何を見ても何かを思い出す

He who laughs last laughs best

ワンコ物語 桜の道草編

2018-04-23 22:04:23 | ひとりごと
「ワンコ物語への道 ①」 「ワンコ物語 道草編」より

ワンコ
今日こそワンコお告げの本について書こうと思ったのだけど、
それはそれは奇麗な贈り物を頂いたから、今日はそれについて書かせてね

そういえばワンコは、宅配便の車の音を聞き付けると、
インターフォンが鳴る前から、玄関に飛んで行って、
私達が箱を開けるのも もどかしいって感じで、箱に顔を突っ込んでいたね

今日の奇麗な贈り物<桜の有平糖>も楽しんだかい? ワンコ

なになに?金平糖なら知っているって?
ものの書によるとね、
金平糖も有平糖もポルトガル伝来の、南蛮菓子らしいのだけど、
有平糖は、天下布武を掲げ岐阜城に在城していた織田信長に、キリスト教の宣教師が献上したものの一つなんだそうだよ
確かに信長は多くのものを破壊したけれど、海外のものや新しいものを取り入れる柔軟さを持っていたね
それらが日本の文化や技術と融合して、文化が更に花開いたのだから、
陋習に固執するのはいけないね
でも、最近 信長について書いていたと云え、(参照「人間50年、から?」 「唯一無二 その壱」
まさか こんな形で信長の時代のお菓子に出会えるとは思いもしなかったよ
先日訪問した名古屋城に鎮座していた織田信長

ねぇ ワンコ 
昔読んだ漫画に、「友達っていうのは、人間に対する最高の尊称だよ」というセリフがあったんだよ
〇年〇組の○○さん、それだけの繋がりで友達になっていた頃には、
この言葉の意味がよくは分かっていなかったけれど、
この年になると、本当に「友達っていうのは、人間に対する最高の尊称だよ」の意味が分かるよ ワンコ

忙しい忙しいと私が愚痴っていたものだから、
桜を楽しむ余裕がなかったのではないかと心配してくれたんだね
海外出張も多い友人の方が、私より何倍も忙しいはずなのに、
こうして優しい贈り物を届けてくれるのだから、
本当に有難いね
この友人とは、梅雨時の京都を楽しむ旅の計画を立てているから、
その報告は、また再来月にするね ワンコ


追伸、
それにしても、60円のMONO消しゴムより小さな有平糖
うっとりするくらい可憐で、溜め息ができるくらい繊細なお菓子だね ワンコ
もったいないから当分鑑賞する予定なんだよ
無粋だとは分かっているけど、包みをほどかない写真でゴメンね

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