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流行を知る手段は?

2023-03-31 | 健康
この一週間の推移を見ていると、新規陽性者数は、推測どおり22日を底に減少から増加に転じたようです。



つい最近は?

              以上;九州経済調査協会データベースより

このように素人でもデータが提供されれば、大まかな傾向を掴むことができます。
しかし、5月に5類移行に伴い、基礎的なデータが提供されなくなります。

変わるべき流行を表す指標は何か?
倉原先生は、次の指標を揚げています。

”下水検査が最有力候補? 「5類」移行後に新型コロナ流行を予測する方法”
  倉原医師 3/28
   https://news.yahoo.co.jp/byline/kuraharayu/20230328-00342913

1)下水サーベイランス
課題;
実施しているのは、札幌市、仙台市、小松市など一部の自治体に限られている



札幌市


2)救急搬送困難例
「東京ルール」は、救急隊による5つの医療機関への受入要請または選定開始から20分以上経過しても搬送先が決定しない事案

課題;
依然コロナ禍前である平時をはるかに上回っている
 オミクロン株以降、高齢者の陽性が増えています。そのため、隔離できる病室の空きがなければ搬送を断らざるを得ないなどの事情があると、搬送困難例が多いことが常態化



3)定点医療機関あたり陽性者数

季節性インフルエンザなどと同じように、定点医療機関ごとに「1週間あたり何人の新型コロナを診療したか」を集計



課題;
インフルエンザの定点観測では、実感を伴うが、コロナの場合、温度感は未知


4)発熱相談件数

自治体もおそらく相談窓口は残すと思われますので、発熱相談件数は流行の先行指標として有用かもしれない


いずれにしても、移行期が感染爆発時期に重なれば、混乱は避けられないと考えられます。
これから、ひと月も大事ですね。