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淀の河津桜

2023-03-17 | 植物etcアルバム
淀川とサクラ、これまでは八幡の背割り堤のソメイヨシノの並木しか思い浮かばなかったのですが、その三川合流地点から宇治川・桂川沿いに2~3km程上流の「淀水路」の早咲きの河津桜がネットで紹介されていました。

京阪電車は、淀駅が高架駅になり大阪方面行きの電車の窓から、そのピンクの帯が通り過ぎる際、一瞬目に入ります。



淀駅から大阪方面に線路沿いに歩いて10分足らずで「淀水路」に着きます。

駅前にも満開の河津桜が歓迎しています。





「淀水路」はもともとは宇治川の分流のひとつで、淀城の城下町整備によって、淀城の外堀の一部にもなっていました。
今は宇治川から京都競馬場付近で分流し、京阪本線を超えて桂川に合流しています。
ただし、宇治川改良に伴う河床低下によって、淀水路とは概ね1メートルほどの水位差があり、宇治川から淀水路への流れはありません。
京都競馬場を中心とする宇治川右岸(北岸)の堤防内から水が桂川へと流れ込みます。
桂川との合流地点には淀排水機場があり、桂川増水時には桂川から淀水路への逆流を防いでいるそうです。



大勢の人が見物に、外国語も耳に入る河津桜の花見は、早いサクラを求めて盛況でした。





少し葉桜のものもありました。



ソメイヨシノに比べ自己主張が強く、春の到来の先駆けです。