わが家のルール。
テレビゲームは原則禁止なのさ。
ちょっと凄いでしょ。
でも、物事にはいつも例外がある。
友達が来たときはOK。
で、このソフトが出たときはしょうがない。
そう、ドラクエです。
期末試験が終わった日が、ドラクエⅨの発売日。
二人でいそいそと買いに行きました。
で、それからは、文字通り寝食を惜しんでやっておられます。
いやあ、面白いんだろうなあ。
やるなっていうほうが無理だよね。
で、このドラクエ、わが家の「成果主義」の果実です。
「中間テストで●●●●だったら買ってあげる」ってやつ。
隣に写っている携帯電話も、その手でゲットなさったもの。
まあ、ほとんどがネタみたいな話。
結果がどうであっても買うつもりだったんだけど、
励みとか楽しみになればいいかなってノリなのである。
で、先日、ショーネンと思いついたのが、
お小遣いへの「成果主義」の導入。
彼は現在、月給1500円なんですね。
で、二人で考えた。
10段階評価の通信簿がベース。
⑩一つあたり300円のベースアップ。
⑨なら200円。
⑧なら100円。
逆に⑥ならマイナス200円。
⑤ならマイナス300円
④はマイナス400円
③はマイナス500円
で、②は一気にゼロ査定である(笑)
ショーネンと同じ学校に通っていた私。
記憶の中の通信簿は、いつも五段階評価だったような…
上記のようなレギュレーションは考えられないほどの過酷さであるが、
ショーネンはいつものように自信満々。
「よっしゃーっ!」とか言ってます。
でも知らないんだよな、彼は。
かの学校のオソロシサを。
みんなスゲーんだから。
きっと彼は近い将来、涙ぐむことでしょう(笑)
てなことをやって遊んでる毎日。
ここんとこマイブームなのがこれ。
そう、「ハゲタカ」。
映画を見て、読み始めたのさ。
年功序列の弊害、
そして行き過ぎた成果主義の成れの果てなど、
示唆に富む内容が綴られている。
相当面白い。
まあ、何事もほどほどにってことかしら。
楽しみになるようなインセンティブならやる気も出るだろうし、
差をつけるのだけが目的じゃあ、嫌になっちゃうだろうし…。
全国の経営者の皆さん!
ボーナスにドラクエⅨを配るなんてどうでしょー!
で、まあ、先日内示があって、新しい環境が目の前に。
このネタも書きにくくなりそうだから、
早めに開陳しておきましたです。
おっ、早い(笑)
今日もムダに走ってたんだけど、
自転車ってのはダメですな。
ほかにやることないから、
ずぅーーーーっと同じことを考え続けてしまいます。
なるようにしかならないのにね。
以後、この手の話は書きません。
成果主義を悪者にした5つの「思い込み」
1 成果とは結果である(プロセスも評価せよ)
2 成果は数値で表す必要がある(定性的なものも可)
3 評価は客観的であるべき(詳細に説明し上司の主観で可)
4 評価には必ず差をつける(実態を説明するだけで良い)
5 成果は処遇に直結させる (同上)
特に賃金カットに使われたことが最も罪深いことだとか。
更に上位2割・下位2割を除く、真ん中の6割の層には、
成果主義で評価に差を付けるとモラルダウンが生じるだけとか。
多くの会社が導入してギスギスしています。
いやはやなんとも・・・です。
成果主義、ってゆーか査定…
こりゃ、なかなか馴染みにくいですよね、日本には。
まあ、それでもアタシはこれまで、
『ある程度の成果主義は当たり前。査定は当然だろ』とうそぶき、
『強者の論理』だの『あいつはジャイアンだ』だのと批判されてきました(笑)
まあ、実際、仕事ってなかなか数値化できません。
ウチなんて特にそうです。
クリーンナップを任されてる奴もいれば、進塁打で十分な若手もいる。
で、それはだいたい年功序列でうまく行くんですよね。
まあ、だいたいなんですけど…
そこをはみ出すケースについて、
忖度すればいいような気がするんですけどね。
とはいえ、根が軍人なもんで、
『グズグズ言う前にネタ拾うてこい!』って言っちゃうんですよね。
やるんなら、モチベーションが保てるよーなのがいいですよね。
目の前のサラリーだと生々しいから、
退職金が増えるとかがいいかも。
見通せない時代ですしね。