一寸といっぱい
小学生の頃、我が家周辺は繁華街ではなかったが
「一寸 いっぱい」と書いた赤い提灯が
ぶら下がっている店がぽつんと2軒あった。
今にして思えば、場末の小さな飲み屋である。
未だ小学校であったので「一寸」が
どうもシックリいかなかった。
「一寸」を「ちょっと」と読めなかったので、
「いっすん」と読んでいた。
なんで長さが出て来るのは分からなかった。
ところが、
不思議なもので「いっぱい」の方は
「酒」であろうと思った。
植木等が歌っていた歌詞に似たような言葉が有る。
「~いつの間にやら梯子酒~」
この「いっぱい」の言葉は
「いっぱいの水」と「喜びいっぱい」と
時々迷うので、
最近ひらがなで書くようになった。
と言う訳で、
「さいら」も「一寸 いっぱい」の心算が
それこそいつの間にやら
「体中 いっぱい」になってしまう。
少し違うのは
梯子でなくて、終りまでその店で…。
2008年11月27日
小学生の頃、我が家周辺は繁華街ではなかったが
「一寸 いっぱい」と書いた赤い提灯が
ぶら下がっている店がぽつんと2軒あった。
今にして思えば、場末の小さな飲み屋である。
未だ小学校であったので「一寸」が
どうもシックリいかなかった。
「一寸」を「ちょっと」と読めなかったので、
「いっすん」と読んでいた。
なんで長さが出て来るのは分からなかった。
ところが、
不思議なもので「いっぱい」の方は
「酒」であろうと思った。
植木等が歌っていた歌詞に似たような言葉が有る。
「~いつの間にやら梯子酒~」
この「いっぱい」の言葉は
「いっぱいの水」と「喜びいっぱい」と
時々迷うので、
最近ひらがなで書くようになった。
と言う訳で、
「さいら」も「一寸 いっぱい」の心算が
それこそいつの間にやら
「体中 いっぱい」になってしまう。
少し違うのは
梯子でなくて、終りまでその店で…。
2008年11月27日