松浦からFUKUOKAへ

流れに抗してを経て そして今

☆松瀬 徹のオフィシャルブログ☆

東京から人が消える?!

2012年01月31日 08時36分31秒 | 反原発
西日本新聞の1月30日朝刊で

福島原発事故 最悪シナリオ

公開したら東京から人が消える の記事

早速、ネットで検索

下記のような、記事があった

ここから、すべて、ネット上からの転載

----------------------------

東京新聞
福島事故直後に「最悪シナリオ」 半径170キロ強制移住
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2012011202100005.html

福島第一原発の事故当初、新たな水素爆発が起きるなど事故が次々に拡大すれば、

原発から半径百七十キロ圏は強制移住を迫られる可能性があるとの

「最悪シナリオ」を、政府がまとめていたことが分かった。

首都圏では、茨城、栃木、群馬各県が含まれる。

 菅直人首相(当時)の指示を受け、近藤駿介・原子力委員長が個人的に作成した。

昨年三月二十五日に政府は提出を受けたが、公表していなかった。


 シナリオでは、1号機で二回目の水素爆発が起きて放射線量が上昇し、

作業員が全面撤退せざるを得なくなると仮定。

注水作業が止まると2、3号機の炉心の温度が上がって格納容器が壊れ、

二週間後には4号機の使用済み核燃料プールの核燃料が溶け、

大量の放射性物質が放出されると推定した。

 放射性物質で汚染される範囲は、旧ソ連チェルノブイリ原発事故の際

に適用された移住基準をあてはめると、

原発から半径百七十キロ圏では強制移住、二百五十キロ圏でも避難が

必要になる可能性があると試算した。

 事故の拡大を防ぐ最終手段にも言及、「スラリー」と呼ばれる砂と水を

混ぜた泥で炉心を冷却する方法が有効とした。

スラリーの製造装置と配管は、工程表にも取り入れられ、実際に福島第一に配備されている。

 政府関係者は「起こる可能性が低いことをあえて仮定して作ったもので、

過度な心配をさせる恐れがあり公表を控えた」と説明。

近藤委員長は「当時、4号機のプールは耐震性に不安があり、そこにある大量の核燃料が

溶けたらどうなるか把握しておきたかった」と話している。

-------------------
毎日JP
福島第1原発:最悪シナリオ封印 菅政権、なかったことに
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120122k0000m010073000c.htm

東京電力福島第1原発事故で作業員全員が退避せざるを得なくなった場合、

放射性物質の断続的な大量放出が約1年続くとする「最悪シナリオ」を

記した文書が昨年3月下旬、当時の菅直人首相ら一握りの政権幹部に

首相執務室で示された後、「なかったこと」として封印され、

昨年末まで公文書として扱われていなかったことが21日分かった。

複数の政府関係者が明らかにした。

 民間の立場で事故を調べている福島原発事故独立検証委員会

(委員長・北沢宏一前科学技術振興機構理事長)も、菅氏や当時の首相補佐官だった

細野豪志原発事故担当相らの聞き取りを進め経緯を究明。(共同)

毎日新聞 2012年1月21日 21時07分(最終更新 1月22日 9時53分)

-----------------------

live doorニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/6222896/
原発事故 最悪シナリオ封印していた

<被曝児童の医療費無料化も反故>

 この政権は、福島県民にどれだけ煮え湯を飲ませれば気が済むのか。

 今月8日、県内の18歳以下の子供の医療費無料化について

「政府内でしっかり検討していきたい」

と力説していた野田首相が、あっさり無料化を諦めた。

反故(ほご)にした理由は、財源不足に加えて、県外の住民との

「公平性に欠く」から。

政府内では「風邪など直接関係ない病気まで負担するのは難しい」

との声が大勢を占めているというのだが、冗談じゃない。

 環境ジャーナリストの天笠啓祐氏が言う。

「そもそも福島の子供たちは放射線障害にかかるリスクが高い。

放射線障害とは、遺伝子が傷ついて起きる病気で、確認されているだけでも

症例は1万種類を超えます。

チェルノブイリ事故後、とくに多かったのが感染症で、風邪をひきやすくなったり、

いろんな病気にかかりやすくなるのです。

他県と比べて“不公平”な環境に置かれている福島の子供は、

逆に差をつけてケアしてあげなければならないくらいです。

政府の方針は非人間的すぎます」

 見殺しにされているのは児童たちだけではない。国民見殺しの最たるものが、ここにきて発覚した」、
原発事故の「最悪シナリオ」の隠蔽だ。

「原子力委員長が昨年3月25日に作成したシミュレーションで、

1号機で2回目の水素爆発が起こって作業員が総撤退した場合、

注水ストップによる玉突きで、2、3号機の炉心温度が上昇して格納容器が破損、

4号機プールの使用済み核燃料は溶融すると想定していました。

結果、大量の放射性物質が約1年放出され、半径170キロ圏は強制移住、

東京を含む250キロ圏も

避難が必要になる可能性があるというシナリオです。

その衝撃的な内容に、

当時の菅政権は『なかったこと』にして封印。

野田政権に移行後も、昨年末まで公文書として扱われていなかったのです」
(政府関係者)

 国民には一切の情報を伏せた一方で、米軍には事故の直後から放射能の

拡散予測を提供していた。

一体、どの国の政府なのか。

この冷酷政権が続く限り、国民は命がいくつあっても足りない。

(日刊ゲンダイ2012年1月23日掲載)

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シリーズ原発危機

知られざる放射能汚染

~海からの緊急報告~

http://www.nhk.or.jp/special/onair/120115.html

2012年1月15日(日) 午後9時00分~9時49分
総合テレビ

ご覧ように、1/15にテレビ放映されたものだ。

内容は、

上記のNHKサイトから転載

☆☆

『東京電力・福島第一原発の事故によって、大気中に、そして海に放出された大量の放射性物質。

事故から10か月、放射能汚染はどこまで広がり、その影響はいつまで続くのか。

その実態を明らかにするひとつの鍵が「水」という存在だ。

今回、NHKでは、専門家チームとともに初めて、

原発から20㎞圏内の海の本格的な汚染調査を実施。

同時に、陸においては、山間部の湖から河川もふくめた広範囲の調査も行った。

そこからは、次々と新たな放射能汚染の実態が浮かび上がってきた。

予想もしない場所で発見されたホットスポット。

山奥の湖で、人知れず進行していたワカサギやイワナなど淡水魚の汚染。

いずれも放出された放射性セシウムが、「水」を媒介にして意外な影響を

もたらしている現実だ。

こうした結果は、これまで事故以来、様々な調査にもとづいて作られてきた

日本列島の「放射能汚染地図」を改めて書き換える必要があることを意味している。

放射性物質はいかなるメカニズムによって運ばれ、魚介類に濃縮され、

私たちの暮らしを脅かしていくのか、その知られざる実態に迫る。』

☆☆

転載文はここまで


もし、見てない人がいたら、

早めに、このサイトから
http://www.dailymotion.com/video/xnq56z_20120115-yyyyyyyyyy-yyyyyyyy_news

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本日も、酷評するの? 兵庫知事さん。

2012年01月29日 11時13分42秒 | 文化・芸術
先日の投稿記事

1/15 大河歴史ドラマ「平清盛」酷評知事に批判殺到!

の続編というか、

情けないことだが、

まだ、この酷評知事は、反省すらなく、大河放送の度に、批判を繰り返している

全く、呆れ果てる次第。

毎日JPから転載すると。

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兵庫知事:また大河ドラマ批判…「瀬戸内海の青出てない」
2012年1月23日 18時42分 更新:1月23日 19時15分

http://mainichi.jp/select/today/news/20120124k0000m040014000c.html
神戸市も舞台となるNHK大河ドラマ「平清盛」を「画面が汚い」
と酷評した兵庫県の井戸敏三知事は23日の記者会見で、
「特に瀬戸内海に船が浮かんでいる場面で、真っ青な海の色が出てこないようでは
瀬戸内海と言えるのか、という話になりかねない。
瀬戸内海の自然をきちっと映し出してほしい」と新たな注文を出した。
井戸知事の「清盛」に関する発言は3度目。

 井戸知事の発言を巡っては、今月18日に番組のチーフプロデューサーら
NHK側が演出方法を変更しない方針を表明。これに対し、井戸知事は
「今の段階で変えると言えば(NHK側の)全面敗北になるので変えないのだろう」
と指摘。「世論が(画面を)『どうかな』と言うようになれば見直さざるを得なくなるので、
そういう動きになることを期待している」と述べた。

 神戸市内には21日、「清盛」をテーマにした展示施設がオープン。
「平清盛の出自や成長過程を大胆に脚本化し、ドラマ化しているので今後、
大変関心を呼んでいくのでは」と、こちらには期待を込めた。【石川貴教】

----------------

一方、NHK側は18日の定例記者会見で

「平安時代をよりリアルに映像体験できるように努めている」と説明した。

としているが、説明だけで、

しっかりと反論はしていない。

 このような、暴論等、無視していいものを創ることだとの意見も

あるだろうが、

私としては、映像を愛し、コンテンツの力を信じる者としては、

見逃すことは、出来ないのである。

 話は変わるが、今日、29日、「平清盛」の4回目の放送日である

また、あの人は、記者会見して、酷評を続けるのだろうか?

関連記事として 続く



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俳優:渡辺 謙氏の魂のスピーチ

2012年01月28日 08時45分11秒 | 反原発
渡辺謙さん、ダボス会議でスピーチ 原子力からの転換訴える
(東京新聞)からの転載。
2012年1月26日
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/news/davos.html


スイスで25日に開会した世界経済フォーラム年次総会「ダボス会議」で、

俳優の渡辺謙さんがスピーチに立ち、各国から寄せられた東日本大震災の

被災地支援への深い感謝と立ち上がる決意を語るとともに、

原子力から再生エネルギーへの転換を訴えた。

渡辺さんは、震災発生直後から、インターネットにメッセージなどで

被災者を応援するサイト「kizuna311」を立ち上げ、現地を幾度も訪れるなど、

支援活動を積極的に続けている。

スピーチ全文
------------

 初めまして、俳優をしております渡辺謙と申します。

 まず、昨年の大震災の折に、多くのサポート、メッセージをいただいたこと、

本当にありがとうございます。

皆さんからの力を私たちの勇気に変えて前に進んで行こうと思っています。

 私はさまざまな作品の「役」を通して、これまでいろんな時代を生きて来ました。

日本の1000年前の貴族、500年前の武将、そして数々の侍たち。

さらには近代の軍人や一般の町人たちも。

その時代にはその時代の価値観があり、人々の生き方も変化してきました。

役を作るために日本の歴史を学ぶことで、さまざまなことを知りました。

ただ、時にはインカ帝国の最後の皇帝アタワルパと言う役もありましたが…。

 その中で、私がもっとも好きな時代が明治です。

19世紀末の日本。そう、映画「ラストサムライ」の時代です。

260年という長きにわたって国を閉じ、外国との接触を避けて来た日本が、

国を開いたころの話です。

そのころの日本は貧しかった。

封建主義が人々を支配し、民主主義などというものは皆目存在しませんでした。

人々は圧政や貧困に苦しみ生きていた。私は教科書でそう教わりました。

 しかし、当時日本を訪れた外国の宣教師たちが書いた文章にはこう書いてあります。

人々はすべからく貧しく、汚れた着物を着、家もみすぼらしい。

しかし皆笑顔が絶えず、子供は楽しく走り回り、

老人は皆に見守られながら暮らしている。

世界中でこんなに幸福に満ちあふれた国は見たことがないと。

 それから日本にはさまざまなことが起こりました。長い戦争の果てに、

荒れ果てた焦土から新しい日本を築く時代に移りました。

 私は「戦後はもう終わった」と叫ばれていたころ、

1959年に農村で、教師の次男坊として産まれました。

まだ蒸気機関車が走り、学校の後は山や川で遊ぶ暮らしでした。

冬は雪に閉じ込められ、決して豊かな暮らしではなかった気がします。

しかし私が俳優と言う仕事を始めたころから、今までの三十年あまり、社会は激変しました。

携帯電話、インターネット、本当に子供のころのSF小説のような暮らしが

当たり前のようにできるようになりました。

物質的な豊かさは飽和状態になって来ました。

文明は僕たちの想像をも超えてしまったのです。

そして映画は飛び出すようにもなってしまったのです。


 そんな時代に、私たちは大地震を経験したのです。

それまで美しく多くの幸を恵んでくれた海は、多くの命を飲み込み、

生活のすべてを流し去ってしまいました。

電気は途絶え、携帯電話やインターネットもつながらず、人は行き場を失いました。

そこに何が残っていたか。

何も持たない人間でした。

しかし人が人を救い、支え、寄り添う行為がありました。

それはどんな世代や職業や地位の違いも必要なかったのです。

それは私たちが持っていた「絆」という文化だったのです。

 「絆」、漢字では半分の糸と書きます。半分の糸がどこかの誰か

とつながっているという意味です。

困っている人がいれば助ける。

おなかがすいている人がいれば分け合う。

人として当たり前の行為です。

そこにはそれまでの歴史や国境すら存在しませんでした。

多くの外国から支援者がやって来てくれました。

絆は世界ともつながっていたのです。

人と人が運命的で強く、でもさりげなくつながって行く「絆」は、

すべてが流されてしまった荒野に残された光だったのです。

 いま日本は、少しずつ震災や津波の傷を癒やし、

その「絆」を頼りに前進しようともがいています。

 国は栄えて行くべきだ、経済や文明は発展していくべきだ、

人は進化して行くべきだ。

私たちはそうして前へ前へ進み、上を見上げて来ました。

しかし度を超えた成長は無理を呼びます。

日本には「足るを知る」という言葉があります。

自分に必要な物を知っていると言う意味です。

人間が一人生きて行く為の物質はそんなに多くないはずです。

こんなに電気に頼らなくても人間は生きて行けるはずです。

「原子力」という、人間が最後までコントロールできない物質に

頼って生きて行く恐怖を味わった今、再生エネルギーに大きく舵を取らなければ、

子供たちに未来を手渡すことはかなわないと感じています。

 私たちはもっとシンプルでつつましい、新しい「幸福」というものを創造する力

があると信じています。

がれきの荒野を見た私たちだからこそ、

今までと違う「新しい日本」を作りたいと切に願っているのです。

今あるものを捨て、今までやって来たことを変えるのは大きな痛みと勇気が必要です。

しかし、今やらなければ未来は見えて来ません。

心から笑いながら、支え合いながら生きて行く日本を、

皆さまにお見せできるよう努力しようと思っています。

そしてこの「絆」を世界の皆さまともつないで行きたいと思っています。


---------------
ここまで



投稿記事には、直接関係ないが、
先日、投稿した私の創作品、「知足の心」
(クリック拡大)




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元寇船発見の海底、国史跡に指定を諮問 文化庁

2012年01月24日 07時47分23秒 | 松浦
元寇船発見の海底、国史跡に指定を諮問 文化庁

asahi.com
http://www.asahi.com/culture/update/0120/TKY201201200470.html?ref=rss
(全文転載)
13世紀の元寇(げんこう)で沈んだ元の軍船とみられる船体が発見された

長崎県松浦市鷹島沖の海底(約38万4千平方メートル)について、

文化庁が、文化財保護法に基づく国史跡指定を文化審議会文化財分科会に

諮問したことが20日、わかった。

諮問は同日付で、早ければ2月に答申が出る見込み。諮問通り、

指定の答申が出される可能性は高く、指定が決まれば海底遺跡として初めての国史跡になる。

 鷹島沖海域では昨年10月、琉球大の調査チームが元の軍船とみられる船体

を発見したと発表し、話題を呼んだ。

発見された船体は、船底の背骨に当たる木材の竜骨(キール)が確認されるなど、

構造がはっきり分かる状態だった。

 元寇は、鎌倉時代、中国を支配していたモンゴル(元)軍による日本侵攻。

北部九州が主戦場だった

---------------転載はここまで

 また、このことに関して、NHKのクローズアップ現代は、

昨年放映し、いまも、Webサイトには、こう記述されている。

2011年12月 8日(木) 放送
海底で発見!幻の軍船
 ~730年前 元寇の謎~

クローズアップ現代
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3132&html=2
転載文

今年10月、長崎県鷹島沖の海底から日本の水中考古学史上、最大の発見があった。

鎌倉時代、2度にわたって日本を襲ったモンゴル帝国軍の船、

“元寇船”が、原型をとどめた状態で初めて発掘されたのだ。

歴史の授業でもおなじみの元寇。

しかしその実態は謎に包まれ、強大な元軍になぜ勝てたのか?実はよく分かっていない。

その解明に繋がる今回の成果は、琉球大学の池田栄史教授が率いる研究チームが、

5年の歳月と試行錯誤の末、厚さ1メートル近い砂泥の中から見つけ出した。

“元寇船”はどのように発見され、何が明らかになるのか?730年前の元寇の謎に迫る。

-------
番組内容のテキスト


ことし10月長崎沖の海底で、日本の考古学の歴史を塗り替える大発見がありました。

730年前日本を襲ったモンゴル帝国の船が、ほぼ原形をとどめた形で見つかったのです。

「あった!っていう単純なもう、ひと言で言うとそうです。

船だぜ!」

鎌倉時代、モンゴル帝国が2度にわたって日本に襲来した元寇。

日本を国家存亡の危機に陥れた事件ですが、その詳しい実態は分かっていません。

10万人を超える大軍団はどんな兵士で構成されていたのか。

4000隻を超える船はどんな姿をし、どこで造られたのか。

今回の発見で、元寇が実際にどのようなものだったのか明らかになるのではと期待されています。

長い眠りから目覚めたモンゴル帝国の軍船。

今夜はその謎に迫ります。

-----------紹介は、ここで終わるが、是非とも、

クローズアップ現代のサイトで、読んでもらいたいものだ。

クローズアップ現代
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3132&html=2


------------------------
ここが、戦場の海である。

2011年、撮影。

















そして、

まつら党の兜





しかし、この鷹島の30キロ沖合にある半島には、あの玄海町の

玄海原発があるのである。


 一度許した、玄海原発。

 しかし、二度と許してはいけない、原発再稼働。

ふるさとの海を護るということは、

歴史の大輪を、強く、清らかに、アジアの防人たちの歴史を

しっかり学ぶことに通じる道でもあるわけだ。

かって、「反帝連帯・平和・友情」という

スローガンがあった。


いま、求められているスローガン

それは、 「反原発、アジアの友との連帯・平和・絆」



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「寒山院智心幸全居士」の一周忌、終了す。

2012年01月22日 13時42分22秒 | 松浦
昨日、21日、無事、一周忌を終える。

遠路遥遥、また、多忙の中での皆様の

御出席での父への供養、本当に感謝する次第。

また、父への法事に初めて参加した

息子の嫁も、慣れないなか奮闘してくれた。

さぞかし、天の母も目を細めながら、その姿を

暖かく見守ってくれたと思う。

「おつかれさまでした」


★☆

下の写真は、

一周忌当日の松浦の寿昌寺の境内




背景の山は不老山。






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一周忌

2012年01月21日 07時31分10秒 | Family
本日21日、亡き父の一周忌のため、

今から、松浦へ向かう。

身体の調子は咳きの際の胸の痛みがあるが、

まあまあ、落ち着いてきた。

しかし、施主というのは、本当にプレッシャ―が

かかるものだ。

 しかし、今の若い人って、御斎(会食)の言葉、

意味を知らないんだな。

「標準語」?

ってさ。






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残念 同窓会参加出来ず!

2012年01月20日 07時48分12秒 | Impressions(雑感)
本日は、長崎平戸にて同窓会で一泊の予定であった。

次の日は、松浦で父の一周忌と続くので調整を

図っていたが、

この一週間の微熱・咳き・痰は

同窓会出席を拒んだ。

私自身も考えた。

久しぶりに会う旧友たちとは、

必ず盛り上げり、酒、煙草、・・・・

とあいなろう。

そして、小休止状態の症状が再び、

夜な夜な暴れ、明け方には必ず訪れる

太くて痛い大きな席の連続。

周囲の友に迷惑を掛けるのは明白である。


(下の絵は乗車予定の松浦線ークリック拡大)



そして、父なる山 松浦の不老山 クリック拡大




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風邪こじらせる。

2012年01月19日 12時19分04秒 | Impressions(雑感)
昨日から休んでいる。

そして、今日も休んだ。

先週からの熱、咳き、痰は、微熱になったものの

咳きと痰は執拗に続く。

昨日から煙草をやめて、我慢我慢。

咳きと同時に、肋骨あたりが痛い。

肺炎か、

妙に不安になってくる。

ついに、近くの病院に出向く。

家から1分もかからぬ病院である。

念のため、胸部のレントゲンを撮る

結果は、肺炎にはなっていないですね。

やっと落ち着いた。


病院嫌いの、還暦前の

やんちゃなひとりの男がそこにいた。



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是非、直接観て欲しい!ドキュメンタリー

2012年01月17日 07時32分04秒 | 反原発
昨晩のNHKのクローズアップ現代、

福島の高校生がドキュメント番組を制作した内容となっている

実にいい番組だった。


クローズアップ現代のWebサイトから転載
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3141

子どもが語る大震災(1)
 高校生が伝える福島


東日本大震災で被災した状況を自ら記録し続けている高校生たちがいる。

福島県立原町高校放送部の生徒たちだ。

原町高校は福島第一原発から30キロ圏内の南相馬市にあり、

震災直後から学校は閉鎖。

5月に2か所の「サテライト校」に分かれ授業は再開したが、

転校を余儀なくされた生徒も全校の半数に及ぶ。

放送部の2年生7人は震災と原発事故に翻弄される自分や家族の姿を記録。

ドキュメンタリー作品にまとめ、6月のNHK杯放送コンテストで発表した。

今も、刻々と変化する暮らしや学校生活を記録し続けている。

作品作りのために互いの本心をぶつけあい、困難を乗り越え、

心の成長も見せる生徒たち。

彼らの姿を通じて「見過ごされてきた等身大の被災地の姿」

「子供たち自身が記録し伝える意味」を探る。

------------ここまでが転載文

放送部員が使用しているのはHVR-Z1Jと思うが

良く出来ていると思う。

現代のサイトでは、
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3141

原町高校放送部のドキュメンタリーが2本見られる

「原発30km圏内からの報告」(約8分間)

「原町高校紹介2011」(約5分間)

是非・是非、観て欲しい そして 感じて欲しい

子供らの想いを!

映像は真実を伝えるのだから。


下の写真は、HVR-Z1Jでビデオを撮る私(2011年撮影)




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セヴァン・スズキのメッセージ

2012年01月16日 09時39分26秒 | 反原発
「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」が十四日から横浜市西区のパシフィコ横浜

14日で始まり、15日大成功裏に閉幕した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012011502000023.html

 やはり、大手メディアは、案の定大きく取り上げなかった。

やはり、メディアと報道が偏っての姿勢が伺える。



「徹龍」は、怒っている。


 
30ヵ国の子供たちも「脱原発」への意思を表し、進んでいる。


環境破壊への伝説的メッセージにいまこそ、学ぶべきと感じ、

全文掲載とする。


-------------------------------
1992年、12歳でカリス・スズキは、リオデジャネイロで開催された環境サミットに際し、

子どもの環境団体の代表として参加し、募金活動を行った。

そのメンバーと共に、-ミシェル・クイッグ、バネッサ・スッティ、

そしてモーガン・ガイスラーと共にセヴァンは、

会議で子どもの視点からの環境問題についての後に有名になった講演を行い、

満場総-立ちの喝采を博した。

--ここから、メッセージ-------------

こんにちは、セヴァン・スズキです。

エコを代表してお話しします。

エコというのは、子供環境運動(エンヴァイロンメンタル・チルドレンズ・

オーガニゼェーション)の略です。


カナダの12歳から13歳の子どもたちの集まりで、今の世界を変えるためにがんばっています。

あなたがた大人たちにも、ぜひ生き方をかえていただくようお願いするために、

自分たちで費用をためて、カナダからブラジルまで1万キロの旅をして来ました。

 今日の私の話には、ウラもオモテもありません。

なぜって、私が環境運動をしているのは、私自身の未来のため。自分の未来を失うことは、

選挙で負けたり、株で損したりするのとはわけがちがうんですから。

 私がここに立って話をしているのは、未来に生きる子どもたちのためです。

世界中の飢えに苦しむ子どもたちのためです。

そして、もう行くところもなく、死に絶えようとしている無数の動物たちのためです。

 太陽のもとにでるのが、私はこわい。

オゾン層に穴があいたから。呼吸をすることさえこわい。

空気にどんな毒が入っているかもしれないから。

父とよくバンクーバーで釣りをしたものです。

数年前に、体中ガンでおかされた魚に出会うまで。

そして今、動物や植物たちが毎日のように絶滅していくのを、私たちは耳にします。

それらは、もう永遠にもどってはこないんです。

 私の世代には、夢があります。

いつか野生の動物たちの群れや、たくさんの鳥や蝶が舞うジャングルを見ることです。

でも、私の子どもたちの世代は、もうそんな夢をもつこともできなくなるのではないか?

あなたがたは、私ぐらいのとしの時に、そんなことを心配したことがありますか。

 こんな大変なことが、ものすごいいきおいで起こっているのに、私たち人間ときたら、

まるでまだまだ余裕があるようなのんきな顔をしています。

まだ子どもの私には、この危機を救うのに何をしたらいいのかはっきりわかりません。

でも、あなたがた大人にも知ってほしいんです。

あなたがたもよい解決法なんてもっていないっていうことを。

オゾン層にあいた穴をどうやってふさぐのか、あなたは知らないでしょう。

死んだ川にどうやってサケを呼びもどすのか、あなたは知らないでしょう。

絶滅した動物をどうやって生きかえらせるのか、あなたは知らないでしょう。

そして、今や砂漠となってしまった場所にどうやって森をよみがえらせるのかあなたは

知らないでしょう。

 どうやって直すのかわからないものを、こわしつづけるのはもうやめてください。

 ここでは、あなたがたは政府とか企業とか団体とかの代表でしょう。

あるいは、報道関係者か政治家かもしれない。

でもほんとうは、あなたがたもだれかの母親であり、父親であり、姉妹であり、兄弟であり、

おばであり、おじなんです。

そしてあなたがたのだれもが、だれかの子どもなんです。

 私はまだ子どもですが、ここにいる私たちみんなが同じ大きな家族の一員であることを

知っています。

そうです50億以上の人間からなる大家族。

いいえ、実は3千万種類の生物からなる大家族です。

国境や各国の政府がどんなに私たちを分けへだてようとしても、

このことは変えようがありません。

私は子どもですが、みんながこの大家族の一員であり、ひとつの目標に向けて心をひとつに

して行動しなければならないことを知っています。

私は怒っています。

でも、自分を見失ってはいません。

私は恐い。

でも、自分の気持ちを世界中に伝えることを、私は恐れません。

 私の国でのむだ使いはたいへんなものです。

買っては捨て、また買っては捨てています。

それでも物を浪費しつづける北の国々は、南の国々と富を分かちあおうとはしません。

物がありあまっているのに、私たちは自分の富を、

そのほんの少しでも手ばなすのがこわいんです。

 カナダの私たちは十分な食物と水と住まいを持つめぐまれた生活をしています。

時計、自転車、コンピューター、テレビ、私たちの持っているものを数えあげたら

何日もかかることでしょう。

 2日前ここブラジルで、家のないストリートチルドレンと出会い、

私たちはショックを受けました。ひとりの子どもが私たちにこう言いました。

 「ぼくが金持ちだったらなぁ。もしそうなら、家のない子すべてに、食べ物と、着る物と、

薬と、住む場所と、やさしさと愛情をあげるのに。」

 家もなにもないひとりの子どもが、分かちあうことを考えているというのに、

すべてを持っている私たちがこんなに欲が深いのは、いったいどうしてなんでしょう。

 これらのめぐまれない子どもたちが、私と同じぐらいの年だということが、

私の頭をはなれません。

どこに生れついたかによって、こんなにも人生がちがってしまう。

私がリオの貧民窟に住む子どものひとりだったかもしれないんです。

ソマリアの飢えた子どもだったかも、中東の戦争で犠牲になるか、

インドでこじきをしてたかもしれないんです。

 もし戦争のために使われているお金をぜんぶ、貧しさと環境問題を解決するために

使えばこの地球はすばらしい星になるでしょう。

私はまだ子どもだけどこのことを知っています。

 学校で、いや、幼稚園でさえ、あなたがた大人は私たちに、

世のなかでどうふるまうかを教えてくれます。たとえば、
 

争いをしないこと

話しあいで解決すること

他人を尊重すること

ちらかしたら自分でかたずけること

ほかの生き物をむやみに傷つけないこと

分かちあうこと

そして欲ばらないこと

 ならばなぜ、あなたがたは、私たちにするなということをしているんですか。

 なぜあなたがたがこうした会議に出席しているのか、どうか忘れないでください。

そしていったい誰のためにやっているのか。それはあなたがたの子ども、

つまり私たちのためです。

あなたがたはこうした会議で、私たちがどんな世界に育ち生きていくのかを決めているんです。

 親たちはよく「だいじょうぶ。すべてうまくいくよ」といって子供たちをなぐさめるものです。

あるいは、「できるだけのことはしてるから」とか、「この世の終わりじゃあるまいし」とか。

しかし大人たちはもうこんななぐさめの言葉さえ使うことができなくなっているようです。

おききしますが、私たち子どもの未来を真剣に考えたことがありますか。

 父はいつも私に不言実行、つまり、なにをいうかではなく、

なにをするかでその人の値うちが決まる、といいます。

しかしあなたがた大人がやっていることのせいで、私たちは泣いています。

あなたがたはいつも私たちを愛しているといいます。

しかし、私はいわせてもらいたい。

もしそのことばが本当なら、どうか、本当だということを行動でしめしてください。

 最後まで私の話をきいてくださってありがとうございました。


http://homepage3.nifty.com/shin_homepage/Environmental_Study/es_speech.htm

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セヴァン・カリス・スズキ - 環境サミット1992

Youtube版
http://www.youtube.com/watch?v=XjlUyVnDGIA

こちらの方も是非、聞いて欲しい。6m42sの時間で字幕付き


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大河歴史ドラマ「平清盛」酷評知事に批判殺到!

2012年01月15日 06時52分39秒 | 文化・芸術
先日、投稿したNHK大河歴史ドラマ「平清盛」への

酷評をおこなった兵庫県知事への批判が高まっている。

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(全文転載)
立場わきまえろ…「平清盛」酷評知事に批判殺到
2012年1月11日(水)23:57
YOMIURI ONLINE
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20120111-567-OYT1T01112.html

兵庫県の井戸敏三知事がNHK大河ドラマ「平清盛」の第1回放送を見た感想について

「薄汚れた画面」などと発言したことに対し、同県庁には10日夜から11日夕にかけて、

電話やメールで312件の意見が寄せられた。

 県によると、意見の大半は知事に批判的で

「番組内容に介入するような発言をすべきではなく、立場をわきまえるべきだ」

や「(大河ドラマは)兵庫県の観光PRのために制作されているのではない」

などの厳しい内容が目立った。


 一方で、「汚い画面で見る気にならない」と、知事に同調する意見もあったという。


 一方、衣装や小道具を展示する「ドラマ館」や清盛ゆかりの史跡を紹介する「歴史館」

を今月21日にオープンする神戸市の矢田立郎市長は11日の記者会見で、

「私は違和感はなかった。ドラマは人物を描くという点からすると、

地味かどうかを引き合いに出すのはどうか」などと述べた。

-----------------ここまで、転載分

批判を受けるのは、当然、「陳謝声明」を出すのが道理である。

批判の一つとして、「番組内容に介入するな」とある。

全くである。これが、兵庫県製作、発注なら、ワカランでもないが・・・

二つ目として、兵庫県のPR目的のための製作されたものではない。

そう、NHKが歴史大河ドラマとして、全国民に向けて、発信している番組なのだ。

私たちの受信料は兵庫県PR番組製作のために、支払っていないのである。

本当に、全く、情けない国になってきている感がする。

NHKもこのような県知事にたいして、抗議をすべきである。

そうしないと、制作に関わるキャスト、スタッフたちの創作意欲が

失われていく。





「平清盛」制作スタッフ

スタッフ [編集]作:藤本有紀

音楽:吉松隆

テーマ音楽演奏:NHK交響楽団

テーマ音楽指揮:井上道義

テーマピアノ演奏:舘野泉

演奏:東京フィルハーモニー交響楽団

題字:金澤翔子

時代考証:橋昌明 / 本郷和人

風俗考証:二木謙一

儀式儀礼考証:佐多芳彦

建築考証:平井聖

衣裳考証:小泉清子

撮影協力:広島県呉市 / 兵庫県神河町 / 岩手県奥州市 / 滋賀県
     / 滋賀県甲賀市 / 和歌山県串本町 / 長野県上松町

殺陣武術指導:林邦史朗

所作指導:花柳寿楽

人物デザイン監修:柘植伊佐夫

芸能指導:友吉鶴心

馬術指導:田中光法 / 川村英之

助産指導:三宅はつえ

タイトル舞踊:津田真由美

タイトル弓術指導:小笠原清忠

タイトルCG:西郡勲

CG制作:東映アニメーション

特殊メイク監修:江川悦子

VFXスーパーバイザー:野口光一

語り:岡田将生

制作統括:磯智明 / 落合将

プロデューサー:櫻井壮一


スタッフの皆さん、キャストのみなさん、

井戸知事が発した無責任かつ非文化的な発言に臆することなく

誰もがうなづく、よりよい番組を制作し続けて欲しい。

初回を観た者としては、次回が待ち遠しい番組であり、

斬新な映像表現に大いには学ばせてもらっています。

とりわけ、

「龍馬伝」に続き、参加制作されている

人物デザイン監修の柘植伊佐夫氏、

CG制作の東映アニメーションのみなさん、

大奮闘でコンテンツ文化の歴史に刻まれる

作品(番組)を創りあげてください。


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高倉健さん 震災への思い

2012年01月14日 10時05分38秒 | 映画
昨年末、新聞に表記の記事が掲載され、胸を打たれた。

そこで、Web版を探していたが、ヒットしたので、

全文掲載します。

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MSN産経ニュース

「やらないと火花は出ない」高倉健さん、被災地思い銀幕へ
2011.12.31 15:11
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/111231/ent11123115160007-n1.htm

日本を代表する俳優の高倉健さん(80)が2012(平成24)年、6年ぶりに映画の

スクリーンに戻ってくる。

震災を経て「自分の持ち時間」を意識した。

「僕にできるのは、映画で何かを感じていただくことです」。

新たな年に向け、映画に懸ける思いを語った。




台本に貼った「宝物」


新作映画の撮影中、いつも持ち歩いていた台本に、1枚の写真を貼り付けている。

震災の残骸の中、唇をかみしめて歩く少年。新聞から切り抜いた。

「宝物です」。

被災地を思う高倉さんは「人生は切ない。

切ないからこそ、何かに『うわっ』と感じる瞬間がある」と語る。

 主演作「あなたへ」(来年8月公開)は今年9月から11月にかけて、

富山県から長崎県まで移動しながら撮影された。

 06年公開の中国映画「単騎、千里を走る。」に出演した後、

「俳優の仕事とは何なのかと、答えのないことを考えていた」。

だが、震災を目の当たりにして、自らの残された時間を見つめた。

「いつまでも生きているわけじゃない。

あれは嫌、これは嫌と言っているわけにはいかない。

やらないと火花は出ない」

 「あなたへ」は、妻の遺言に従って故郷の海へ散骨しようと旅に出る男の物語。

男は、旅先で出会った人たちの思いをつなぐ役回りを担う。


不屈の魂が美しい

旅の目的地、長崎県平戸市。「久しぶりにきれいな海を見た」。

大滝秀治さん(86)が演じた漁師のせりふを聞いたとき、思わず涙がこぼれた。

 その一言に映画のテーマが凝縮されていると感じた。

命を奪う海の怖さやキリシタン弾圧。

土地の悲しい歴史に思いをはせた。

「ここは美しい場所じゃない、自分たちは苦しいところで

生きているという物語です。

せりふを言うべき人が言えば納得させられる。

俳優とはそういう職業。誇っていい仕事だと思った」

 大滝さんはかつて、演劇界の先輩から「人に不快感を与える声」と言われたが、

精進を重ねてきた。

「その不屈の魂が美しい。

おれも一生懸命やればできるかもしれないと思えた」と高倉さん。

 ハリウッドや中国などから毎年出演依頼があるが、経験したことのない道をあえて目指す。

「一度もやったことのないフランスの監督とぜひ仕事をしたい」

 80歳とは思えぬほど若々しい理由は「体」と「感じる心」。歩数計を身につけ、

就寝中もマウスピースをかんで老いを防ぐ。

感じる心については、「企業秘密」と笑いながら、

台本に貼った写真を見せた。毎朝、少年の姿を見ると「ギュッと気合が入る」という。

 「被災地には行きにくい。行ってはいないけど、ずっと思っています」と静かに語った。

-------------------------------

高倉健さんが持ち歩いていた写真。
2011年3月14日に宮城県気仙沼市で撮影された、震災の残骸の中で水を運ぶ少年

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/photos/111231/ent11123115160007-p3.htm

-------------------------------



高倉健さんの震災への思い、映画にたいする姿勢は、本当に頭が下がる。

また、残骸の中で唇かみしめ、生命である水を運び、足元の先をみつめる進む少年。

その姿は、まさに、「生きる」だ。

私自身も、大切にしたい写真となった。




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探していたインタビュー記事 菅原文太さん

2012年01月12日 06時53分46秒 | 反原発
探していた記事があった

東京新聞で、俳優の菅原文太さんが脱原発について語る

内容のもの。

昨年の11月にブログサイトに投稿されたもの。

「Nuclear F.C:原発のウソ」さん
http://blog.livedoor.jp/ryoma307/archives/5397378.html

-------------------------------

東京新聞・こちら特報部の11月21日発行

11/22 菅原文太さん 脱原発を語る @こちら特報部

(以下全文掲載)

 「生活様式を変えなくても、みんなが使っていない電気を消すくらいで、

原発がなくても十分やっていけるんじゃないの」。

そう話すのは、俳優の菅原文太さん(78)だ。

数々の映画やテレビドラマで確固たる地位を築いた“国民的俳優”は、

山梨県で無農薬の有機農業にいそしむ毎日。

南アルプスを望む豊かな自然のもとで、脱原発への率直な思い

を語ってもらった。(鈴木泰彦)


 「昔、仕事で福井県の敦賀に行ったとき、街並みが普通と違っていて

驚いたことがあった。

映画のセットは瓦も木も、妙に新しいだろ? そんな人工的な、

ピカピカした街のように感じた。

聞くと『原発の交付金で(さまざまな施設や道路が)つくられた』と。

奇異な感じだったね」

 代表を務める山梨県北杜市の農業生産法人「竜土自然農園おひさまの里」

の事務所で、スタッフとの打ち合わせを終えたばかりの菅原さんは、

首に手ぬぐいをまいたまま、ゆっくりと口を開いた。

 「ずっと、原発には賛成でも反対でもなかった。どちらかというと無関心だった。

原発から離れたところで暮らしているとね。

でも福島の事故で変わった。やめたほうがいい、危険物は。

科学によってつくられたものが無謬であるはずない」

 「ドイツは政府が脱原発で、20年後にすべてなくそう、自然エネルギー

に変えていこうと明言している。

イタリアもそう。なのに(原発事故を起こした)日本はいまだにはっきりしない。

専門家は人によって全く違うことを言い、メディアも分かったような分からない

ような報道しかしない。国民は誰の何を信じていいか分からない。

何という国なんだろうな」

 福島第一原発事故を機に、原発への世間の関心は飛躍的に高まった。

6月には東日本大震災の被災地支援事業の発表会見で

「日本でも原発の是非を問う国民投票を」と発言した。

だが、芸能界では原発の賛否すら明らかにしない人が多い。

 「何で言いづらいんだろう。みんな東電にお世話になっているの?

 そんなことないだろう。芸能人だろうが、政治家だろうが、農家だろうが、

個人として言いたいことを言わなきゃ。憲法が定めてくれているじゃないか、

言論の自由を」

 「夏の節電時、街は薄暗くなったけれど、俺には心地よいくらいだった。

24時間こうこうとってのは、まともじゃない。昼は明るく、夜は暗い。

子どものころはそうだった。

20年くらい前まで家にはコンピューターもなかったし

その前は冷蔵庫やテレビもなかった。でも、それなりに暮らしていただろ?
 
女房と飯を食いながら、ちょうどいいねなんて話してたんだ。

あのまま節電を続ければいいのに」

 農園では、若い従業員が数人住み込みで働く。

つい最近、建物の屋根に太陽光発電用のソーラーパネルを設置した。


 「使う分くらいの電気は賄えそうだ。黙ってあぐらをかいてりゃ電気

が来ると思ってきたけれど、ミニ水力(発電)とか、

いろいろ工夫する人が増えているみたいだな。

一人一人がそういう新しい認識を持つようになったら、電力会社から

もらう電気は少しで済む。

日本中がそういう方向へ行けばいいね」

 これだけの惨事が起きてもなお、財界は原発推進の姿勢を堅持する。

 「それは自分たちの都合だ。企業はいろんなモノを作り、

それが山のように積まれている。

でも、みな人間の暮らしを左右するほど

重要なファクター(要因)なんだろうか。

国民は何でも買いまくるのではなく、必要のないものは

買わないようにすればいい。

ないないづくしの時代まで戻る必要はないけれど、

ちょうどいいところってあるはずだよな」

 宮城県の実家は農家だった。山梨で農園を始めたのは、甲府市で開いた

講演会で聴衆に「勤めばかりしないで農業をやれよ」と発言したのを

聞き付けた山梨県知事から、

「ではうちで農業をやってください」と頼まれたのが発端。

 2009年に北杜市で立ち上げた農園で、若者たちといっしょに無農薬の

ホウレンソウやトウガラシ、ミニトマト、ラディッシュなどを育て、

都内のレストランやホテルなどに出荷している。今年は冷え込みが緩く、

大根の出来があまりよくないそうだ。

 「3年目だけど、赤字続きだ。面積は二町五反くらい(約2・5ヘクタール)

あるのかな。

農業は奥が深くて、果てしない。はっきりした方法があるようで、

ないんだ。土も地域によって違うしね。まだ試行錯誤の最中だよ」

 仙台市生まれで、宮城県栗原市で育った。有数の穀倉地帯で、

原発事故で飛散した放射性セシウムで汚染された稲わらや肉牛が、

そこから出回ったと報じられた。


 「なぜ原発からあんなに遠い栗原で、と気になって聞いたら、風で運ばれたんだと。

静岡あたりにも飛んでいるというじゃないか。農薬と同じで、

放射能も体内に入らないに越したことはない。

でも、そもそもわらを作った人のせいじゃないんだよね」

 幼少時代から身近だった農業だけでなく、菅原さんが思いを向ける

いろいろなところに、原発は深刻なダメージを与えた。

主役の会津藩士を演じた1980年放送のNHK大河ドラマ「獅子の時代」

ゆかりの福島を思い、心を痛める。

 昭和一桁世代。父親の威厳にこだわり、「げんこつおやじの会」を

立ち上げたこともある。

映画で演じた役柄さながら、硬派を貫いてきたその目に、

今の日本はあまり良く映っていない。

 「原発のために途方もないカネがばらまかれ、いやも応もなくからめ捕られてしまう。

戦後、日本はカネばかり追い求めてきた。

敗戦から立ち上がるにはそれしかなく、頑張ってきたのは確かだけど、

あまりに偏りすぎたんじゃないのかな」


 「財界人や政治家は『経済成長』とお題目のように言うが、それしかないのか、

もっと大切なものがあるんじゃないのかと思う。国会中継を見ていても、

とってつけたように復興の問題は出てくるが、増税がどうとかカネの話ばかりだ。

そろそろ経済はいいじゃないか」

 「この間、中国の人権活動家が『日本も人権問題で発言を』と求めたという

記事を読んで、ああそうだな、と。

人権とか自由とか、本当の意味の民主主義とは何なのか、

言い合ったり考えたりしないよね。ここらで立ち止まって、暮らしとか自由とか権利とか、

そういうところへ立ち返らないといけないね」

<デスクメモ> 
経済成長を最優先して弱者を切り捨てる政策は、小泉政権の十八番だったが、

いまや野田政権も同じ道を進んでいる。政治の目標は成長ではない。

弱者に手を差し伸べ、格差を是正し、国民が誇りを持てる国にすることではないのか。

菅原さんの素朴な問い掛けに、国の姿勢や自分の生き方を考える。(立)


<すがわら・ぶんた> 

1933年8月、宮城県生まれ。58年、新東宝入社。

松竹、東映などで多数の映画に出演し、シリーズ化された「仁義なき戦い」

「トラック野郎」は大ヒットした。

山梨県北杜市で遊休農地を借りて農業生産法人を設立、有機農業に取り組む。

都会から農山漁村への移住を手伝うNPO法人「ふるさと回帰支援センター」

顧問も務める。

---------------------ここまで



「知足の心」作品を創ったように

今から、必要な価値観のひとつであろうと思う「知足」


(創作品 ―知足の心―)

その「知足」の心で、実践し、生きておられる

俳優:菅原文太氏に深い感銘を受けた。






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「ぬまゆのブログ」さん 負けないで頑張って投稿してください」

2012年01月11日 07時51分48秒 | 反原発
Gooのブログ人気記事第1位の「もう黙ってられない!原発なくせ!ちばアクション」さんの
http://blog.goo.ne.jp/chiba20110507/e/ac1f23b61e0e9f5156c0f6cf5de36727


投稿記事を通じて、福島県南相馬市市在住の

「ぬまゆのブログ」さんの
http://blogs.yahoo.co.jp/kmasa924

ブログを読む、観る。

衝撃的な投稿記事があり、今、政府、大手メディア、マスコミが

真実を語らぬなかで、大切なかつ重要な、日本国民が観る、語るべき

ブログサイトと思う。

中傷、「デマ」、「嘘」という

嫌がらせコメント等、に負けずに、

負けないで、投稿をお願いいたします。


「松浦からFUKUOKAへ」    松瀬 徹


下の「龍」は、2011年に亡くなった父、義母の関係で

喪に服すといくことで、賀状はださないでいますが、

下絵だけは、作成していました。

トシオトコ(辰年)に因んで、「龍」です。


(画像クリックで拡大)

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記事は変わって情けない記事の紹介

薄汚れた画面…大河「平清盛」を兵庫知事が批判
2012年1月10日(火)18:52
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20120110-567-OYT1T01017.html

(全文掲載)
8日に始まったNHK大河ドラマ「平清盛」について、日宋貿易の拠点として清盛ゆかりの地である
兵庫県の井戸敏三知事は10日の記者会見で、「鮮やかさがなく、薄汚れた画面ではチャンネルを
回す気にはならないというのが第一印象。観光にも影響が出る」と感想を述べた。

 今後の展開次第では、NHKへの申し入れなども検討するとしている。

 自宅で初回を見たという井戸知事は「うちのテレビがおかしくなったのかと思うような
画面だった」と話し、色彩を抑えた映像手法などを批判。

 「時代考証は史実に忠実にするというのが方針と聞いているが、
何も時代考証を学ぶために見るのではない」とし、「日宋貿易に象徴されるような、
将来を先取りした人物像を正面に据えていただけ
るよう期待している」と注文を付けた。

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ああ━━━━!!、日本には、良き知事、政治家はいないのかな?

ホント、困ったもんだ。





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