☆日本再生ブログ~Byのんpapa

政治・経済・社会を少々保守的視点からの思想やメディアが伝えぬ内容、更に交通関係の趣味も入るという何とも謎なブログです

3月3日(日)のつぶやき

2019-03-04 05:39:45 | Twitterのまとめ投稿

鳩山由紀夫氏ツイートデマ認定は当然

2019-03-04 05:00:00 | 社会・政治
2月21日の夜に最大震度6弱の北海道胆振東部地震の余震が発生し、その前後で民主党政権時首相であった鳩山由紀夫氏がTwitterに炭酸ガス地中貯留実験(以下CCS)による「人災と言わざるを得ない」というツイートをして北海道警察がデマゴーグと認定した。

当の日本CCS調査株式会社の発表を抜粋すると、『平成30年9月6日発生の「平成30年 北海道胆振東部地震」について』と題して見解を発表し、「滝ノ上層については、苫小牧西港の沖合 4km の海底下の約 2,400mの地層に二酸化炭素を貯留しています」「実際の二酸化炭素が圧入された地層と地震の震源が位置する地層とは連続性がなく、二酸化炭素の圧入による影響が本地震の震源まで及んだとは考えられません」と、地震との関係を完全に否定している。

例えば大爆発に伴う地層崩壊による地震が発生すれば"人工地震"になり得るが、炭酸ガスが時間をかけて地中に浸透し地質変化を起こして崩壊を起こす場合は「誘発」となり、CCSがその「要因」となり得る可能性はあるが、それには自然による崩壊エネルギーを伴う必要がある。

つまりCCSが地震発生の誘発要因になると科学的に認定できたとしても、誘発要因ではなく飽くまで直接的な原因とならなければ"人工地震"とは言えないのである。

CCSとの関連を調べているという事に鳩山氏が同調したというものであり、CCSと地震との因果関係は調査すべきではあろうが、直接的なデータとして結び付くまでは公表できる段階にはない状況下で、鳩山はまだ速報段階のデータもなしに因果関係はこれだと決めつけてしまっている。

それこそ慎重に調べていくべきものであって、確証が出たら論文なり記者発表なりすべきものであろうし、迂闊にCCSに関する知識のない人に向けて出すと不必要な不安を煽りかねない事は意識して然るべきであろう。

こうした経緯からすると直接的な科学的データが出ない状況では話が飛んでいるため、デマと認定するのは当然だと言えよう。