20200408 start!

ソーシャルディスタンスを縮めるよう、交流の場をスタートしました。

インフルエンザ流行レベルマップ

2023-01-31 | 健康
季節性インフルエンザについては、例年の傾向を踏まえると今後も増加の継続が見込まれており、特に、新型コロナウイルス感染症との同時流行に注意が必要です。

国立感染研が、
2022/23シーズンのインフルエンザ流行レベルマップの公表を2022年第48週より開始

・厚生労働省及び国立感染症研究所は、継続的に実施されている季節性インフルエンザの発生動向サーベイランス
 〔定点医療機関報告、インフルエンザ入院サーベイランス、インフルエンザ  
  様疾患発生報告(学校サーベイランス)等〕
および病原体サーベイランス報告の他、臨床医や病院等による報告を継続的に監視

・これらのサーベイランスで報告される疫学データを総合的に評価し、発生動向に大きな変化が捉えられた場合は、レベルマップで情報を提供


・全国の保健所地域で、警報レベルを超えている保健所地域は23か所で、注意報レベルを超えている保健所地域は161か所










・地方毎や保健所エリアのマップも確認できます。

大阪府


兵庫県


マスク着用は個人の判断!?

2023-01-30 | 健康
マスクについては、屋内、屋外を問わず、着用を個人の判断に委ねることを基本にするよう見直すとした上で、具体的な見直し時期を検討

すると、1月27日に国の考え方が示されました。

忽那先生は、

"「個人の判断」に委ねられたマスク着用 着けるべき場面や状況についての考え方"

  忽那賢志感染症専門医 1/29   https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20230129-00334714

で次のようにまとめています。

マスク着用を「個人の判断に委ねる」という政府の方針は正しいのか?

・個々人の理解には差
・お互いを尊重しながら緩和を勧めていくことが大事

マスク装着は「周りに感染を広げないため」の感染対策

・マスクの着用は新型コロナに対する有効な感染対策であるという前提のもとに議論を進める必要

 アメリカのボストンでマスクの着用の義務化をやめた地区と継続した地区の学校における新型コロナの新規感染者数を比較した研究では、マスクの着用の義務化をやめることで15週間の間に1000人当たり45人分の新規感染者数が増加


・マスクは自分が感染しないためというよりも、周りに感染を広げないためという意味合いの方が強い感染対策

「海外ではマスクを外しているから日本も外すべき」は正しいのか

・世界的には、最も新規感染者数や死亡者数が多かったのは、オミクロン株が世界中に拡大した今から1年前の2021年末から2022年1月の時期


・日本はご存知の通り、第8波で過去最多の死亡者数を記録

違いは「すでにオミクロン株に感染した人の割合」が関連

・イギリスがマスクを外しても新型コロナがそれほど増えない状況は、これまでに非常に多くの感染者と死亡者を出してきた結果

・まだまだ感染者が多い今の日本がそれをマネをしても良い結果にはならない

マスクを外しても「比較的安全」と考えるための目安



誰であっても「周りの人に感染させたくない」という思いは共通だと思います。
マスクについて正しい知識を持った上で、場面や流行状況によってマスクの着用を個人個人が判断できるようにしましょう。

と先生は勧めています。


電車に乗って、マスク越しでも、隣で大声で話すのを見ていると、やはり感染リスクを感じてしまいます。

なかなか難しい問題ですが、状況を判断し、各自が感染対策を行える環境づくりは大切ですね。



ウメの便り

2023-01-29 | 植物etcアルバム
大寒波も峠を越した感がありますが、ウメの名所岡本梅林公園へ、昨日午前に行きました。
遠く、摩耶方面の山々は黒い雪雲に霞んでいました。

28日現在の開花率はHPによると約20%(本数ベース)、寒さの影響で開花が遅れているようです。

 岡本梅林公園HPより


冬至梅 開花率78%


鹿児島紅



玉牡丹 開花率100%


大盃 開花率60%


白滝枝垂れ


八重寒梅 開花率100%


未開紅 開花率75%


緋の司 開花率64%




月が替わりもうすぐ立春です。
ウメの便りが楽しみですね。




コロナは”分類”で変わるのではない!

2023-01-28 | 健康
国の新型コロナウイルス感染症対策本部が1月27日に開催され、
新型コロナの位置付けの変更と基本的対処方針の改定が行われた。

NHKニュースによれば、

この中で岸田総理大臣は、
新型コロナの感染症法上の位置づけについて「厚生労働省の審議会の意見を踏まえ、特段の事情が生じないかぎり、5月8日から『5類感染症』とする方針を確認した」と述べ、ことし5月8日に今の「2類相当」から「5類」に移行する方針を決定したことを明らかにしました。

また、

・移行前に改めて専門家の意見を聞き、予定どおり実施するか最終的な確認を行う

・「5類」への移行後、患者が幅広い医療機関で受診できるよう、医療提供体制を見直していく一方、医療費の扱いについては患者に急激な負担増が生じないよう、期限を区切って公費負担を継続していく方針を示し、3月上旬をめどに具体的なあり方を明らかに

・ワクチンについて、必要な接種であれば、引き続き自己負担なく受けられるようにする

・マスクについては、屋内、屋外を問わず、着用を個人の判断に委ねることを基本にするよう見直すとした上で、具体的な見直し時期を検討

・大声を伴うイベントに参加する人数について、現在は会場の収容定員の50%としている上限を撤廃し、感染対策を行えば定員の100%まで入場を可能にすることを決定し、直ちに運用を始める

と伝えています。

1)新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけの変更等に関する対応方針について
   https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/th_siryou/kihon_r2_050127.pdf

抜粋



2)新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針の改定
  https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/th_siryou/kihon_r1_050127.pdf


同日、先立って行われた厚生科学審議会感染症部会の意見

・位置づけの変更により新型コロナウイルス感染症の特徴が変わるわけではないことから、今後も感染拡大が生じうることを想定して、高齢者や基礎疾患のある者など重症化リスクの高い者を守ることも念頭に、必要な感染対策は講じていくべきである。


とあるように、感染症は区分によって変わるわけではないことを肝に銘じておく必要があります。



オミクロン株の亜系統などについて

2023-01-27 | 健康
世界各地でスパイクタンパク質に特徴的な変異を有するオミクロンの亜系統、及び組換え体が複数報告されており、国内でもBQ.1系統の占める割合が増加しつつあります。

※ADB2023/1/25鈴木先生資料3-2 より


一方、米国ではXBB系統の亜系統であるXBB.1.5系統が増加傾向にあります。

※米国CDCデータより


日本でも、現在流行っている株よりも伝播が起こりやすい「XBB.1.5」への置き換わりが懸念されます。

※ADB2023/1/25鈴木先生資料3-2 より

上図の拡大図


XBB.1.5の対BA.5の相対的再生産数

※ADB2023/1/17西浦先生資料3-3より


上記の更新版
※ADB2023/1/25西浦先生資料3-3より


これによると、
XBB.1.5は、BA.5と比較すると1.48倍ぐらいの相対的な再生産数(*)と推定され、
         *1人の感染者あたりの平均的な二次感染者数
伝播力が高く、免疫をすり抜ける恐れもあり、注意が必要です。


第8波が減衰傾向を示し、インフルエンザとの同時流行の様子も、今見られないので、このまま新たな株の流行を抑えたいですね。


超過死亡の情報について

2023-01-26 | 健康
超過死亡について、25日のアドバイザリーボードの公表資料

”新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(1月25日) 
 鈴木先生提出 資料3-2”

   https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001044049.pdf
では、

A 府県別など

1)2022年10月

東京都等26都道府県において、2022年10月中の全ての死因を含む超過死亡数が例年の同時期より多かった。

 ※表のハイライトの都道府県は、該当月の超過死亡数が、過去5年間の同月よりも多い場合を示す。


2)2022年1月から10月まで

全国の超過死亡数は、過去(2017~2021年)の同期間と比べて、最も大きい規模となっている。


全国


東京都


大阪府


B 死因別など

全国の死因別の超過死亡・・・・各年8月第4週までを比較


過去の8月と比較して
・①新型コロナウイルス感染症以外の全て、②呼吸器系の疾患、③循環器系の疾患において東京や神奈川等複数の県で、例年以上の超過死亡が認められた。
・そのほかの死因については、県により超過死亡が認められた週はあったが、その規模および期間中の積算値は例年と同程度だった。

①新型コロナウイルス感染症以外の全て


②呼吸器系の疾患


③循環器系の疾患



新型コロナの影響を大局的に判断するには、超過死亡を含め、多くの情報が提供されることが必要です。

大阪府の超過死亡の状況をみると、やはり過去の医療ひっ迫度合が読み獲れますね。
こうしたことの再来を防ぐ手立ては、万全であってほしいものです。





寒波の朝

2023-01-25 | 植物etcアルバム
肌を刺す冷たさ、手がかじかんでくる今朝です。
予報通り夜半から雪、風も強く雪が吹き溜まっているところもあります。

公園




フェンスのエメラルドに綿帽子


庭も真っ白


丸ツゲは、半分はシュークリームのよう


バラも白化粧


ジャノメエリカやアセビには、雪の飾り




ヒヤシンスは、雪に埋もれ白い星


ハボタンも埋もれ、二ホンスイセンは雪が重そう




日中、気温が上がれば、元の姿に戻ってくれると期待しています。



寒波の前

2023-01-24 | 植物etcアルバム
今日は夕方から雪の予報で、夜半から大寒波の恐れ、その前の周りの植物の様子です。

二ホンスイセンが開き、元気です。






ビオラも次々開花しています。








セントエセルバーガの大輪は切るのがしのびず、そのまま咲いています。




ヒヤシンスがおおきくなり、花茎も3つ見えています。


アセビの蕾も赤く鈴なりです。




モッコクの新葉の光沢が目立っています。



サザンカ

2023-01-23 | 植物etcアルバム
交野の植物園の今回の最後の紹介は、今が見ごろのサザンカです。
ツバキ科ツバキ属の一種で、日本の固有種。



基本的な性質はツバキと似ていますが、以下の点で区別されます。

・花弁は基部で合着しないので花が終わると1枚ずつばらばらと散る
・ツバキは早春から春にかけて咲くのに対し、
 サザンカの野生種は10月から12月に白い花が開花し、晩秋の花として親しまれてきた

<その他>
花の形;
 ツバキ:花がやや筒状で立体的で厚みがある
 サザンカ:花が椿(ツバキ)から比べて平面的で薄い

鋸歯の有無;
 ツバキ:鋸歯が浅い
 サザンカ:鋸歯が椿(ツバキ)と比べて深い

葉の裏の毛;
 ツバキ:裏返してもほとんど毛がない
 サザンカ:裏返すと葉脈に沿って毛が生えている

などで区別できるといいます。

現在、サザンカは、
 10月~12月(サザンカ系園芸品種群)、
 11月~3月(カンツバキ系園芸品種群)、
 12月~4月(ハルサザンカ系園芸品種群)
の三つの園芸品種群があるといううことです。

笑顔;ハルサザンカ系(ツバキとサザンカの交雑種)園芸品種群



玉獅子



乙女



昭和の栄



富士の峰



唐衣



桃園錦



雪山



花の少ない季節に素敵な贈り物ですね。

これからのコロナ対策の肝は?

2023-01-22 | 健康
マスク着用の有効性のアメリカでの研究について、西浦先生のインタビュー記事で紹介されています。

”飲食店のパーテーション、テーブルのアルコール消毒、思い切ってやめられる? 緩和が進む日本でやるべきコロナ対策の仕分け”
 https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/nishiura-2023-jan-3

この中で、
『Lifting Universal Masking in Schools — Covid-19 Incidence among Students and Staff
  学校でのユニバーサル マスキングの解除 — 生徒とスタッフの間での Covid-19 の発生』

 https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2211029
によると、

・発生率 (人口 1000 人あたりの毎週の Covid-19 症例数) は、
 学生とスタッフ全体 (パネル A)、学生のみ (パネル B)、スタッフのみ (パネル C)

・破線は、マスク要件を解除した週を示す。
  第 1 (1);46学区、第 2 (2);17学区、および第 3 (3);7学区。
  2学区はマスクを維持。


ボストンのマスク着用の義務を維持した二つの小学校と多くの緩和した小学校によって新型コロナの発症がどれぐらい違うか比較

その結果、黒の線が着用を続けたところ、最初に緩和したところが一番陽性者が多かった水色の線

「着用による感染リスクの減弱が見られた」との実証エビデンス

そして、西浦先生は、

対策を分類して考える
ことを進めるべきとしています。



具体例として

①;マスク着用など
②;手洗いを続ける習慣など
③;わかりやすいのは飲食店のパーテーション(一定の効果はあるけれど、換気の方が重要)など
④;アルコールでテーブルを拭くこと(感染が成立するリスクで言うと1万分の1未満)など


メリハリのある対策に移行し、人々が”賢い”行動をとれる体制に近づくことが大切ですね。



「5類」に移行?!

2023-01-21 | 健康
20日、新型コロナの感染症法上の位置づけについて、総理大臣は、原則としてことしの春に、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行する方向で検討を進めるよう、厚生労働大臣らに指示とのニュースが伝えられています。

倉原医師は、分類替えですべての医療機関がコロナを診るようになるというのは誤解があると指摘しています。

「5類感染症にしたら全ての医療機関が新型コロナを診るようになる」が生む誤解
  倉原優呼吸器内科医 1/20
    https://news.yahoo.co.jp/byline/kuraharayu/20230120-00333436

◎「5類」になっても院内の隔離は必要

・「インフルエンザと同程度の重症化率・致死率だから、もう隔離対策の必要がない」という誤解
・院内の隔離は、新型コロナとインフルエンザのいずれでも必要
・インフルエンザの流行は短期間でどうにか乗り切れることが多かったためで、コロナ禍前から「隔離できるベッドがないため入院できない」という現象はある



「5類感染症」にして確保病床の要請をなくせば、物理的に入院で新型コロナを診られるベッド数が減るので、さらに入院難民が増加することが懸念

◎医師1,000人へのアンケート調査
   5類感染症に変更しても現在診療していない医師の3人に2人は診療できない


医師1,017人に実施したアンケート調査によると、

・実に全体の82.9%の医師がすでに新型コロナを診療

・新型コロナ診療していない医師へのアンケートでは、「5類感染症」に変更したとしても、3人に2人は「診療できない」と回答



「5類感染症」にスイッチすると「コロナ病床を確保してください」「発熱外来を開いて新型コロナを診てください」という強い要請を出す法的根拠はなくなる。

このことから、

「現状診られる中核病院はすでに診ている(診ざるを得ない)」「5類感染症に変更しても現在診療していない医師の3人に2人は診療できない」という2点から、「全ての医療機関が新型コロナを診るようになる」というのは誤解を生みやすい表現

「形式上は5類感染症だが地域の医療を守る策」を維持するために、「どの対策を残すのか」という議論が必要

と倉原医師は指摘しています。


当たり前のようなことですが、コロナにかかっても、近所のクリニックで検査・受診でき、治療薬の処方が貰える状況をめざして、この3年間の経験から、知恵を出すことが大切ですね。



早咲きのウメ、ツバキ

2023-01-20 | 植物etcアルバム
交野の植物園のウメ、ツバキにはまだ早い時期のようでしたが、
早咲きが迎えてくれます。



梅園では、春日野がところどころ枝に花がついています。
ウメ(花梅)は、枝の切り口の色で野梅系【やばいけい】(白)と緋梅系【ひばいけい】(紅)に、またアンズとの雑種の豊後系【ぶんごけい】の3つに大別されるそうです。





春日野は野梅系で、その中の野梅性(やばいしょう)に区分され、蕾の時は桃色ですが開花すると、紅白咲き分けや、白地に薄紅色絞りが入り、半染めになり、「梅 おもいのまま」、「梅 輪違い」と似た咲き方をするそうです。



ツバキ山には、急な斜面にいくつものツバキの種類がありますが、近づけて開花を確認できたのは、数寄屋と窓の月です。




数寄屋(すきや)は小さいながら鋸歯が特徴的な濃い緑の葉を持つ木に淡桃色の花をつける江戸椿の代表的な品種、 小さいながらも桃色の花を多くつける可憐なツバキの印象があり、庭木に向くようです。







窓の月は、白椿の王様とも称され、白色一重咲き品種です。白い花弁と、黄色くボリュームたっぷりの太い雄しべとのコントラストが見事です。花径は5~12cmの中~大輪です。 
カモホンナミ(加茂本阿弥)とも呼ばれ、濃緑の葉の中に白い花がよく映え、茶花にも使われる大変人気のある椿だそうです。



蕾も存在感がありますね。


ラクウショウのお風呂

2023-01-19 | 植物etcアルバム
メタセコイアは交野の植物園の元園長の三木茂博士(元大阪市立大学教授)が1941年に化石として発見した植物です。
その後、中国で生きているメタセコイアが見つかり、1950年にアメリカの研究者から100本の苗木が贈られ、全国の大学や自治体に配布されました。
その一本は植物園に植えられ、今も元気に育っています。

そのメタセコイヤの林の傍に小さな池があり、周りには、ラクウショウの気根が連なって見ることができます。



そして、池には赤褐色の落ち葉の筏がふんわり浮かんでいます。



実は、ラクウショウの葉は複葉のように見えて、単葉で互生だそうで、羽状に見える枝ごと落ちるので落羽松と名づけられたとも・・・。

来園の保育園のこどもたちは、その落ち葉を直径1メートルほどに丸く集めて、お風呂といって、落ち葉の湯に浸かって遊んでいます。



園の看板より

ヌマスギ (ラクウショウ)
Taxodium distichum (L.) Rich.
ヒノキ目 ヒノキ科 ヌマスギ属 (旧スギ科)
落葉高木で、雨季になると洪水など で水に覆われる湿地帯に野生している。
根による呼吸が湿地中では困難なため、地中を横走する根から地上へ呼吸根を 出して呼吸する。 水や湿気に対して耐朽性があり、水槽などに利用される。
開花期:4月
採集地:不明
分布:北アメリカ(南部)



昨日は、暖かい一日でした。



ロウバイとソシンロウバイ

2023-01-18 | 植物etcアルバム
朝の曇り空も晴れて、寒波前に交野の植物園に行きました。
あらかじめ、HPで見ると開花は、ロウバイ、サザンカあたりで、ウメやツバキはまだのようです。

ロウバイは早春に咲き、京都の正月明けには街かどの植木鉢で花が綻んでいるのをよく見かけます。

植物園のマグノリア園の一角にロウバイとソシンロウバイが並び立ち、ひっそりと花をつけていました。
蕾もたくさんでこれからが楽しみです。

それぞれ看板には、

ロウバイ
Chimonanthus praecox (L.) Link  クスノキ目 ロウバイ科 ロウバイ属
落葉低木, 中国中部原産で,17世紀 初めに朝鮮半島を経由して渡来した. 葉に先立って香りのある黄花を下向き か横向きにつける, 花の中心部は暗紫色. 外側の花被片は黄色でやや光沢が ある. 偽果は褐色の長楕円形.
採集地: 不明
園内開花期: 1-2月
分布:中国





ソシンロウバイ
Chimonanthus praecox (L.) Link f. concolor (Makino) Makino クスノキ目 ロウバイ科 ロウバイ属
落葉低木. 葉に先立ってロウバイより やや大きな花をつける. ロウバイは花 の中心部が暗紫色だが本種の花は全体が黄色. 花被片はやや幅が広く,先は少しまるみがあり, 芳香を放つ. 葉や偽果の形態はロウバイとほぼ同じ.
園内開花期: 1-2月
採集地: 不明
分布: 中国





違いは、花の中心部の色で、暗紫色がロウバイ(蝋梅)で、黄色がソシンロウバイ(素心蝋梅)ということになります。

名前の由来は、花の香りがウメに似ていることと、半透明で光沢のある花びらがまるでロウ細工のようであること、そして花びらが同じ色の花のことを、中国では「ソシン(素心)」と呼ぶことからきたということです。



あれから・・・!

2023-01-17 | 健康
阪神淡路大震災からもう28年、今日は1月17日で同じ火曜日です。

当時は、もっと寒かったように思います。
異様に静かで、救急車のサイレンが聞こえ始めるのも暫く経ってからで、
地震の震源や各地の被害の状況も分からず、
繋がりやすいと言われた公衆電話を探して街を歩きまわり、
やっと見つけても長い列、順番が回ってきたときには、電話機は硬貨で一杯で使えませんでした。

震源は淡路島、被害は長田などの西神戸、阪神間の都市部に広がり、家屋の倒壊などに加え、地すべりや火災による大きなものとなりました。

その後、街の様子も変わり、新しいビルが建ち、地震の痕跡も消えてきたようです。



コロナ禍が続きますが、地震も忘れたころにやってきます。
亡くなられた方の冥福を祈るとともに、
今一度、備えが必要ですね。