い・ち・に・ち

明日が今日になって昨日になるような毎日

百七歩

2017-08-30 | 道しるべ

音も無く 落ちたしずくの 波紋が泣く

お母さんと呼ぶ
お帰りとほほ笑む
腕の中のぬくもりを抱く

たった一言で
瞬間の出来事で
鼻の奥がツンとする

見えない心の
真ん中の深さに
広がる波紋が

続く限り

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