い・ち・に・ち

明日が今日になって昨日になるような毎日

百八十二歩

2018-05-13 | 道しるべ

手のひらで 積み上げ崩す 星の砂

想像上の遠い記憶
一粒の水滴が
硬い大地を起こす

あの日作った砂の山
トンネルの真ん中で
出会った指先

汗が山を高く導き
涙が溢れる砂を砕く

形を変え
地上で輝く星になる