20200408 start!

ソーシャルディスタンスを縮めるよう、交流の場をスタートしました。

秋の淀川沿い

2021-10-30 | 植物etcアルバム
穏やかな秋空に誘われて、いつもの水処理センターから淀川の土手に散歩に出かけました。

水処理センターの池には、カルガモの群れ。留鳥でいつも身近にいる野鳥で、オス・メス同色。岸で日向ぼっこをしたり時には水に浮かびゆっくりと泳いでいます。







鯉も岸辺に集まり、中には鮮やかな黄色に輝く鯉が一匹目立っています。



クロガネモチの赤い実、シラカシのドングリ、アキニレの翼果、そしてセンダンの実が秋の深まりを感じさせてくれます。ナンキンハゼの若い実と別の大木に花が付いていて、同時に見られました。花はやはり気候で迷い咲いたのでしょうか。






淀川沿いの田んぼは、既に稲刈りも終わり、田んぼに稲わらを小さな塊で積み上げ、野焼きが行われていました。立ち上がる煙は、この時期の風物詩としてこの地では溶け込んでいるのでしょう。







収穫の秋からもう来年に備える季節に移ろうとしていました。



ジャノメエリカ

2021-10-29 | 植物etcアルバム
何度か寒い季節を中心に紹介したジャノメエリカですが、今年はもうちらほら咲き始めています。



10年前には珍しく園芸店で見かけることは少なかったのですが、その後、苗木よく見かけるようになったエリカ類です。

複数本地植えにしましたが、1本が活着し、枝を伸ばして目立つ存在のなりました。ピンクに黒い点(葯)が蛇の目に見えるところからそう名付けられたもののようですが、ツツジ科エリカ属の南アフリカ(ケープ地方)原産の常緑低木です。日本には大正期に渡来して切り花など園芸種として広がったそうです。



英名でエリカはヒースといい、ヒースは英国の荒れ地のことで、そこに多く植生しているエリカ属もヒースと呼ばれています。
ヨーロッパ原産のエリカはヨーロッパ・ヒース、南アフリカ原産のエリカはケープ・ヒースと呼ばれ、区別されます。



先代は、勢いよく伸びて突然枯れたので、ゆっくり育ち、長く楽しませてほしいと思っています。



金陽ーー近況!

2021-10-27 | 植物etcアルバム
今日、景観園芸学校に行く機会があり、ヤマボウシの様子を見てきました。

お向かいには、落葉と常緑のヤマボウシが並んでいますが、その常緑と同じように金陽は、緑の葉をたくさん残していました。

丈も前回より伸び、北側に広がったボリューム感はさらに増したようです。
幹の中段の枝には、蕾もいくつかあり、来春が楽しみです。

寒肥が開花前の若木に必要か?少し調べてみて必要なら、次の機会に施したいと思います。





※東作業室手前のモミジバフウの紅葉です。


黒枝豆

2021-10-23 | 植物etcアルバム
近所の畑の傍に ”○○日10時 黒枝豆 売ります” の看板。
丹波産ではないのですが、とれたての黒枝豆が食べられるので購入してみました。



3株におまけが1株で、コストパフォーマンスは上々です。
枝から黒豆をとって水洗いして、塩ゆでして冷凍保存すると美味しさが長く楽しめるとのこと。
今日食べる以外は、すぐに茹でて冷凍に。少し試食してみると、ムッチリ感と甘さは丹波産に引けを取らない上物でした。



              ※この量で、三分の一程度


黒枝豆と黒大豆との違いは、収穫の時期、熟す前にとるかどうかの違いによるものだそうです。
正月には、丹波産を味わうとして、この秋は地産地消で楽しみたいと思います。



ホトトギス

2021-10-20 | 植物etcアルバム
1週間前ごろから蕾が膨らみ、開花を待つばかりでした。
先週末に花が開き、特徴の紫の斑点が目立ちます。

日本で山野に自生し、秋の茶花として用いられ、古くから日本人に愛されてきてきたホトトギスはユリ科の宿根草です。

以前、キンモクセイの脇に地植えをしていましたが、虫がついて処分をしましたが、今年春、ご近所から苗をいただき、鉢植えにしました。



花の形は、杯形の「ホトトギス形」と釣鐘形の「ジョウロウホトトギス形」があり、杯形は上向きに、釣鐘型は下向きに花が咲くそうです。
釣鐘型は、これまで見たことがなく、初耳です。

雌しべの花柱は3つに分かれて、それぞれがさらに2裂して平らに開きます。







斑点は、人により好みが分かれると思いますが、虫たちにはどう見えているのでしょうか?



舞う落ち葉?!

2021-10-18 | 植物etcアルバム
風の強い昨日、歩いていると上からくるくると舞い降りてくる枯れた葉のようなものがあります。
よく見ると種のようなものがくっついていて重心を保ちながら回転をしています。



上を見上げると枯れた葉のような塊がぶら下がっています。





google レンズで調べてみるとアオギリでした。

そういえば、何年も前にぶら下がった枯れた葉にみえる塊を見つけてアオギリの名前を知ったことを思い出しました。
が、その時は、少し離れたところであったので、下に落ちた枯れたものの正体を確認できませんでした。

アオギリは、アオイ科アオギリ属。和名は、桐(キリ)の樹姿に似ていて、さらに木の幹が青い(緑色をしている)ことによります。
ただ、日本ではキリ(桐)と混同されているようで、豊臣秀吉や日本国政府の紋章として使われるキリの葉は、どう見てもキリの葉に見えず、アオギリの葉のようです。



初夏にアオギリは、大きな円錐状(えんすいじょう)の花房をたわわに付けますが、それは、雄花と雌花が入り混じった小さな花を付ける集合体だそうです。

★『鳳凰の木 青桐(あおぎり)』によると、
https://sakata-tsushin.com/yomimono/rensai/standard/eastasiaplants/20181002_007620.html?pageNum=1
            サカタのタネ 園芸通信

アオギリは、今までの植物分類体系では、アオギリ科になっていました。
近年新しく発展したDNAの塩基配列の研究から、植物分類体系が見直されアオイ科に変更されたのです。


左の写真は、アオイ科のハマボウ、中央は同じくアオイ科のムクゲの花弁を除去したものです。
右のアオギリの雄花の写真と比較するとアオイ科に変更されたのも納得がいきます。
アオギリの雄花は、花弁がなくがくと雄しべだけの構造です。


★『続々・樹の散歩道 何とも食べにくいアオギリの実をかつては誰が食べたのか』によれば、    http://kinomemocho.com/sanpo_aogiri.html









なお、心皮とは、
雌しべの (ときに概念上の) 構成単位のことを心皮 (carpel) という。        
  https://www.biol.tsukuba.ac.jp/~algae/BotanyWEB/pistil.html
     BotanyWeb  より




風散布種子には、モミジのプロペラなどいろんな型がありますが、飛ぶ種の不思議は、興味が尽きないですね。



荒牧バラ公園

2021-10-17 | 植物etcアルバム
急に気温が下がり、風も木枯らしのような一日になりました。
帽子を飛ばされながら、荒牧バラ公園にぶらっと一人で秋バラを見に行きました。

これまでの暑さで、盛りは少し過ぎているようでしたが、人出も密ではなく昼下がりのバラの園をゆっくりと歩きながら鑑賞することができました。

まだ蕾のままの苗もあり、冷気の中で今しばらく楽しめそうです。

早春


オレンジスプラッシュ


ブラスバンド


マダム ヴィオレ


サーモン ゴジャール


タイムレス’98


花かがり


ローズ オオサカ


熱情


プリンセス デュ モナコ



『深まる秋の比叡山散策』

2021-10-14 | XIIBヤマボウシの会
京都の紅葉狩りとして、比叡山方面の企画を考えてみました。
延暦寺の見頃は、例年では11月10日頃との情報がありましたので、11日(木)と設定しました。

参加意向の方は、今月末を目途にその旨をご連絡ください。

参加希望の方には、追って詳細をお知らせします。
よろしくお願いします。
 わかばガーデナー

❀❀❀<概要案>
『深まる秋の比叡山散策』 
     ※タイトル画像は、横川中堂(比叡山振興会議の公式サイト画像より)

山頂の気温は市街地より4~5度低く、秋の深まりの早い比叡山の散策を企画しました。

◎日時 2021年11月11日 (木)
◎集合 JR京都駅
◎コース;
<往路>京都(奈良線)◇東福寺(京阪本線)◇出町柳(叡山電鉄)◇八瀬比叡山口(叡山ケーブル)◇ケーブル比叡/ロープ比叡(叡山ロープウェイ)◇比叡山頂

<散策>山内シャトルバス又は徒歩 延暦寺など

<帰路>往路の逆コース(ロープウェイ16時頃発予定)

◎費用;
・交通費;「秋の関西1デイパス」3600円利用、
       利用日の1ヶ月前から前日までJR駅のみどりの券売機で発売(利用日当日は発売なし)
     <この切符に、(京阪)比叡山チケット【京都ルート】の引換券がついてきますので、上記ルート全区間を利用できます。>
・その他;入園料・拝観料

◎昼食
 未定;密を避けるため、弁当持参も考えられます。

《参考》
<往路スケジュール>

■三ノ宮 新快速  09:07

◇京都  奈良線 10:03

◇東福寺 京阪本線 10:10

◇出町柳 叡山電鉄 10:37

◇八瀬比叡山口/ケーブル八瀬 叡山ケーブル 11:00

◇ケーブル比叡/ロープ比叡 叡山ロープウェイ 11:15

■比叡山頂 11:18

<見どころ>(添付図参照)

■ガーデンミュージアム比叡
↓◇山内シャトルバス 5分
■比叡山延暦寺【東塔】
・延暦寺の総本堂である根本中堂、阿弥陀堂、大講堂など
↓◇山内シャトルバス 5分
■比叡山延暦寺【西塔】・釈迦堂
↓◇山内シャトルバス 10分
■比叡山延暦寺【横川】・横川中堂
・紅葉

なお、
・ガーデンミュージアムは、11月の見頃の花は、セージ類との案内があり、花の種類は少ないと予想されます。
・山頂での散策は、アップダウンもあるので、シャトルバスの利用が時間短縮の意味も込めて、便利かもしれません。
・往復の電車内の混雑を避けるため、早朝や夕方のラッシュ時はできるだけ避けたいと考えています。
・なお、切符は全コース使える3600円の「秋の関西1デイパス」がお得(ただし、前日までに購入が必要)です。

❀❀❀


暑い日々の植物

2021-10-11 | 植物etcアルバム
昨日と一昨日は、最高気温が32°を超え、10月とは思えない暑さが続き、ここ2週間も雨のない日々です。
植物への水遣りが大切な日課になっています。

八房宮様カエデは、紅葉の葉がちらほら、落葉も始まっています。
苗をずいぶん前に入手し、鉢植えにし、挿し芽でも一鉢増やしました。
トウカエデ系の園芸品種で、”宮様カエデ”の名の由来は、昭和初期、伏見宮家のカエデの種子を園芸家が育て流通したことに依るそうです。










ベゴニアも挿し芽で鉢が増え、夏を越えて大きく育ちました。アサギリソウやラムズイヤーのシルバー系のリーフと対照的な赤が目立ちます。






シュウメイギクは開花盛りです。くすんだ蕾が開き、周り一帯が華やかになります。











アマランサス!

2021-10-09 | 植物etcアルバム
ハゲイトウかと思っていた草本が、高さが2mを超えました。
改めて名前を調べてみると、おそらく、
「アマランサス・クルエンタス(Amaranthus cruentus)」と呼ばれる品種のようです。
非耐寒性1年草、和名はスギモリケイトウ、草丈は1~2m、花期は8~10月、花穂が濃い目の臙脂色になるのでレッド・アマランサス(Red amaranth)とも言われます。

アマランサス(別名アマランス))は中南米原産の作物で、現地では主にアンデス山脈など高地や肥沃土の低い土地で栽培されてきて、
鑑賞用として渡来したが、
タンパク質含量やカルシウムなど栄養成分が豊富で、日本でも作物用に品種改良が行われているようです。

2021.9.30


2021.9.8
カマキリが潜んでいました。保護色にはなっていませんね。


2021.8.24





秋晴れの下

2021-10-05 | 植物etcアルバム
10月に入って、日中の気温が30度を超える暑さになりましたが、さすが朝はさわやかな風が吹きます。
シュウメイギク(キンポウゲ科)が順々に開いてきました。
蕾が何本も伸びてきて期待が膨らみ、やっとその時期になりました。
数年前に地植えにしましたが、なかなか花の数が増えずにいました。
夏の暑さには弱く、半ば日陰が適しているようですが、日当たりのいい場所を選んでしまったようです。
花が終わったら、株分けして、木の陰に少し移したいと思います。








ゼラニウム(フウロソウ科)が咲きました。
センテッドゼラニウムは、春にピンクの花で楽しませてくれていますが、ご近所から苗が梅雨前にやってきました。
鉢植えににして様子を見ていたところ、9月下旬に開花しました。
花期が長いようなので、来年はもっと長期間楽しめそうです。







久しぶりの金曜の”金陽”

2021-10-01 | XIIBヤマボウシの会
緊急事態宣言などの全面解除になったからという訳ではないのですが、ついでがあってALPHAに行きました。
2か月余ぶりに金陽の様子をお伝えします。

支柱をはるかに超える高さに生長しましたが、主幹が北向きにずいぶん寄っています。
幹と支柱を結ぶ紐が外れたのかもしれません。

強風で倒れたりすると困るので、北側に支柱を追加するなど工夫が必要です。
何かアイデアがあれば、お寄せください。

花芽もいくつか膨らんでいますので、来春は期待できそうです。
コロナの収束で皆さんと一緒に鑑賞の機会ができることを願っています。

<追加の画像>;赤い実は、通路を挟んだ反対側にあるヒマラヤヤマボウシのものです。

金陽から管理棟に繋がるスロープ通路際には、ピンクのセンニチコウやブルーセージが群生しています。
キャンパス内外の画像を添付します。