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いげのやま美化クラブ

自然はアイドル!水辺の笑顔、未来の子供達へ素敵な自然の恵みを繋げていきましょう、環境問題、自然生き物、美化活動&男の料理

マダニから猫・・・猫から人間・・・小さなウイルスエイリアンSFTS・・・

2013-06-27 21:29:33 | 出来事!

ネコにかまれた後にマダニが媒介するウイルス感染症「重傷熱性血小板減少症候群
(SFTS)」を発症して死亡2017年7月・・・50代女性・・・・
弱った野良猫を病院へ連れて行こうとした時噛まれたそうです・・・


犬を飼育している方は、春から夏にかけて、ノミ駆除、寄生予防マダニ・シラミ・ハジラミ駆除剤を投与しますね・・・フロントラインなどが有名ですよね
飼い猫も同様・・・・猫用の、ニミ、マダニ、シラミ駆除剤もありますし~・・・

野良猫はそういうのは基本何も無いですよね・・・これからは問題になって来そうです・・・・(2017年追加記事)

マダニ・・・マダニは、1年を通して居ると言われています、地域場所や環境の温度などで活動していると言われています
見る事が多くなるマダニの時期は5月の春~夏の終わりの9月頃までの期間多く見かけますね・・・・



平地や街中では、あまり見かけないかもしれませんが、山中などはマダニが多いとされています・・・
草むらなどに潜んで、近くを通る生き物の日本では1700種類のダニがいるとか・・・
草にマダニが待機して獣や人間の振動や呼吸の二酸化炭素を察知して飛び移るそうです・・・
マダニ・・マダニはクモ綱に属
温度や、臭いなどで察知してジワリじわりとハラー氏器官で察知し、草の先端付近で待機して生き物に乗り移ると言われています・・・
そして赤ちゃんダニと、若者ダニは3~5日間ほど吸血し、生き物から離れて地上に落ち脱皮します。大人ダニも1週間ほど
血を吸い、交尾して子孫を増やすそうです・・・・

マダニが媒介する病気として、バベシア症
犬などの赤血球に寄生する原虫。急性例では死亡する事もあるようです。・・・
ライム病
ボレリアという菌を、マダニが血を吸うときに犬などにうつします。発熱、全身性の痙攣、起立不能、歩行異常や神経過敏などの症状。人間にも感染します。
その他、日本赤斑熱Q熱、ヘパトゾーン症、野兎病、、ダニ媒介性脳炎などの病気にもなるとされています。

吸血方法は、唾液酵素で、皮膚を溶かし、ダニノコギリで皮膚表面を切り開き口下片を差し込んで吸引すると言われています・・・・
考えただけでも、怖ろしい光景ですが、気が付かないうちにこの作業が行われているようです・・・・・


これは、フタトゲチマダニの血を吸った状態・・・・

「お腹いっぱ~い!」・・・警戒している時は足や触覚は、縮んでいますが、しばらくすると、ニョキニョキと出てきます・・・・・・・でも、パンパンに大きくなった体では歩けません・・・

見ているだけでも不気味・・・まさしく昆虫エイリアンみたいな・・・・吸血昆虫・・・・・

血を吸血したり、病原菌を媒介しなければ、お腹から見る光景は、キモかわいくも見えるかな?・・・・






自然環境の中に生活しているマダニ・・・・(マダニのお腹拡大画像)・・・
都会や、平地では見かける事も少ないですが、居ないとは限りません・・・・

草むらも10センチ以下の場所では少ないとも言われています・・・・

なので、短く草刈された公園などはマダニは少ないかもしれませんが、長く伸びた雑草群集の刈りたては
多く居る可能性も・・・・・でも、都会では少ない?・・・と思います・・・




血を吸ったマダニは、まるでコーヒー豆のような、麦のような・・・・

大きさの違いの比較のために、てんとう虫さんと、カメムシさんに協力して頂いて・・・・・



えっ?・・・・てんとう虫さんよりひとまわりデカイ!・・・・・
この時の血を吸ったマダニさんは体調7ミリ・・・・・



ここからは、衝撃的な画像があるので、見たくない方は見ないでください!・・・・・
「では、マダニのオペを開始します」・・・・・・
さすがに生きているのは怖くて出来ません・・・・・
死後数日経ったものです・・・・・・



切ってみると、?????



中には血の固まり・・・・レバーみたいなのが、びっしり・・・・!(マダニの体内部画像)・・・
マダニの殻と、血の固まり・・・・・肉眼ではそれだけしか見えませんでした・・・・
遅い吸血未吸血時の体重の10倍程度だそうですが、急速な吸血後は更に10倍の最終的に
100倍の体重になるとか・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

犬を飼ってる方は出会う機会もあると思います・・・・・



もし、マダニに吸われているのを発見しても、無理に引きちぎってしまうと口の部分が皮膚内に残り、化膿してしまう危険性もありますので注意が必要です
人が刺されている場合には病院へ行くことが大切です!・・・・・



犬やネコなどは普段から「フロントライン」などで定期的な投与で普段から予防してあげましょうね!




山に行ったからと言っても、必ず刺されるとはかぎりませんし、人も虫除けスプレー&長袖長ズボンで、対策をしておけば、
楽しい夏の山遊びも楽しく過ごせるでしょう!・・・・

ダニ対策と、対処法・・・・・何か良い方法を知ってる方、コメントお願いしますね・・・・


長岡京市・・・・犬を飼ってる人が多い犬川付近・・・・出来るだけ、小まめに草刈ボランティアで、
マダニが少ないようにしたいと思います・・・・・



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