☆日本再生ブログ~Byのんpapa

政治・経済・社会を少々保守的視点からの思想やメディアが伝えぬ内容、更に交通関係の趣味も入るという何とも謎なブログです

ハラル適合品目を増やして需要拡大を

2016-05-24 17:00:00 | 社会・政治
世界には多数のイスラム教徒がおり、日本国内でも在住者がおり観光でも訪れる機会も多いという。

イスラム教の教えもそれぞれではあるが、禁忌な食べ物(ハラム)や加工法は共通項があり、豚・犬・酒はまず許されない。
製法面では血のついたままの食材、アルコールを発生するような発酵食品については、ハラルと認められない場合もある。

ただそれに引っ掛かりにくいカテゴリーについては、無理のない範囲で「ハラル」適合を出来うる限り進めていっていただきたい。

勿論日本の食文化があるためすべてイスラムに合わせるという話ではないが、サラダ類は結構ハラルに適合しやすいため、こういったものからでも進めていってイスラム圏の人々にも安心して来ていただくという取り組みによって、日本に来てもらいやすい環境を作る。

モスクの話もあろうが、それ以上にハラル適合が少ないという面が観光客の少なさに繋がっている。

イスラム教は過激派のテロが報道されて恐ろしいイメージが強くなっているが、過激派はイスラム教の教えから逸脱しているというのがイスラム教徒の認識であり、誤解は非常に悲しいというのが彼らの本音だ。

ハラル適合は困難な品目もあるが、実質はそのままハラル認定を出したり、改良版でハラル適合を目指すといった比較的容易な品目もある。

無理に日本の文化を壊すという意味ではなく、日本の味文化を広げていく事でビジネスチャンスを生まれる。

これから中国経済の失速と関税強化によりです中国のインバウンド需要が減る見通しなので、食品・外食産業はハラルによる海外需要取り込みに目を向けていただきたいものである。