い・ち・に・ち

明日が今日になって昨日になるような毎日

十五番

2021-08-29 | 順番
自由と背中合わせの孤独

求めていた背の君が人違いだった時
気付いた場所を出発点にするか
もうひとつの予想図を書き始めるか

遅いと嘆くのではなく
ここからを始まりとする

両手を広げても
抱えきれない大きさを
いっぱいだと喜んだ小さい自分

はしゃぎ回れる視界の中が
自由なんだと思っていた

視線の高さが変わっても
気持ちの種類が増えすぎても
自由自在の孤独を背負う