20200408 start!

ソーシャルディスタンスを縮めるよう、交流の場をスタートしました。

山田池公園の冬・・・樹木のすがた

2022-12-31 | 植物etcアルバム
先日のつづきです。

池を挟んで形の良い枝ぶりが見えました。
池畔のアカメヤナギ(ヤナギ科)の大木です。
周りがすっかり葉を落としているのと対照的に冬のこの時期にも、葉をまだ残しています。


川岸や池・湖などの岸辺に生える落葉高木
新葉が赤みを帯びるためアカメヤナギと名付けられた
葉は長楕円形で先端が尖り、縁には微かなギザギザがあり、シダレヤナギなどに比べると丸みがあるため、別名をマルバヤナギとも。



散策路を進むとまだ紅葉が、樹木に囲まれた一帯が赤く染まっています。
近づいてみると、ドウダンツツジ(ツツジ科)の背の高い木です。この時期まで楽しませてくれます。


そして、その先で異様な光景に出くわしました。

白い世界が樹木の間に広がっています。

枯れた竹林です。


竹は、開花後枯れるということですが、その開花について、

aff(あふ)<農林水産省を結ぶWebマガジン>  2021年 21年3月号
 身近で不思議なタケの生態に迫る!
    https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2103/spe1_01.html
によれば、

数十年から100年に一度の頻度でしか開花しないタケの開花の仕組みは、現在も謎
    
・67年周期で開花するというモウソウチク
 マダケとハチクの開花は120年周期といわれている

・モウソウチクのように開花した後に地下茎まで枯れるタケもあるが、ハチクのように地下茎は枯れない

・ハチクは1908年前後に開花。地上部分の稈はいったん枯死したが、地下茎からまたタケノコが生まれて再生
  120年周期の開花だとすれば、全国的な開花ピークは2028年頃といわれてきたが、竹林ごとに多少のズレがあるため、10年ほど前からすでに開花が始まっている

この枯れた竹林の竹の種類は、何か確かめられませんが、

・タケには節ごとに、細胞が分裂して成長する「成長点」と呼ばれる部分があり・・、仮に節が40個あってそれぞれの成長点が1日に1センチメートルずつ伸びれば、稈は1日で一気に40センチメートル成長することになる

・著しく成長する稈同様、地下茎も生命力が旺盛で、横にぐんぐん伸長していきます。最大で1年に5メートルから8メートルも地下茎が伸びた記録があるほど、タケは繁殖力が強いことが特徴



コロナに苦しむ今の世界と重ね、来年は、竹が立派に再生してほしいと願わずにはいられません。



コロナ対策の現状と今後?

2022-12-30 | 健康
コロナの類型見直しが議論されています。

◎新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(12月7日)  資料4

『新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけ及び判断に当たっての考慮要素について』

によれば、

【判断に当たっての考慮要素】
以下の考慮要素を踏まえ、「新型インフルエンザ等感染症」の定義※への該当性を総合的に判断。

 ※当該感染症の全国的かつ急速なまん延により国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあると認められるもの

○ 病原性(重篤性)
オミクロン株においても季節性インフルエンザよりも致死率が高いとされているが、累積患者数の増加、ワクチン接種の進展、治療薬の普及などを踏まえ、現時点における病原性についてどのように考えるか

○ 感染力
オミクロン株は感染力が強いとされているが、累積患者数の増加等を踏まえて、現時点における感染力についてどのように考えるか⇒上記による「国民への影響」をどのように考えるか

○ 今後の変異の可能性
直近では抗原性の変異が主体となっているが、病原性が大きく上がるような変異の可能性についてどのように考えるか

○ 上記のほか、判断にあたって留意すべき点
病原性(重篤性)と感染力を踏まえ、どのように医療で受け止めていくことが考えられるか

と論点を指摘しています。

◎忽那教授の最近の記事

『オミクロンは世界をどう変えた? コロナは風邪になった? 2022年振り返りと今後の展望  #日本のモヤモヤ』
 忽那賢志 12/28
  https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20221228-00329722

では、コロナの現状と今後などについて整理しています。

1)感染者の規模は大幅に増加

・オミクロン株は、またたく間に世界中に広がり・・・特に2022年1月には、世界における1週間当たりの新規感染者数が2000万人を超える


・日本でも、2022年11月に行われたN抗体(感染した人にみられる抗体)の陽性率は26.5%となっており、この1年間で約4人に1人がオミクロン株に感染
 

広がった理由
①人から人にうつる間隔が短い(従来のウイルスの5日から2日に短縮)
②過去に感染した人、ワクチンを接種した人にも感染しうる(免疫逃避)

2)重症度は低下しインフルエンザと同程度に

・海外の研究では、デルタ株と比較するとオミクロン株の入院リスクは3分の1、と報告・・これはウイルスの病原性が低くなったというよりも、これまで以上にワクチン接種者や過去に感染したことのある人の感染が増えたことで、全体として重症化する人の割合が下がったもの


3)2022年の死亡者数は過去最大に

・感染者数の規模が爆発的に大きくなってしまったことから、結果として新型コロナで亡くなられる方の数はむしろ増


・少なくとも季節性インフルエンザによって、これほど多くの人が亡くなることはない

4)「コロナは風邪になった」と言えるのか?

・オミクロン株になり重症度が下がり、一人ひとりにとっては以前ほど恐れるべき感染症でなくなってきたことは事実

一方で、

 ・1年間に3万人以上が亡くなっている(インフルエンザは年間数百〜数千人)

 ・1年間に何度も流行を起こす(インフルエンザは冬に流行する)

 ・一定の割合で後遺症がみられる(インフルエンザでは稀)

・といった点からは、現時点では風邪やインフルエンザと同等に考えることは難しいでしょう。
・また医療に与える負荷も風邪やインフルエンザとは比較になりません。

5)海外のように既感染者が増えたらコロナは終わるのか?

・イギリスのN抗体陽性率は80%を超えており、国民の5人に4人が新型コロナに感染
・イギリスと日本における人口あたりの新型コロナによる死亡者数は、およそ8倍であり、イギリスの方が日本よりも多大な被害


・軟着陸のためには、高いワクチン接種率によって感染者・重症者・死亡者を抑えること、流行期には基本的な感染対策をしっかりと行うことで流行の規模が大きくなり過ぎないようにすること、がおそらく最も安全な方向性ではないか

6)オミクロン株が最後の変異株ではないかもしれない

・次の変異株が出現したらまた一気に感染者が増える可能性


そして、

・「高いワクチン接種率によって感染者・重症者・死亡者を抑えること」「流行期には基本的な感染対策をしっかりと行うことで流行の規模が大きくなり過ぎないようにすること」が重要

・流行状況に合わせた強弱をつけていく時期

・感染対策の緩和は「感染対策を何もしなくて良い」ということではなく、ワクチン接種などの必要な対策を十分に行った上で進めていくことが前提

と強調しています。


やはり、現状を認識する冷静な判断力と今後を見通す洞察力が求められていると考えます。



大阪の損失余命(2020年)

2022-12-29 | 健康
令和2年都道府県別生命表の公表については、先に紹介しましたが、




               ※出典;下記の中澤先生ブログより

特定死因を除去した場合の平均寿命の延び
           (令和2年都道府県別生命表より)









中澤先生のブログで、
 鉄人三国志 (2022年12月28日)
   https://minato.sip21c.org/im3r/20221228.html

2020年(令和2年)都道府県別生命表の参考表2だけだと都道府県別の特徴がわかりにくいということで、都道府県別損失余命のレーダーチャート図が大阪府を例として紹介されています。

損失余命*

大阪府





中澤先生は、
”大阪は、COVID-19と肺炎による損失余命が大きいことが目立つ。おそらく肺炎の中にCOVID-19が見逃されたケースや、医療崩壊で治療が間に合わなかったケースが多いのではないか。”

とコメントしています。


都道府県別生命表は5年毎に公表されていますが、2021年以降の各年のデータが府県別データが、作成できたらコロナの影響などの分析がさらに進むものと考えられます。


*損失余命とは、ある年齢からある年齢の間に、ある行為をしたり、ある生活態度をとったり、意図しない危険原因に曝されたりすることによって、その後の死亡率が高まり、その結果失う平均余命のことである。
この年齢別の損失余命を、年齢別人口で重みづけて集計すれば、グループの平均的な損失余命が算出できる。
  出典;”いくつかの損失余命”岡敏弘(2016 年 1 月 24 日)より





山田池公園の冬・・・・クイーンズランドガーデン

2022-12-28 | 植物etcアルバム
オーストラリアのクイーンズランド州との交流の記念エリアに超高木のユーカリ(フトモモ科)の林があります。



ユーカリの木はコアラのエサとして有名ですが、成長が非常に早く、オーストラリアでは電柱や家具から建物にまで、幅広く使われているそうです。



ユーカリに多量に含まれているのがユーカリ油、薬などに利用されています。
また、ユーカリ油のおかげで、ユーカリはとても燃えやすいのですが、ユーカリ油の多く含まれている外側だけが早く燃えて、炭になって内側を守るという役割も果たしているのだそうです。



同じエリアに赤いラセン状の円錐形の花が咲いています。グレビレア(ヤマモガシ科)の幼木です。主にオーストラリア南西部など乾燥した地域に分布している常緑低木~高木。



パールアカシアはオーストラリア原産のマメ科の常緑樹。ビロードのような質感の真珠色の丸い葉が特徴です。日本ではめったに見られない品種だそうですが、蕾がたくさんついています。



日本では、ギンヨウアカシアなど、黄色い房状の花を咲かせるマメ科アカシア属の仲間を「ミモザ」と呼んでいることが多いのですが、ヨーロッパでミモザと言えばフサアカシア(マメ科)だそうです。春に花が咲きます。



2府県の感染比較

2022-12-27 | 健康
かつて大阪と兵庫の往来自粛を巡って、ニュース面をにぎわしたことが、コロナ初期の2020年3月にありました。
昨今の感染者数の動向をこれまでも比較してきましたが、相似形でグラフは動いています。

札幌医大データベースによれば、
・2021年4月以降(縦軸;対数目盛)
人口当たりの新規感染者数は、特に第8波以降同じ軌跡を辿っています。



・7日間感染者数の対前週比(縦軸;対数目盛)
当然、ほぼ同じ軌跡です。



死亡者数については、
人口当たり7日間で
第7波の収束期は、大阪府が兵庫県を上回っていましたが、第8波拡大期には、兵庫県は大阪府とほぼ同様の動きになっています。



7日間死亡者数の前2週間前の7日間陽性者数との対比では、
・2022年1月以降

         ※大阪府の6月末に未計上分の一括計上分あり。

・直近の2022年7月以降では、


11月以降、右肩上がりでほぼ似た傾向にあります。

阪神間は都市部が連坦し人の往来が活発で、両府県の境はコロナの感染に関してはあってない無いに等しいですね。



コロナの影響は(2020年)?

2022-12-26 | 健康
厚生労働省から令和2年(2020年)都道府県別生命表が公表され、今回府県別の影響度が表示されました。

なお、コロナの影響などについては、先に以下が明らかにされています。

平均寿命の前年との差に対する死因別寄与年数(令和2年)




今回公表
特定死因を除去した場合の平均寿命の延びについて、
府県別のデータが公表されました。






いずれも、
沖縄
大阪
兵庫
東京
北海道
が大きいことが分かります。

ちなみに2020年の人口当たりコロナ死亡者数の府県別データは以下のとおり(札幌医大データベースより)




一番の寒さ・・その二

2022-12-25 | 植物etcアルバム
背が伸び、風に倒れながらも、カンギク(キク科)が寒さに耐えて咲いています。



アサギリソウ(キク科)は、新しい小さな葉も伸び、まだ地上部を残しています。



マートル(フトモモ科)と聞いて、挿し芽をしました。
根付き、これから冬を越すか楽しみです。



ジャノメエリカ(ツツジ科)も今年一段と大きくなり、蕾が順々に咲いてきました。
ピンクのベールに包まれ冬を彩ってくれることでしょう。





セントエセルバーガ(バラ科)の蕾が、一輪開きました。
バラを休ませるべきなのでしょうが、秋バラが淋しかったのでそのまま残していました。




一番の寒さ!

2022-12-24 | 植物etcアルバム
昨日は全国的にクリスマス寒波、風も強く小さな鉢物が風に飛ばされました。

寒い朝の庭、この寒波の前は比較的暖かく、先月に剪定したレッドロビン(バラ科)から赤い新芽が伸びています。





赤で目立つのは、やはりナンテン(メギ科)の実。
それでも随分少なくなってきました。ヒヨドリが実を食べるそうなので、ついばまれたのでしょうか?







シロナンテン(メギ科)は、実がたわわです。白といってもクリーム色の実で、漢方の生薬にはこのシロナンテンの実を用いるそうです。
ナンテンは、旺盛な生命力で毎年新芽を伸ばし枝を大きく張らせます。花芽を残し、剪定をしています。





今年は、コムラサキ(シソ科)の実が残っています。
小さな紫色の実が、風に揺れています。
通常のコムラサキと違って花(実)が下につく品種として、入手したものです。






超過死亡の状況

2022-12-23 | 健康
人口動態統計速報(令和4年10月分)が公表されました。


8月以降、再び前年に比べ死亡数が増大しています。

一方、超過死亡の状況(アドバイザリーボード感染研資料より)は、

超過死亡数(2017–2022年の9月比較)【暫定値】

表のハイライトの42都道府県は、2022年9月の超過死亡数*が、過去5年間の同月よりも多い。


超過死亡数(2017–2022年の1–9月累積比較)【暫定値】

表のハイライトの44都道府県は、2022年1–9月の累積の超過死亡数*が、過去5年間の同期間よりも多い。


【2022年9月の分析結果】
・東京都等42都道府県において、2022年9月中の全ての死因を含む超過死亡数が例年の同時期より多かった。

・2022年1月から9月までの期間の全ての死因を含む全国の超過死亡数は、過去(2017~2021年)の同期間と比べて、最も大きい規模となっている。

※大阪府の超過死亡数 <右欄は、2022年3月中旬以降を表示>




新型コロナの影響が反映されていると思われます。



金陽・・コロナの終息を祈って

2022-12-22 | 常緑ヤマボウシ”金陽”
前回から1か月余り経過した金陽の姿は、一段と左右に広がり安定した感があります。


花芽は、若い枝が伸びた左側や日当たりのよい全部の下側に集中しているようです。


これから、冬を越して蕾が膨らみ、黄色みを帯びた金陽の花が満開に咲くことを期待するばかりです。

向かいの同じ常緑のヒマラヤヤマボウシの白い花の満開時は一見の価値がありますが、
それにも負けず現在の花芽の密度は、金陽の方が高いようです。


また、いずれの常緑性のヤマボウシも紅葉がみられ、その点鑑賞面は多岐になります。

一方、落葉性のヤマボウシは、すっかり葉を落とし、やや小さめの花芽が冬空に目立ちます。



コロナの始まりの年、初めての緊急事態宣言の直前に植樹してから、2年9か月が経過しようとしています。

遅くとも来年の初夏の開花期には、コロナ禍の終息を迎えたいですね。



”第8波の流行を侮るな”

2022-12-21 | 健康



この記事では、

A 2022年1月4日からデータが立ち上がる「第6波」

  ・BA.1は前年「第5波」で「爆発的感染力」を見せた先行種「デルタ変異株」をやすやすと凌駕して記録を一新、BA.1系統の病原体が突然変異を繰り返す。

B 6月28日周辺からデータが立ち上がる「第7波」(8月ピーク)

  ・8月半ばあたりからは、同じオミクロン株の中でも系統の違う「BA.4」、「BA.5」の系統がシェアを取る。

C 10月26日周辺からデータが立ち上がる「第8波」(現在増大中)

  ・同じオミクロン株の中でも系統の違う「BA.4」、「BA.5」の系統がシェアを取る。

と、大別して3つのピークに分けて考え、

伊東先生が、2022年のオミクロン株の流行を分析し、
以下のように結論付けています。

1 11歳未満の子供に死亡を含むリスクがオミクロンBA.1以上に懸念される。

2 特に女児の感染には十分注意すべきと思われる。



3 高齢者では80代、90代の感染と死亡がBA.1以上に懸念される。

 および

4 高齢者のみならず、60代以下を含む秋以降、全世代の特に女性で「死者数増加率」が「増えて」おり、寒いシーズンになってから加速度的な死者数の増加がみられる。


 これらを総合して

5 年末から年始、大寒にかけて、11歳未満の幼小児、ならびに80歳以上の高齢者はオミクロン変異株に感染、発病、罹患しないよう、病原体との接触を避けることが望ましい。





そして、

特に9月以降、すでに2500万人~日本の総人口に対して2割を占める既患者を数えるに至っているコロナに対して政府は「ワクチン接種」以外の対策を実質放棄しています。
  ・・・
伝染病の予防は、ある意味、非常に単純です。病原体に接しなければよい。

昨今全く見かけなくなった「三密予防」云々は、決して過去の話ではありません。

親御さんは、危ないと思ったら学童幼小児を学校や保育所に通わせない「リモート」の判断を下す必要があるかもしれないし、高齢者は人混みに接させず、安全な環境で寒い冬を乗り切る隔離防疫の配慮が、絶対的に有効です。

「コロナ慣れ」や「コロナ疲れ」で判断を過つことなく、転ばぬ先の杖、隔離による防疫という一丁目一番地は、伝染病に対して永遠に有効です。

と強調しています。


基本を忘れず、年末・年始を過ごしたいですね。





植物園点描・・その四  油や綿の実

2022-12-20 | 植物etcアルバム
キダチワタ
原産地インド
アオイ科の多年草である。
一日花である花の後にできる実は熟すると裂開し、白い綿毛が露出する。


ワタ 'ブラウニーバニー’
アオイ科
園芸品種。花材店などでは、この茶色が渋い良さを発揮しています。


ワタの名前が付いていますが、ラムズイヤーならぬライオンズイヤー シソ科の植物です。

カエンキセワタ  ホワイトライオンズイヤー
橙紅色の花がちょうど火炎(かえん)のように見えることから、この”カエン”が付きましたが、白花です。


フウセントウワタ
ガガイモ科 柔らかいハリセンボンのようなとげのある果実がユニークな観賞用植物です。
果実の中には綿毛の付いた種があり、熟すと裂けた果実から多くの種が飛散します。


シナアブラギリ(トウダイグサ科)
中国原産の落葉高木。葉は大きく、全縁のハート型であるものが多く、この時期根元には大きな葉と直径3~4cmの実が落ちています。種子からは桐油が生産され、油紙やニスなどの塗料用の油などが生産された。有毒。




スチュワーティアロストラタ "夜明け前”
ツバキ科
花が淡紅色のシナナツバキの栽培品種。
葉がすっかり落ち、実が目立ちます。


冬の植物の姿は多様ですね。




植物園点描・・その三 赤い実

2022-12-19 | 植物etcアルバム
北山門から入ると遠目に白っぽい木が見えます。
近づくと小さな花が一杯咲いています。


そして、赤いドロップのような実が付いています。
その実から、イチゴノキと分かります。
白い壺形の小さな花の形は、アシビに似てツツジ科。
今の赤い実は、去年の実で緑色から黄、オレンジ色、赤へと変化しながらこの秋に成熟したものだそうです。


マンリョウ(サクラソウ科)
大きな赤い果実をつけるマンリョウは、果実と常緑の濃緑色の葉を観賞する縁起植物として親しまれ、江戸時代から園芸化が進んだ古典園芸植物です。


カキドオシ(アカネ科)
いつもお金がありどおし ! ?
秋から冬にかけ葉の濃い緑色と赤い実のコントラ ストをみせる常緑小低木のセンリョウ、 マンリョウ、カ ラタチバナ、ヤブコウジとアリドオシはすべて正月の 縁起物。


トウゴマ(トウダイグサ科)
種子から得られる油はひまし油(蓖麻子油)として広く使われており、別名、ヒマ(蓖麻)。
赤い果実は褐色に熟すと、3つに割れ、中に長さ1cmほどの種子が獲れる。




赤い実もいろいろ楽しむことができます。



植物園点描・・・その二

2022-12-18 | 植物etcアルバム
この季節に珍しいサクラ。
小さい紅白の花が仲良く並んで咲いています。
コブクザクラ バラ科
子福 八重咲きで秋から冬に咲く。 一花に1~3個着果するので この名がつく。


ギョリュウバイ フトモモ科
ニュージーランドやオーストラリア原産の常緑低木で、細い枝に赤や桃、白などの、ウメの花に似た小さな花を多数咲かせます。

家でチャレンジしましたが、残念ながら枯らしてしまいました。



タイワンツバキ ツバキ科 原産地台湾、中国
葉は長楕円形で、質が厚く、革質で、表面に光沢。
多数の黄色い雄しべが目立ちます。


ナルキッスス・カンタブリクス ヒガンバナ科
スペイン南部、 北アプリカ原産
原種スイセンの珍しく12−1月に咲く園芸種です。
花は外側にある小さな披針形の花被片とその内側の大きな漏斗状の副花冠で構成されるかわいい姿です。


トリトマ (クニフォフィア<クリスマスチアー> ツルボラン科)は、6~10月に咲く種類や品種が多いのですが、このトリトマはクリスマス頃に咲き、祝っているようなので「クリスマスチアー」の品種名がついたそうです。

南アフリカ原産の多年草
この寒い時期、赤橙色の暖かな花色は暑い国のトロピカルな雰囲気で、よく目立ちます。



冬にもかかわらず、彩り豊かですね!!



植物園、点描

2022-12-17 | 植物etcアルバム
冬の府立植物園です。

散モミジが冬を感じさせてくれます。


まだ、楽しめるモミジも。


隣に見慣れぬ木が?


名札には、アジサイ属とのみの表示、
植物園でも同定ができない珍しいアジサイかもしれません。
木立性で、花はドライになって鈴なりです。

傍には立派なクリスマスツリー?が!


Picea pungens 'Hoopsii'
コロラドトウヒ 'ホプシー’ 園芸品種 マツ科
だそうです。
ドウダンツツジの紅葉との対比が面白い。

ロックガーデンには、花の終わったミセバヤも。



人の少ない冬の植物園、見どころは少なくないです。