波乱の海をぶじ目的地へ

現世は激しく変動しています。何があるか判りませんが、どうあろうと、そんな日々を貧しい言葉でなりと綴っていけたらと思います

一歩

2015-03-18 07:51:22 | 散文



☆一歩



山道に迷い、

日没も迫っている時、

決して自分の判断に頼ってはならない。

それは自らを神とすることだから。

山道に迷い、方途もつかないとき、

その時こそ、唯一絶対の神、主に祈ることだ。

神は奇しきわざをもって救いの道を示してくれるだろう。

信じられなくてもよい、

諦めからでも、まずその方向へ踏み出してみることだ。


後になって、心からは信じていなかったことを

些かも愧じる必要はない。

神はとにかくその方向へ

足を踏み出したことをもって、

よしとしてくれるだろう。



   ☆


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