17歳と二ヶ月の地上での生活を経て天上界の住犬となったワンコ
20年ずっと私の心の宝でいてくれて ありがとう
このところ忙しくて、ワンコがお告げしてくれた本を読み終えることができずにいることが心苦しいのだけど、
ワンコは優しいから、そんな私に、バッタさんと一緒にメッセージを送ってくれたね
一月前、私の手に乗ってきて離れないバッタさんに、
なんだかワンコを感じる、と言っていただろう 「君に我が肘を食べてもらいたかった」
あれから一月、虫かごで過していたバッタさんが、22日小雪の日に、庭の草木の元に帰ったのだよ
その日小雪が降ることはなかったけれど、冷たい小雨のなかバッタさんを自然に返した後、
ふと手に取った本の偶然ひらいたページに、ワンコのメッセージを感じたよ
「日日是好日」(森下典子) (『 』「日日是好日」より)
『人生に起るできごとは、いつでも「突然」だった。昔も今も・・・・・。
もしも、前もってわかっていたとしても、人は、本当にそうなるまで、何も心の準備なんかできないのだ。結局は、初めての感情に触れてうろたえ、悲しむことしかできない。そして、そうなって初めて、自分が失ったものは何だったのかに気づくのだ。
でも、いったい、他のどんな生き方ができるだろう?いつだって、本当にそうなるまで、心の準備なんかできず、そして、あとは時間をかけて少しずつ、その悲しみに慣れていくしかない人間に・・・・・。
だからこそ、私は強く思う。
会いたいと思ったら、会わなければいけない。好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。花が咲いたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。嬉しかったら、分かち合おう。
幸せな時は、その幸せを抱きしめて、百パーセントかみしめる。それがたぶん、人間にできる、あらんかぎりのことなのだ。
だから、だいじな人に会えたら、共に食べ、共に生き、だんらんをかみしめる。
一期一会とは、そういうことなんだ・・・・・。』
バッタさんが自然に帰った小雪の朝は、
・・・悲しい知らせに考えさせられることろがあって、家人が大切な人達に会う旅に出た朝でもあったから、
本書の文は、心に沁みたよ
この文をお告げしてくれたワンコの気持ちが、心に沁みたよ
その日は、小雪ではなく小雨が降り続いていたから、
本書の文が、心に沁みたよ
この文をお告げしてくれたワンコの気持ちが、心に沁みたよ
『雨の日は、雨を聴きなさい。心も体もここにいなさい。あなたの五感を使って、今を一心に味わいなさい。そうすれば分かるはずだ。自由になる道は、いつも今ここにある』
『私達はいつでも、過去を悔んだり、まだ来てもいない未来を思い悩んでいる。どんなに悩んだところで、所詮、過ぎ去ってしまった日々へ駆け戻ることも、未来に先回りして準備することも決してできないのに。
過去や未来を思う限り、安心して生きることはできない。道は一つしかない。今を味わうことだ。過去も未来もなく、ただこの一瞬に没頭できた時、人間は自分がさえぎるもののない自由の中で生きていることに気づくのだ・・・・・。』
ワンコお告げの本を読めないでいる私に、今必要な言葉を届けてくれて、ありがとう
この一月 虫かごを見ては、バッタさんは本当は自由に過ごしたいのではないか?
温かい部屋で御飯があっても、自由に飛べないことは、バッタさんにとっては苦痛ではないか?と思うこともあったんだよ
それは時に、思いが強すぎて色んなものを縛り過ぎるきらいがある自分のアレコレへの反省にもつながり、
けっこう考えることにもなったのだけど、
虫かごから出してあげても、バッタさんは いつの間にか自分で虫かごに戻っているので、
良かったんだよね ワンコ
上手く言えないんだけどね ワンコ
そこにワンコを感じていた命を見送った日に、今必要な言葉に出会えたことに感謝してるから、
これからもワンコのお告げを待っているよ ワンコ
いつまで経っても世話のやける私だけれど、
これからもずっと宜しく頼むよ ワンコ
20年ずっと 私の心の宝でいてくれて ありがとう