20200408 start!

ソーシャルディスタンスを縮めるよう、交流の場をスタートしました。

コアラのマ(ー)チ

2022-06-30 | 植物etcアルバム
先日NHK、
 ダーウィンが来た!生きもの新伝説 「大火災で激変!コアラの今に密着」
で、2019年の森林火災後のコアラたちの様子が放送されていました。

オーストラリアのカンガルー島に5万匹いたコアラも9割り以上が犠牲になったというこことです。
大事な食料のユーカリが焼失、縄張り争いからオス同士の争いも起こったり、人家のユーカリを求めて、マチにもよく見かけられるようになったそうです。

そして、再生途中のユーカリは、動物に食べられなうように通常よりも毒素が多く、コアラにとっては毒素の分解に余計な負担も強いられていますが、我慢して食べるしか生きる道はないそうです。
もともと、解毒を体内でするためにエネルギーを使うため、コアラは食事以外は動かずに20時間も寝る必要があったと言われています。



我が家の銀葉ユーカリは、園芸品種でコアラの食料になるかどうかわかりませんが、独特の木肌を持つ1本のユーカリから、コアラの窮状を思い起こさせてくれます。



逆光で見るユーカリの若葉は、重なる単葉の影が黒い模様となり、見る角度によりラセン状のようにも見えます。





根が浅く、大風のたびに倒れないか心配でしたが、何とか大きく育ちました。
乾燥した葉付きの枝は、リース材料に人気となっています。



夏の花!

2022-06-29 | 植物etcアルバム
真夏のような暑さに、ぐったり・・・。
これから何日か、体力勝負が続きます。

庭の花たちも暑さ好みもあれば、もう店じまいのものもあります。
一時の賑わいを紹介します。

レックスベゴニア
暑さにも負けず、立派な花を咲かせ、挿し芽からも花が咲く元気ぶりです。
水遣りを怠ると葉を巻くので、注意して水切れにならないようにしています。





スターチス
地植えは強く、白や星入り青系など楽しませてくれています。







アガパンサス
少し盛りは過ぎたようですが、涼しげな色合いで庭へのインパクトはこの時期一番です。



カーネーション
長い間咲いています。一重中心ですが素朴な姿は見飽きません。


 
美女ナデシコ
ナデシコ科の仲間ですが、2番花で一回りも二回りも花は小ぶりになりましたが、色どりは鮮やかです。



ニューウエーブ
花後の剪定はしたのですが、蕾が付き小さな花が一輪咲き、開き切りました。
また、花を落とし休ませるつもりです。



”花”のマーク

2022-06-28 | 植物etcアルバム
このカテゴリーには似つかわしくないようなテーマですが、
どう見てもそれまでの鉄道会社のマークとしては、型破りのソフト路線を展開したデザインは、花のイメージそのものです。
会社のHPの説明では、

コーポレートマークは、阪急のイニシャル「H」をシンボライズした華麗な花のイメージ。
私たちの提案するライフスタイルの豊かさをアート感覚で伝えます。伸び行く二本の直線や左右に広がる曲線は、新しい領域へ積極的に挑戦する成長力、若々しさを表現します。
コーポレートカラーは、ワインレッド(Hankyuレッド)です。

制定は、1992年9月ということで、かれこれ30年が経過しようとしています。
このマークをつけた電車を、梅田駅で初めて見た時の印象は、
まるで宝塚歌劇のマークかと見まがうほど、電車のマークとしては、新鮮でした。



それまで、”Hマーク”が使われていました。
これは社章ではなく准社章の扱いだったようです。



社章は、上記のように3都市の市章を組み合わせたもので、1943年、京阪電気鉄道との合併で京阪神急行電鉄が発足した時以来のものでした。



これは、1918年、社名を箕面有馬電気軌道から阪神急行電鉄に改めた時以来使われていた、大阪市と神戸市の市章をモチーフにしたものでした。

ちなみに、当初の箕面有馬電気軌道のマークは、



MとAを組み合わせたもので、結局Aまで路線は伸びず、宝塚が終点、マーク先行になりました。

最近、阪急電車の車種名称に”準特急”の表示がある電車が神戸線や京都線で確認されたとの情報が話題になっています。

準特急とは、急行ではないのか?
素朴な疑問も生じますが、ネットでは、

・種別自体の変更
今ある通勤特急を単純に、ダイヤ改正による運転列車の増加等で「準特急」に変わる、あるいは通勤特急以外からの変更

・「有料特急」との区別
有料特急の導入に伴い、無料との区別を含めて、今までの特急を「準特急」に変更、有料座席有の場合は「特急」で区別する

など意見があります。


  鉄道プレス 2022.6.23 "阪急に新種別「準特急」登場か。京都線5300系でも確認" より


当方の予想では、後者の有料化への布石ではないかと推測していますが・・・どうでしょうか?



短い梅雨?

2022-06-27 | 植物etcアルバム
今年の梅雨は、遅れて入り、早く明けそうです。
アジサイ類も時期を逃すまいと、花を競っています。


名知らずの鉢植えのアジサイ、宝石のようなきらめきが続いています。




ウズアジサイの仲間、晩生で蕾の付きが遅いのですが、花の全体の形は丸くならない特徴があります。



アナベルは、白から緑色に戻ってきました。
これからも色の変化が楽しめます。



ユーカリの葉も伸びてきて、その下でガクアジサイの両性花も閉じ、面白い幾何学模様を見せています。







今しばらく、アジサイは様々な表情を見せてくれるようです。



フェイジョア・・・フトモモ科三題

2022-06-25 | 植物etcアルバム
この水曜日に出かけたボランティア活動先に、フェイジョアの花が咲いていました。


フェイジョア(フトモモ科フェイジョア属)
ブラジル南部からパラグアイ、ウルグアイが原産で、果樹として栽培されますが、6月から8月ごろ、赤褐色の花を咲かせます。鮮紅色の雄しべが目立ちます。
果実はパイナップルに似た芳香があり、生食やジャムに加工されます。
花も雄しべは苦いそうですが、白い花弁がほのかに甘く、エディブルフラワーだそうです。
「自家不結実性」の品種が多く、1本では実がならないようですが、毎年結実がみられるので、「自家結実性」がある品種かもしれません。


同じ花壇の近くにギンバイカ(銀梅花・銀盃花 祝いの木 マートル)(フトモモ科ギンバイカ属)があり、こちらも白いおしべの数が数多くあるそうですが、まだ花を見たことは、残念ながらありません。花芽が形成されるのが8月なので、6月の花後それまでに剪定するのがセオリーなのですが、・・・・実際のところどうなのか?か


ブラシノキ
(フトモモ科 / マキバブラシノキ属(カリステモン属))
そして、3メートル以上に伸びたブラシノキは、先月が花盛りでした。
これからは、実がびっしりと枝に付きます。

身近にフトモモ科の植物は案外多いようです。
フトモモという和名は、中国名の蒲桃(プータオ)に由来し、沖縄で転じて「フートー」となり、それが本土に伝わって「ふともも」になったと言われているとのこと。



珍しいものが?

2022-06-23 | 植物etcアルバム
昨日のつづき、

赤いスモークツリーも白い靄の中です。

そして、エゴノキ(エゴノキ科)の花が終わり、ミドリ色の実がたくさんできています。



ゴマダラカミキリでしょうか、カミキリ虫が枝に止まっていますが、
傍の枝先に奇妙なものが、数個ついています。



物知りがいて、これは虫コブで、猫足と呼ぶそうです。

エゴノネコアシアブラムシの受精卵が孵化し、枝の新芽を食べることで新芽が刺激され変形して、この虫こぶができるそうです。

詳しくは、
 自然工房 ゆりの木
   http://yurinoki.main.jp/index.html
  
     野菜畑⇒野菜畑の害虫と益虫⇒野菜畑の益虫・害のない虫、その他⇒甲虫目・カメムシ目⇒エゴノネコアシアブラムシ

に説明があります。



実際、中を開けてみると無数のごく小さな幼虫がびっしり詰まっています。

7月になって成長すると、アシボソというイネ科に移住するそうです。

その後の様子が観察できそうなら、またお伝えします。



ヒマラヤヤマボウシが満開です

2022-06-22 | 植物etcアルバム
濃い霧に包まれたALPHA、
明石海峡大橋の橋脚の上部がすっぽり隠れています。



そんな中、浮かび上がったのは、ヒマラヤヤマボウシ。
幻想的な雰囲気が漂っています。



今日は、向かいの金陽が脇役です。
総苞片が落ちてしまい、実ができているように見えるものもあります。
秋に赤く熟すのが楽しみですね。







アナベルの白い花、そして上にはぼーっとタイザンボクの花が顔をのぞかせています。



白い世界のALPHAの梅雨の朝の様子です。



ロータス、復活!

2022-06-21 | 植物etcアルバム
消えたロータスが生きていました。



去年伸びすぎて、突然枯れたロータス、
今になって、伸びてきました。
それも、2か所。
一か所は元の場所ですが、
小さい方は、種が飛んだのか別の新しい場所です。



淡いグリーンのグラデーションの葉色と小さな白い花が特徴のマメ科の植物。
新たな苗の入手を考えていましたが、それも必要なしのようです。
夏を越し、元気に育ってほしいものです。



美女ナデシコとバラ咲きナデシコが、今年2度目の開花時期を迎えています。
小ぶりで、数も少ないのですが、花が寂しくなる時期、貴重な彩を添えてくれます。





天気は予報通り、雨が降り出しました。
無名のアジサイ、雨粒にぬれ、輝きも増してくると思います。




キク科三題

2022-06-20 | 植物etcアルバム
アサギリソウ(キク科ヨモギ属)を切り戻しました。

1か月以上前の様子ですが、その後さらに伸びてきたので、1週間ほど前に株元まで思い切って、切り戻しをしました。



例年、これからの暑さに株が弱ってくるので、今年は、ダメ元で処置をしました。
幸い、小さな芽がたくさん出てきて、上手く行ったようです。
見た感じも柔らかく、触れても柔らかく一鉢あるといい植物です。






サントリナ(キク科ワタスギギク属(サントリナ属))

挿し木で地植えにしたサントリナは元気ですが、そのまま鉢植えで管理しているサントリナは、徒長して精気が感じられません。





こちらも、一部を残して、思い切って切り戻しをしましたが、小さな芽が出てきました。百段苑で、ドーム状に育ったサントリナがいくつも並んでいたのを先日見たので、そのように育ってくれるといいですね。




シアンスチャニカム(キク科ヘリクリサム属)



ポットで入手、そのままにしていますが、黄色い花が咲き続けています。ポットに閉じ込めているからか、徒長は見られませんが、夏に向け切り戻した方がいいかもしれません。
花が終わると脇役に戻る謙虚な植物です。



ヤギが活躍できるには?!・・つづき

2022-06-19 | 植物etcアルバム
ヤギの活躍の実例が、あるネイチャー雑誌につい最近掲載されていました。



アメリカのカリフォルニア州で、帰化植物のクロガラシが森林火災の口火になるため、ヤギが除草し防火に役立てようとする試みです。
既に事業化がされ、森林火災のリスクを軽減できるかどうかを調査するため、州当局から助成金が支給されているそうです。

※クロガラシはユーラシア原産のアブラナ科の植物
成長が非常に早いうえ、他の植物の発芽を阻害する化学物質を作り出して、在来植物を駆逐してしまい、
さらに春になると盛んに成長して2.5メートルもの高さになるが、初夏には燃えやすく危険な枯れ草となる。

◎メリットが示唆
・「ヤギに食べられて消化管を通過した種子は成長できなくなります。排せつされた種子が発芽しない」
・過去にユタ州で行われた研究では、過剰繁殖した植物をヤギが食べた土地は防火帯となって、森林火災の延焼を防げる効果。

◎一方、慎重な意見もある。
・「ヤギは見境なく走り回る草刈り機のような動物です。食べたい植物は何でも食べてしまいます」。
「荒らされたくない場所があるなら、そこを保護するか、ヤギの放牧期間をかなり慎重に調整が必要」
・土地管理者の中には、ヤギは燃えやすい植物の削減にはそれほど役に立たないという見方や、ヤギの導入は非実用的で多額の費用がかかると主張する人もいる。

そして、専門家は、
ヤギの放牧、人力での草刈り作業、森林の火入れ(計画的な野焼き)、除草剤を併用した多面的な取り組みこそ、燃えやすい植物の量を削減する最善の方法だ

と指摘しているとのこと。

まだまだ、課題は多いようですが、多様な手段の一つとして選択肢が増えることは歓迎すべきことです。


ユキ、コユキちゃんは、クズの葉が大好物のようで、盛んに食べていました。



アメリカでは、日本から帰化したクズの脅威はグリーンモンスターと呼ばれており、素人考えでは、ヤギがその駆除に役立てばと、考えてしまいます。



ただし、マメ科は食べ過ぎるとヤギのお腹で異常発酵が起こり、ガスが発生したり、
ヤギはクズのツルや根はあまり食べないようなので、
応用するには、多くの課題があるかもしれませんね。





昨日の金陽

2022-06-18 | 植物etcアルバム
エリアの奥には、アナベルの白い花が咲いていました。
梅雨入り後の様子です。



一段と樹勢が大きくなったように感じられます。



虫喰い跡が痛々しい総苞片ですが、実は葉が変化したもの。
中央に30ほどの小花が集まっているのが、本来の花の役割をになっています。
よく見ると、これから開こうとしています。



個々の小花には雌しべ(花柱)が1本、雄しべが4本、「花被片」と呼ばれる小さな花弁のようなものが4枚ずつあるそうです。

秋に熟す赤い実は複数の雌しべからなる多花果。
多数の花の萼筒が多肉質に発達、癒合して1つの果実になり、多数の雌しべの花柱の名残が突き出ています。


  ※タキイ HPより

また、総苞片には、赤く変色したものがありました。
水分が切れて変色したものか、あるいはそういった性質の品種なのか?不明です。



季節の変化に合せ、楽しみたいものです。



ヤギは役立つ!

2022-06-17 | 植物etcアルバム
ALPHAにヤギが2頭、
ユキとコユキの1歳違いの母娘が、キャンパスの草を食み、元気に育っています。
角のある方が、ユキ。ないのがコユキ。

  ※角のあるなしは、性の違いによるものではないそうです

月一で訪れるボランティア活動の合間、鳴き声が聴こえることがあります。
今日は、その飼育やヤギを活用した緑地管理を学ぶ講座に参加しました。
  


犬についで家畜になったヤギは、乳製品、肉用、毛用など多岐にわたり利用され、今は除草にも活躍して、ちょっとしたブームになっているようです。




時には、頭を突き合わせ、群れのボス争いをするそうですが、いたって性質はおとなしく、間近に見たヤギは、かわいいの一言で言い表せます。


寝顔がすてき!


食欲がすごい!
 なんとシャリンバイのような硬い葉も好物で、茎ごとバリバリ食べるのを見ているだけでその食べっぷりは見事です。




普段は、青草中心の粗飼料だが、時にはトウモロコシなどの濃厚飼料を与えるとのころ。
それを食べるスピードは相当なものです。


ヤギ小屋から飼育スペースの設置、繋牧(除草させる際の繋ぎ方)など、試行錯誤を繰り返し工夫を重ね飼育法を改善、今後も草刈機からヤギへ、環境に配慮した緑地の管理が少しでも進めばいいですね。



梅雨入り翌日の朝

2022-06-15 | 植物etcアルバム
平年より約1週間遅れて近畿で梅雨に入ったようです。

今朝は、気温も低く冷たい雨が降っています。

アジサイの見頃が長く続いているように感じられます。



鉢植えの名前知らずのアジサイ、小さな宝石のような輝きが光っています。




夏野菜たちも、この雨とその後の日照で一段と生長するでしょう。

キュウリ
何本か収穫し、新鮮な歯ざわりを楽しんでいます。




トマト
背も高くなり、ミニトマトが赤くなるまで、もう少し時間が掛かりそうです。




ゴーヤ
雌花も付き、閉じていますが、結実が楽しみです。




ナス
2番花が咲いてきました。株自体がもっと大きくなるのを期待しています。




オクラ
ようやくポット苗を植えつけました。


ラッカセイ
遅れて、去年の収穫豆を殻つきのまま埋めました。元気に発芽、発根そのパワーは絶大です。



ウクライナ色?!

2022-06-13 | 植物etcアルバム
梅雨入りが足踏みしているようですが、庭のヤロウが黄色く色づいてきました。
すっかり根付き、毎年葉が茂り、花を開きます。



そして、アガパンサスも放射状に花が伸び、膨らみ開き始めました。





期せずして、ウクライナの国旗の色の取り合わせです。



100日を超える戦争で、大きな被害が出ています。
一日も早く、元の生活に戻れるよう祈らずにはいられません。

一方の国の白と赤もアナベル、ガクアジサイとベニヤマアジサイの色です。





ともに多くの血が流される事態は避けなければなりません。





ハナショウブ・・その2

2022-06-11 | 植物etcアルバム
ハナショウブの種類は、その栽培の歴史から、○○系、○○型と分類されています。

山田池公園のハナショウブは、配布のリーフレットによれば、
150種10000株あると言われています。

名札がつけられていますので、昨日の画像を紹介します。

なお、玉川大学農学部 花菖蒲図鑑によれば、

とその分類が説明されています。

1    a    長井型    村祭


2 a 長井型 爪紅の桜


3 b 江戸古花 蛇の目傘


4 b 江戸古花 鳳凰冠




5 b 江戸古花 八咫鏡(ヤタノカガミ)


6 b 江戸古花 鶴の毛衣


7 b 江戸古花 五月晴


8 b 江戸古花 天女の冠


9 b 江戸古花 錦の褥

  6⇒9
10 b 江戸古花 万代の波


11 b 江戸古花 玉宝蓮


12 b 江戸古花 大紫


13 c 江戸型 宿の桜


14 c 江戸型 初紫


15 c 江戸型 上紫


16 c 江戸型 初紅(ハツクレナイ)


17 c 江戸型 初鏡


18 d 伊勢古花 桜狩



19 e 伊勢型 津の花


20 f 肥後型 新千早城


21 f 肥後型 紅唇(コウシン)


22 f 肥後型 小倉山


23 f 肥後型 老松


24 f 肥後型 曲水の詩


25 g 種間交配種 金冠


26 g 種間交配種 愛知の輝



花の姿と同時に、命名のセンスの良さも楽しめますね。