




この記事はインターネットセキュリティソフトの(1)から(5)及び過去記事の関連記事を纏めたものである。それぞれの記事と重複している。
ウイルスチェック(2006年11月4日)
「さいら」が使っているウイルス対策ソフトはシマンテック社製である。そのソフトを使い出してから結構長い。併せて、システム関係のソフトも同社である。会社の推奨は週に一回であるが、一応数か月に一回程度、完全スキャンを行っている。
最近普通に使用しているとそうは思わないのであるが、パソコンの調子が悪いのかやたらにこのウイルススキャンに時間が掛かる。ファイル数は約34万ファイルで、そんなに数が急に増えた訳でもない。一年ほど前は、夜に始めると朝には終了していた。まあこれなら困ることはない。
ところが、前日の22時頃に始めて、終了したのが、つい先ほどの14時30分である。その間約16時間掛もかっている。こんな状態がここ数回続いている。もう少し早く終わって欲しいと思うのであるが・・・。購入してから既に3年ほど経っているのでパソコンの環境にもよるのであろうが、退職者の身には早急に買い換えることも出来ない。
皆さんどれ位の時間が掛かるのか?、何か工夫をすることが出来ないのか?、他社のソフトではどうなのか?等々、参考になることでしたら何でも良いのですが、教えて頂けないでしょうか?お願いします。
と言う訳で、今回の更新は予定より随分遅れました。その愚痴も兼ねての記事です。
インターネットセキュリティソフト(1)(2007年11月4日)
インターネットセキュリティソフトは、シマンテック社である。それと、同社の「システムワークス」もあわせて使用していた。お陰様でPCの不具合もなく、ウイルスの被害も受けなかった。
更新の期限が11月1日で切れる。何回も「更新期間延長お買い求め」のサインが出ていたが、ギリギリまで、思案していた。 と言うのは、この取り纏めの最初の記事で触れているとおり、この会社の「ウイルス完全スキャン」は月一回の推奨であるが、非常に時間が掛かる。それで、もう少し軽めのソフトを探していた。
しかし、真偽のほどは分からないが、「システムワークス」はウインドウズの「ソフトの追加と削除」では完全に削除が困難であると言う様なことも聞いた。完全削除に失敗して再インストールが出来ないで困っているソフトも「さいら」のパソコンに現にある(先のリンク先のブログ・パソコンの話題(2)の「教えて下さいーiTunesのインストール(2006年9月24日)」)。
それで、今回も同社のソフトにすることとした。
インターネットセキュリティソフト(2):新製品(2007年11月6日)
同社の宣伝を見ると「NORTON360」が新製品で販売されていた。これなら余り日常利用していない「システムワークス」も不要になり、今まで別のソフトから機能は落ちるかも知れないが、統合ソフトになった。今流行の初心者向けの「オールインワン」ソフトの様である。 相変わらず「新モン食い」の「さいら」なのでそれに決めた。今なら、更新期間が2年有るのも一つの要因である。
購入は普通ならば「CD-ROM版」であるが、同じ会社であるし、同様なソフトが既に入っているし、そしてこれが一番の理由であるが、その方が安いので「ダウンロード版」にした。
よく見ると、「スタートアップサービス」がオプションで可能であった。インストールする場合、アクティブ化・最初のウイルス検査等が必要で、この手のソフトは素人の「さいら」には一番面倒であることは確かである。
そうは言いながらも、何回も経験しているので、多分その様なサービスの必要はないと思いながらも、念のために、そのサービスも購入した。
インターネットセキュリティソフト(3):インストール(2007年11月8日)
取り敢えず、「スタートアップサービス」に頼らないでインストールを開始した。特に難しいとは思わなかったが、システムワークスの「go back」ファイルの削除に時間が掛かった。普通のソフトインストールに比較して、時間も掛かり、ソフト自体が複雑そうな感じがする。しかし、インストール自体は特に問題もなく進行したと思った。
インストールが終了して、再起動し、確認のために開いてみると、大きく赤色のバッテンが「PCセキュリティ」に付いている。これは大変。大変。他の項目の不具合は別にして、セキュリティが働かないのではソフトの意味が全くない。
「ライブアップデート」が未だ出来ていない様だ。慌てて、手順に従って、ウイルス対策ファイルなどのアップデートを試みる。ところが、通信をしてファイルを読み込んでいる様だが、最終的に「アップデート失敗」のメッセージが表示される。
当然、依然として大きな赤いバッテンが付いている。「パソコンは保護されていない。」再度試みるが、同様で、全く改善されない。
よく見ると、「エラーコード」が表示されている。テクニカルサポートのHPへ行って、そのエラー番号の対処方法を見つける。その手順通り数回するが、全く事態は改善されない。どうも、そもそもその対処方法にあるソフトがうまく動作していないようだ。ウイルスチェックがうまく作動していない恐れがあるため、余りアクセスすることも憚れる。時計を見ると午後9時を過ぎている。夜8時までの「スタートアップサービス」の時間帯は過ぎている。
その日の作業は中止した。
インターネットセキュリティソフト(4):スタートアップサービス(2007年11月10日)
翌朝、10時からそのサービスは始まるが、それまでの間、もう一度昨夜と同じことを繰り返す。全く同じである。依然としてアップデートが出来ない。「パソコンは保護されていない」の表示はそのままである。
電話にて、昨日の経過を報告。その電話、無料ではないので、この調子ならば電話代もバカにならないと思っていると、「リモート接続にしますので」と言うことになった。それで電話を切る。一寸安心。
時々、リモートが切断してしまわないかをモニタする。その画面を見ていると、その係の人は「さいら」が言ったことと同じことを確認しながら、進めている。
ファイルの読み間違いかと、そのファイルを入れ替えた様だが、うまく行かない。あれこれ2時間程掛かった。ウインドウズで「ソフト削除」をして、入れ替え様としても、今動作中とかで、うまく削除出来ない様子。
諦めたのか、インストールの不具合を確認したのか、同社のソフト削除用ソフトで全ての同社のソフトを削除を始めた。それで午前の部は終わり。
午後再度リモート接続すると、最初から再インストールを始めた。これは旨くいって、約1時間で作業は終了した。結局のところ、3倍もの時間が掛かったことになる。もし担当者が、「一件幾ら」でしているのならば、随分と迷惑をかけてしまった。
こんなに迷惑をかけるのならば、知ったかぶりしないで、最初からそのサービスに頼れば迷惑もかけないで、良かったと反省しきり。そして、今もごく快調に動作している。
又、そのリモート画面を時々見ていて、感心したことがある。担当者には慣れた手順であろうが、決して、急がないのである。場面が変わる都度、一つずつ手順を確認しながら、ゆっくりと進める。「さいら」の方法とは雲泥の差である。見習わないと。
インターネットセキュリティソフト(5):Norton360(2007年11月12日)
このシリーズはひとまずこれが最終回である。今日(2007年11月12日)現在、特に支障もなく快調に動いている。以前のソフトと異なる点などについて少し話そう。
このソフトに変更する時に、一番心配したことがある。それはファイル断片化に対処する「デフラグ」であった。
「さいら」のパソコンは「レイド0」仕様である。それも時代が古いので、マザーボード内蔵でなくて、別途コントローラを付けている。
システムワークスのデフラグは、ごく最新バージョンではどうなっているのか知らないが、そのために、システムワークスで「デフラグ」を実行すると、事態は非常におかしくなってしまう。パソコンがうまく動作しない様になってしまった。説明書を良く読むと、ボードによるレイド0のデフラグには対応していないと書かれていた。宝の持ち腐れであった。
今回の製品はその点が一番の心配であったが、設定を見てもその機能を外すことが出来そうにない。そしていつの間にかデフラグを自動的にしている。特に再立ち上げしてもおかしくはない。デフラグの仕様が変わったのであろう。一つこれは安心だ。
ウイルスチェックも大きく変わった様に思える。「推奨」のスキャンは「高速スキャン」である。これは数ヶ月使用してみないと分からないが、どうも通常の場合は「完全スキャン」を必要としない様だ。完全スキャンの項目もあることはあるが「高速スキャン」は数分で終了する。今までは、「高速スキャン」をしても、必ず「完全スキャンを必要としていた。このメリットは非常に大きい。
そのスキャンも自動的に行われている様で、最終スキャン日はいつの間にか更新されている。
セキュリティソフトは勿論常駐ソフトであるが、従来のものはその立ち上げが少し遅かった。そのために、通信回線に繋ぐのにほんの数秒待たなければならなかった。今回のそれは、非常に素早い。これは偶々インストールの関係でそうなったのかも知れないが、要らぬ心配をしなくても良くなった。
何れにしても、システムワークスよりも機能的には劣るのかも知れないが、素人の「さいら」向けには打って付けである。ただ、殆どが自動で作動するので、何処か物足りない気がするのも確かである。