の公式ホームページで、大きなる関心と納得できる太田監督のメッセージに

胸を打たれた記事を紹介したい。

 ■映画「朝日のあたる家」サイト http://asahinoataruie.jp/index.html

イントロダクション

「ストロベリー・フィールズ」「青い青い空」と、青春群像劇を描くことで評価が高い太田隆文監督が

最新劇場用映画第3作目として選んだ題材は、メディア業界では“タブー”とされる原発問題を扱ったもの。 

 本作「朝日のあたる家」は、自然が美しいある町に突然降りかかる原発事故による悲劇と、

否応無く事故に巻き込まれていくひとつの家族の姿を描いていく。 

 映画というものは、資金がなければ製作は出来ない。その資金集めに困難が予想された本作品は、

企画の立ち上げから約1年半、ロケ地ともなった静岡県湖西市の人々の熱い支援により完成した。 

 太田監督の描くものには、常に“連綿と繋がっていく思い”が詰まっている。

それは前2作を観た観客が心を震わせ太田作品を“大事なもの”として胸に留め続けることからも明らかだ。

 今作も原発事故というシビアな題材を扱いつつ、ひとつの家族の姿を、ロケ地となった自然の美しい湖西市を

舞台にして浮かび上がらせていく。 

 そこにあるのは原発事故という悲劇だけではなく、家族、親子、次世代へと繋がる“絆”。

その絆が何よりも大切なものであることを映画は見事に伝えていく。 

 すでに2013年5月のジャパン・フィルム・フェスティバル・ロサンゼルス 2013でも高評価を受けた本作。

それは“想い”の詰まった映画ゆえに、言葉の壁を越えて人々の心に届いたからに他ならない。 

 的確な演出、効果的な音楽、ドキュメンタリーであるかのような俳優たちの演技、それを支えるスタッフ、

湖西市の支援、それら全てが一体となって製作された「朝日のあたる家」。  

  “現在の日本”を生きる我々が真に必要とするべき映画がここに誕生した。


(取材/永田よしのり)

太田隆文監督からのメッセージ

2011年3月11日。巨大地震が福島第一原発を襲いメルトダウン。

だが当時、僕はテレビ報道を信じ、「直ちに健康被害はありません」という官房長官の言葉に疑問を抱きながらも、

原発では大きな被害は出ていないと思い込んでいた。

その後、観光イベントでご一緒した静岡県湖西市の三上市長が、観光PRそっちのけで延々原発の危険性を熱く訴えて

いたのがきっかけで、原発問題に興味を持つ。

調べると福島の原発事故は未曾有の大災害であり、降り注いだ放射能は子供たちに多大な被害を与えることを知る。

なのに多くのマスコミは事実を伝えていない。

福島では何万人もの人たちが今も故郷に帰れずにいるのに、「原発事故は終わった」と思う人も多い。

何かしなければ、日本人として何かせねば。「親と子に伝える大切なこと」をテーマに映画を撮って来た僕にとって、

今こそ「大切なこと」を伝えるとき。

だが、何をすればいい? デモに参加するのか? ネットで事実を伝えるか? いや、映画を作ろう。

僕にできるのはそれしかない。

原発事故の悲惨さを、福島の人たちの悲しみを痛感できる映画を作ろう。

映画会社、ビデオメーカー、テレビ局、いくつもの企業に企画を持ち込むが、「原発の映画には出資できない」と断られる。

業界の先輩たちからは、「そんな映画を撮ったら、二度と商業映画は撮れなくなるぞ」と注意された。

原発というと多くの人が避けて通ろうとする。

だが、ここで諦めたら商業映画が監督できなくなる以前に、「親子に伝える大切なこと」を伝える映画を撮る資格がなくなる。

途方にくれていたとき、三上市長の存在を思い出し、相談。

「市民からの寄付で作れるのではないか?」と提案を受ける。

それに賛同してくれた湖西市民の方々の応援でスタート。

1年半後、映画は完成。ロスアンゼルスの映画祭で上映。大好評を得た。

いよいよ日本での公開がスタート。この映画に出てくるエピソードは全て福島で起こったことをベースにしている。

それをひとつの家族に集約して描いた。

その悲劇を皆で見つめることで、原発事故の悲しさと共に「家族の絆」「親子の絆」

「日本人はこれからどう生きて行くべきか?」そんな大きなテーマが見えて来るはずだ。

「本当に大切なものは何か?」が見えてくるはずだ。

最後に、映画『朝日のあたる家』に参加、応援、支援してくれた全ての方に感謝したい。



(サイトトップから転載)




 映画「朝日のあたる家」へのご支援を切にお願いしたい。

 私は、この映画が必ず、確かな未来を切り開くひとつの力で、これこそが「映画の力」である。

と、思う、故に早く観たいものである。

■この投稿記事にご賛同の方は、クリックをお願いいたします。


にほんブログ村 デザインブログ グラフィックアートへにほんブログ村
人気ブログランキングへ
バナー毎のクリック支援、お願いします。






映画「一命」を 魅入る

2013年03月17日 12時30分32秒 | 映画
今年の新春に、放映された映画「一命」

「壮絶」の一言に尽きる

邦画で時代劇の制作の危機が言われる中、

本格的時代劇の復活作品として称賛に値する、作品と言えよう。

キャスト - 一命
出演 十一代目市川海老蔵 (津雲半四郎)
瑛太 (千々岩求女)
満島ひかり (美穂)
役所広司 (斎藤勧解由)
竹中直人 (田尻)
青木崇高 (沢潟彦九郎)
新井浩文 (松崎隼人)
波岡一喜 (川辺右馬助)
笹野高史 (宗祐)
中村梅雀 (千々岩甚内)
スタッフ - 一命
監督 三池崇史
脚本 山岸きくみ
原作 滝口康彦
エグゼクティブプロデューサー 中沢敏明
ジェレミー・トーマス
プロデュース 白石統一郎
関根真吾
服部徹
厨子健介
内田康史
横山真二郎
製作 服部洋
野田助嗣
入江祥雄
奥野敏聡
野口明美子
野口英一
畠中達郎
町田智子
喜多埜裕明
プロデューサー 坂美佐子
前田茂司
撮影 北信康
美術 林田裕至
装飾 坂本朗
籠尾和人
音楽 坂本龍一
録音 中村淳
音響効果 柴崎憲治
照明 渡部嘉
編集 山下健治
衣裳デザイン 黒澤和子
殺陣/擬斗 辻井啓伺

--------------

(写真は、投稿記事に関係ない松浦の庭)クリック拡大
-------------
映画の予告編

http://www.youtube.com/watch?v=T7ftJh5mMG4

-------------

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

お手数ですがバナー毎にクリックお願いします。





インド版 ターミネーター 「Robot」

2012年11月24日 19時31分21秒 | 映画
FaceBookで福岡の江口 カン氏がリンクしてシェアして

くれた「Robot」

インド映画は、歌と踊りのイメージがあったが、

「凄い!」この一言に尽きる。

アイデア満載で、スピード感ある展開である。

大型スクリーンで是非とも観たいものである。


インド版 ターミネーター 「Robot」

インドの大スター、ラジニカーント主演の超絶話題作
監督 S. Shankar
出演 ラジニカーント     アイシュワリヤー・ラーイ

江口カンさんに感謝。




にほんブログ村 デザインブログ グラフィックアートへにほんブログ村
人気ブログランキングへ
バナー毎のクリック支援、お願いします。

映画「あなたへ」を観て

2012年09月23日 17時46分22秒 | 映画
期待通りの良い映画。

公開される前から評判が良かったが、やはり、大人の映画。

健さんの演技もさることながら、脚本がいい。

特に、エンディングシーンの門司港の埠頭で、

南原役の佐藤浩市と、重たい会話を終え、

埠頭を歩くシーン。

最も感動させられた映像であった。

御年81歳の健さんが、しっかり前をみて、

背筋を伸ばし、グイグイと歩む姿。

何処に向かって足を勧めているのかわからないが、

初老の男が、まるで、再生したかのように、

グイグイと歩き続ける、カメラはアップのままである。

 なぜかしら、勇気をもらった気分になる。

名シーンである。


映画のなかで、もうひとつ嬉しかったこと。


平戸・薄香の濱崎食堂で夜に、健さんと

冷酒を飲む、女将役の余 貴美子さんが、

健さんとの会話のなかで、

初めて、「松浦(まつら)の出身だから」とのセリフ

我が故郷「松浦」が映画「あなたへ」のなかで、初めて

発せられたシーンは、思わず、ニヤリとした次第。


(クリックで拡大)

写真撮影は、息子撮影(撮影場所は平戸)




にほんブログ村 デザインブログ グラフィックアートへにほんブログ村
人気ブログランキングへ
バナー毎のクリック支援、お願いします。









映画「あなたへ」と平戸

2012年08月18日 09時55分28秒 | 映画
まもなく公開される

高倉健主演の映画「あなたへ」。

人生の光と影を描く、感動の名篇となるであろうとの前評判。

8月25日公開が楽しみである。

旅は、富山から南下し北九州へと入り

長崎県平戸市の漁港・薄香にたどりつく。

九州が生んだ最も好きな、そして、偉大なる俳優と

ふるさと長崎・県北に位置する平戸の風景の数々が

コラボレーションして生み出す映像。

公開待ち遠しい映画である「あなたへ」


下の写真は、映画には直接、関係しないが、

「平戸大橋」。



(クリックで拡大)
撮影:2012年8月2日 息子 ユウキ



映画「あなたへ」公式サイト

また、サイトでは

「あなたへ」贈る“感謝の手紙”キャンペーンとして

 皆様からの“感謝の手紙”ご紹介

これも、愛あふれる手紙の数々であり、

感動への序曲が既に、始まっている。






にほんブログ村 デザインブログ グラフィックアートへにほんブログ村
人気ブログランキングへ
バナー毎のクリック支援、お願いします。







第84回アカデミー賞 2012 作品賞は「アーティスト」

2012年02月28日 05時08分48秒 | 映画
作品賞
『アーティスト』


監督賞
ミシェル・アザナヴィシウス 『アーティスト』

主演女優賞
ミシェル・ウィリアムズ 『マリリン 7日間の恋』

主演男優賞
ジャン・デュジャルダン 『アーティスト』

助演女優賞
シェイリーン・ウッドリー 『ファミリー・ツリー』

助演男優賞
クリストファー・プラマー 『人生はビギナーズ』

脚本賞
アレキサンダー・ペイン 『ファミリー・ツリー』

と発表された。



作品賞の「アーティスト」の解説は、
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD20645/story.html
より転載

1927年、ハリウッド。映画界屈指の大スター、ジョージ・バレンティンは、

新人女優ペピーを見初め、人気女優へと導いていく。

強く惹かれ合う二人。

しかし、折しも映画産業はサイレントからトーキーへの移行期。

サイレントに固執するジョージが没落していく一方で、

ペピーはスターの座を駆け上がって行くこととなり……。

最新の映像技術が追い求められる現代において、監督ミシェル・アザナヴィシウスは、

スクリーンに<映画の歓び>、すなわち<人生の歓び>を極めてシンプルに映し出した。

本作では、CGや合成技術はおろか、色やセリフまでもが姿を消してしまっている。

しかし、俳優の眉の動きが伝えるニヒルさ、視線で語る恋心、

そして背中で魅せる哀愁など、私たちが頭ではなく心で感じ取ることのできる

感情のエッセンスが溢れており、それが故に、本作は甘美でこの上なく美しい。

古き良きハリウッドの黄金時代を舞台に、白黒&サイレントという手法で描き上げる、

極上のラブストーリー。(作品資料より)

--------------


アーティスト - goo 映画
アーティスト - goo 映画




にほんブログ村 デザインブログ グラフィックアートへにほんブログ村
人気ブログランキングへ
バナー毎のクリック支援、お願いします。



プロフェッショナルな現場 俳優 渡辺謙と江口洋介の場合

2012年02月04日 09時00分19秒 | 映画
江口洋介、渡辺謙が作り上げたプロフェッショナルな現場に心を動かされたことを明かす

http://movie.goo.ne.jp/contents/news/NFCN0039003/index.html

2012年2月2日(木) 8:06 シネマトゥデイ

★ここから全文転載★

映画『はやぶさ 遥かなる帰還』でプロジェクトマネージャーを務め、

主人公で小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトマネージャー

山口駿一郎教授を演じた渡辺謙と、イオンエンジン担当・藤中仁志教授を

演じた江口洋介が、情熱あふれる撮影現場の裏側を明かした。

60億キロの宇宙航海を経て、小惑星「イトカワ」の微粒子を地球に持ち帰る

歴史的偉業を成し遂げた探査機「はやぶさ」。

プロジェクトにかかわった人々の情熱はとても熱い。

 「JAXAの方々の人間関係や、管制室での空気感は、撮影に入る前にできて

いなければならないと思いました」。

そう語る渡辺は、

「全員が本当に気持ちよく最大限の力を出せるような現場にしたい」

と本読み段階から、キャストたち全員と積極的にコミュニケーションを図り、

現場の士気を高めていくことに専念したという。

渡辺の熱意は、撮影前からキャストたちに伝わり、撮影が始まったときにはもう、

現場に「はやぶさ」チームの一体感が生まれていた。

 だが、撮影を振り返った渡辺は、「取り立てて、何かをしたわけではないんですよ」

と笑う。

「撮影の合間、キャストたちは控え室に戻らなかった。どんなに長い撮影でも、

控え室に戻るのはごはんのときくらい。

そのことで管制室や運用室での連帯感がキープできた。

それはとても大きかったと思います」。

 これまで数多くの現場を経験してきた江口は、「主演の渡辺さんが、

キャスト、スタッフ問わず、積極的にコミュニケーションを取ってくれたからこそ、

そんな撮影現場の雰囲気がつくれたのだと思います」。

江口は渡辺の姿に、「できるだけサポートしたい」と心から思ったことを明かしている。

 さらに、「渡辺さんの演じた山口教授のモデルとなったJAXAの川口淳一郎教授は、

はやぶさプロジェクトのリーダー。

プロジェクトチームを率いた川口教授と、現場での渡辺さんはシンクロしていたと思います」

と語る江口。

渡辺というリーダーに率いられたキャストたちが、才能のすべてを出し切って完成させた

映画『はやぶさ 遥かなる帰還』。

そこに描かれる日本の研究者たちのあきらめない姿は、人々の明日への勇気となることだろう。

(編集部:森田真帆)

☆転載ここまで☆

関連情報


はやぶさ 遥かなる帰還 - goo 映画はやぶさ 遥かなる帰還 - goo 映画



映画『はやぶさ 遥かなる帰還』オフィシャルサイト

http://www.hayabusa2012.jp/index.html

映画のキャスト・スタッフ
キャスト     (役名)
渡辺謙      (山口駿一郎)
江口洋介     (藤中仁志)
夏川結衣     (井上真理)
小澤征悦     (鎌田悦也)
中村ゆり     (松本夏子)
吉岡秀隆     (森内安夫)
石橋蓮司     (大下治夫)
藤竜也      (丸川靖信)
山崎努      (東出博)
嶋田久作
近藤芳正
蟹江一平
笠兼三
橋本一郎
宮下裕治
増田修一朗
永倉大輔
長嶋一茂
モロ師岡
ピエール瀧

スタッフ
監督  瀧本智行
脚本  西岡琢也
原作  山根一眞
企画  坂上順      
   大澤善雄
製作  岡田裕介
    加藤進
    早河洋
撮影   阪本善尚
音楽   辻井伸行


●●●●●●●

 今日、我が国の会社組織で

「プロフェショナルな現場」として、

漂う閉塞感のなかで、生き生きと躍動している

現場はすくなってきているのではないかと

感じる「松浦からFUKUOKA」です。


故に、是非とも見てみたい映画であるし、

この現状・空気のなかで

もがきつつある人々たちにも進めたい映画でもある。

映画『はやぶさ 遥かなる帰還』。



にほんブログ村 デザインブログ グラフィックアートへにほんブログ村
人気ブログランキングへ
バナー毎のクリック支援、お願いします。













高倉健さん 震災への思い

2012年01月14日 10時05分38秒 | 映画
昨年末、新聞に表記の記事が掲載され、胸を打たれた。

そこで、Web版を探していたが、ヒットしたので、

全文掲載します。

-------------------------------

MSN産経ニュース

「やらないと火花は出ない」高倉健さん、被災地思い銀幕へ
2011.12.31 15:11
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/111231/ent11123115160007-n1.htm

日本を代表する俳優の高倉健さん(80)が2012(平成24)年、6年ぶりに映画の

スクリーンに戻ってくる。

震災を経て「自分の持ち時間」を意識した。

「僕にできるのは、映画で何かを感じていただくことです」。

新たな年に向け、映画に懸ける思いを語った。




台本に貼った「宝物」


新作映画の撮影中、いつも持ち歩いていた台本に、1枚の写真を貼り付けている。

震災の残骸の中、唇をかみしめて歩く少年。新聞から切り抜いた。

「宝物です」。

被災地を思う高倉さんは「人生は切ない。

切ないからこそ、何かに『うわっ』と感じる瞬間がある」と語る。

 主演作「あなたへ」(来年8月公開)は今年9月から11月にかけて、

富山県から長崎県まで移動しながら撮影された。

 06年公開の中国映画「単騎、千里を走る。」に出演した後、

「俳優の仕事とは何なのかと、答えのないことを考えていた」。

だが、震災を目の当たりにして、自らの残された時間を見つめた。

「いつまでも生きているわけじゃない。

あれは嫌、これは嫌と言っているわけにはいかない。

やらないと火花は出ない」

 「あなたへ」は、妻の遺言に従って故郷の海へ散骨しようと旅に出る男の物語。

男は、旅先で出会った人たちの思いをつなぐ役回りを担う。


不屈の魂が美しい

旅の目的地、長崎県平戸市。「久しぶりにきれいな海を見た」。

大滝秀治さん(86)が演じた漁師のせりふを聞いたとき、思わず涙がこぼれた。

 その一言に映画のテーマが凝縮されていると感じた。

命を奪う海の怖さやキリシタン弾圧。

土地の悲しい歴史に思いをはせた。

「ここは美しい場所じゃない、自分たちは苦しいところで

生きているという物語です。

せりふを言うべき人が言えば納得させられる。

俳優とはそういう職業。誇っていい仕事だと思った」

 大滝さんはかつて、演劇界の先輩から「人に不快感を与える声」と言われたが、

精進を重ねてきた。

「その不屈の魂が美しい。

おれも一生懸命やればできるかもしれないと思えた」と高倉さん。

 ハリウッドや中国などから毎年出演依頼があるが、経験したことのない道をあえて目指す。

「一度もやったことのないフランスの監督とぜひ仕事をしたい」

 80歳とは思えぬほど若々しい理由は「体」と「感じる心」。歩数計を身につけ、

就寝中もマウスピースをかんで老いを防ぐ。

感じる心については、「企業秘密」と笑いながら、

台本に貼った写真を見せた。毎朝、少年の姿を見ると「ギュッと気合が入る」という。

 「被災地には行きにくい。行ってはいないけど、ずっと思っています」と静かに語った。

-------------------------------

高倉健さんが持ち歩いていた写真。
2011年3月14日に宮城県気仙沼市で撮影された、震災の残骸の中で水を運ぶ少年

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/photos/111231/ent11123115160007-p3.htm

-------------------------------



高倉健さんの震災への思い、映画にたいする姿勢は、本当に頭が下がる。

また、残骸の中で唇かみしめ、生命である水を運び、足元の先をみつめる進む少年。

その姿は、まさに、「生きる」だ。

私自身も、大切にしたい写真となった。




にほんブログ村 デザインブログ グラフィックアートへ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
バナー毎のクリック支援、お願いします。


東映映画「孤高のメス」を魅入る

2011年09月20日 07時17分43秒 | 映画
18日の夜

東映「孤高のメス」がテレビで朝日放送から放映された。

是非、観たかった作品であったので、いつも観る「トンイ(同依)」は録画。

 やっぱし、良かった、最高な作品であった。

孤高のメス

劇場公開日 2010年6月5日

配給: 東映
上映時間: 126分

オフィシャルサイトは→こちら
キャスト

キャスト: 堤真一、夏川結衣、吉沢悠、中越典子、矢島健一、

徳井優、本田大輔、安藤玉恵、成宮寛貴、平田満、松重豊、余貴美子、

生瀬勝久、柄本明

スタッフ

監督: 成島出

製作: 中曽根千治、平城隆司

企画: 遠藤茂行、梅澤道行

プロデューサー: 天野和人、八木征志

原作: 大鐘稔彦

脚本: 加藤正人

撮影: 藤澤順一

美術: 和田洋

編集: 大畑英亮

音楽: 安川午朗




(写真は映画とは関係なく、勉強中の私のHDR画像作品)


そして、手術のシーンなど、リアルな映像などが

映し出された時は、

私の手術の時も、このような場面だったのかと

ふと、イメージした。

映画「孤高のメス」の

監督、成島 出 氏は、年末に東映映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六

を12月/23日全国ロードショーとして送り出す。

これまた、大いに期待できる作品である。

 18日の「孤高のメス」のテレビ放映では、残念ながら、

馬場俊英が歌う映画のイメージソング「待ち合わせ」

が、エンディングで聞けなかった、放映時間の関係だろうが

実に残念であった。




にほんブログ村 デザインブログ グラフィックアートへにほんブログ村
人気ブログランキングへ
バナー毎のクリック支援、お願いします。




映画「不毛地帯」 壱岐正と仲代達矢

2010年12月13日 07時30分53秒 | 映画
1976年に上映された映画「不毛地帯」

をBSで観る。

ご存知、原作 山崎豊子、監督 山本薩夫

上映時間は181分の長編である。

「二次防の主力戦闘機選定をめぐり暗躍する商社とそれらと

癒着する政財界の暗部を描いた」社会派ドラマである。

主人公壱岐正は、元軍人でシベリア抑留の経験で、

商社の嘱託という肩書きで、映画は進んでいく。

やはり、名作である。

展開にあたっては、思わず、引き込まれていく。

観終わった時は、

暖かいものは無く、1970年代と2010年との政財界の比較

だけが残った。




(2010年12月の冬の陽射し)

それにしても、映画の大作には欠かせない存在である。

仲代達矢の演技、やはり、上手い。

とりわけ、眼に間をもたせた、彼独特の演技である、眼での演技。

怒り、悲しむ、喜ぶ、寡黙、

これらを眼で演じきる表現力は、彼唯一のものであり、

天性的と言わざるをえないであろう。

しかし、既に惜しくも亡くなられた俳優さんも多い

作品であるが、やはり、皆さん。

上手い。

プロの役者さん達である。

出演:

仲代達矢
丹波哲郎
山形勲
神山繁
仲谷昇
滝田裕介
山口崇
石浜朗
日下武史
山本圭
北大路欣也
田宮二郎
大滝秀治
内田朝雄
小沢栄太郎
小松方正
加藤嘉
井川比佐志
永井智雄
高橋悦史
八千草薫
藤村志保
秋吉久美子


にほんブログ村 デザインブログ グラフィックアートへにほんブログ村
人気ブログランキングへ
バナー毎のクリック支援、お願いします。



福山雅治さん、次は明治天皇を!

2010年12月08日 07時25分15秒 | 映画
龍馬伝で一躍、

日本の俳優となった、福山雅治さん、

2010年龍馬伝に始まり、終わろうとしている

12月初期、

経済効果も、長崎、土佐、そして、東京でも

効果大の時であった。

閉塞感溢れる時代のなかにあって

2010年を一気にかけぬけた、

若き志士(獅子)坂本龍馬(福山雅治)



創られてきた

数々のドラマ・映画のなかで、より近い坂本龍馬を

演じたのは、福山雅治さんと思うが、

みなさんはどうか?


それがゆえに

役者として、望むのは

幕末を疾走したした人間が

船ではでなく、もっと政治の世界に入る役。

それは、「明治天皇」の役、


奇麗な顔に、髭を託した

坂本龍馬が

明治天皇となる。

ドラマ・映画

観たいと思うのは

私だけなのか?





やっぱし、九州人(長崎人)

は、未知数もったよか人とおもうが。





にほんブログ村 デザインブログ グラフィックアートへにほんブログ村
人気ブログランキングへ
バナー毎のクリック支援、お願いします。









真知子岩と映画「君の名は」

2010年11月28日 09時32分49秒 | 映画
先日の同期会場所、雲仙

地獄の硫黄の匂い、紅葉の色とを

ミックスさせた合成写真作品


(クリックで拡大)

□映画「君の名は」のロケ地と有名となった

真知子岩


(クリックで拡大)

岩碑には

忘却とは忘れ去ることなり、忘れ得ずして忘却を誓う悲しさよ
原作者菊田一夫氏の有名な言葉が刻まれています。

映画「君の名は」
製作 : 1953年 国 : 日本 配給 : 松竹

キャスト(役名)
岸惠子 (氏家真知子)
市川小太夫 (叔父勘次)
望月優子 (妻信枝)
佐田啓二 (後宮春樹)
月丘夢路 (姉悠起枝)

監督
大庭秀雄
原作
菊田一夫





にほんブログ村 デザインブログ グラフィックアートへにほんブログ村
人気ブログランキングへ
バナー毎のクリック支援、お願いします。

映画「2012」ローランド・エメリッヒ

2010年11月02日 07時37分08秒 | 映画
マヤ文明が予言した終末を描く

ディザスターパニック映画

2009年に上映された映画である。




2012年地球滅亡説を題材に、大災害によって滅び行く地球と

愛する家族を守ろうとする奔走する男の闘いを映し出す。

映画。

2009年大ヒットした映画である。

もちろんCGの映像は圧巻である。

一年ぶりに観る映像であるが、

本日は、映画のカットシーンで

心に残るセリフを紹介する。


●我々の魂である文化は、簡単には死なない

●私たちは、みんな地球の子供よ


●文明とは団結しよりよい社会を創るものです




にほんブログ村 デザインブログ グラフィックアートへにほんブログ村
人気ブログランキングへ
バナー毎のクリック支援、お願いします。

映画「野火」

2010年09月25日 07時28分40秒 | 映画
映画「野火」

BSのWOWOWで放映・録画していたものだ。

原題 : Fires of the Plain
製作年 : 1959年
製作国 : 日本
配給 : 大映
船越英二 フナコシエイジ (田村)
ミッキー・カーチス (兵隊)
月田昌也 ツキタマサヤ (兵隊)
杉田康 スギタコウ (兵隊)
浜口喜博 ハマグチヨシヒロ

大岡昇平の原作で、市川崑が監督したもので、

太平洋戦争で、レイテ島を舞台に飢餓に追いつめられた日本兵隊を

描いたものである。

同胞である日本の敗走兵を、

サル」と称し、獲物とし、殺害し、その人肉をミッキー・カーチスが

喰らいつく。


ただ、それだけが、印象に残る

映画であった。





にほんブログ村 デザインブログ グラフィックアートへ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
バナー毎のクリック支援、お願いします。