SNSとブログ(1)
ブログが流行してしばらくしてSNSが出てきた。ミクシーが我が国では草分け的であり、今も有名である。英語で“Social Network Service”と言い、SNSはその省略語である。
それがそのまま日本語として定着している。
その意味は「 社会的ネットワークをインターネット上で構築するもの」である。ブログと少し異なっている様で興味が有った。
その頃、娘に「会員になる方法」を聞いたことがある。娘が言うには、「会員の方から推薦がないとダーメ。」「お父さんには、誰も推薦してくれる方はキットいないよ。」
その話を聞いて、「SNSは随分と敷居が高い」と思った。それでは発展はしないであろうと思った。
ところが、最近紹介制でないSNSが有ることを知った。探して見ると、必ずしも紹介制が主流でないことも知った。広く門戸が開かれているSNSが有った。閉鎖的社会とするか、開放的社会とするか、のスタンスの違いだろうと思ったが、必ずしもそうではなかったが…。
それで、取り敢えず入会して、どんな社会で、どんな仕組みになっているか、探訪して見ることとした。今から大凡数か月前のことである。
「さいら」の様な不器用な者で、かつ、一日にパソコンに向かうのが精々2時間以内に収めることにしている「さいら」にとってブログと両立するかどうかは疑問であった。
案の定約一カ月程で退会した。
しかし、ブログと異なったSNSの世界の一端を垣間見ることが出来た。
多分、「さいら」ブログが内容は別にして、それなりの過去記事が蓄積されていなかったならば、そのままSNSの世界にのめり込んだであろうと思う。確かに魅力的な世界であった。
このシリーズはSNSを理解するために、SNSとブログとの比較等をそのSNSの日記として記事にしたものからの抜粋である。
SNSとブログ(2):入会
手続きはそんなに面倒なことはなかった。費用も不要で有った。前の記事で触れたように
そこは紹介者が不必要であった。必需品はメールアドレスだけであった。そのアドレスもフリーメールで十分であった。
自己紹介に当たる「プロフィール」のフォーマットは結構詳細だと感心した。年齢・性別などは月並みであるが、趣味なんかはどうでもよいのにと思ったりした。又、会員の方がアクセスしたときにその人柄が分かるように興味のある分野とかの簡単なメッセージも書くことになる。多分このプロフィールは主催者が宣伝とかにも利用するのであろうと思った。と言うのは、最低限主催者に見えれば良いのであって、プロフィール全体を他の会員から不可視にすることも可能であった。とは言え、会員の方が気になることであるので、
丁寧に書いておく方が良い。ハンドルネームが使用できるのか不明であったが、取り敢えず、ブログと同じ名前にした。
SNSと言えども、この辺りは、各項目とかに少々差が有るが、ブログを始める時とそう違いない。
SNSとブログ(3):マイページ
パスワード、暗証番号を入力して、アクセスすると既に「マイページ」が出来上がっている。これは「さいら」専用のページのようだ。名称や仕様は提供会社によって異なるであろう。驚いたのは入会時に書いたプロフィールがそのまま出てくることだ。それならばもう少し形容して書くのだった。と慌てて、プロフィール変更画面を探す。その画面では、
プロフィールの大部分は不可視にできる。ハンドルネームも変更できるらしいことに、驚くとともに、SNSらしくないと思ってしまう。お友達のお名前が頻繁に変わると落ち着かない。
会員番号もある。会員の管理はこの会員番号とメールアドレスで行われるようだ。
以降の作業はこの「マイページ」を通じて行うことになる。マイページには「日記」・「ミニメール」「コミュニティ」・「アルバム」・「あしあと」などのメニューがある。入会早々では、それらの入れ物があるだけでまだ何もない。
何となくブログと似た言葉もあるが、SNSらしい言葉も出て来る。なるほど。こういう道具を使って、会員とのお遊びをすることになるようだ。ちゃっかりとスポンサーのページもある。まあこれは当然であろう。
ここのところはブログとかなり違う。ブログにも自分のブログの設定とか、新規記事投稿とかのメニューはある。しかし、そこは自分が記事投稿するためだけのページである。それに比較してSNSのマイページはさあ、これからお付き合いを始める。」気分にさせる。
そのマイページから次に感じることを次回以降記事にして見よう。
SNSとブログ(4):日記
「日記」はブログの「記事」みたいなものだ。「日記」を中心にして会員同士の交流を図る。
SNSでは、他に交流を図る手段はいつくかあるが、日記もそのためには重要な手段である。中には会員であっても、「日記」を全く書かない方もおられるが…。しかし、三日坊主の私には「日記」と言われると、昔あった夏休みの宿題「絵日記」を思い出してしまう。この日記は幾つかブログに比較して特徴が有る。他のSNSは知らないが、入会したSNSの日記には「カテゴリ」がない。写真の掲載枚数も限られている。絵文字とか文字の修飾とかも出来そうにない。日記の検索もできない。カテゴリや検索機能等、絵日記的発想からもう少し発展させることを検討しても良いのではないかと思ってしまう。その点ではブログの方が自由度が有る。日記を書くと、公開される。と言っても、会員の中だけである。そこがブログと大違いである。ブログで書いた記事は検索ソフトで拾うことが出来るが、SNSはそうはいかない。あくまでも会員の中の記事である。入会した直後だったと思うが、日記の「公開」に仕様変更がなされた様だ。全ての会員に公開する方法と「マイフレンド」だけに公開する方法を選択出来るらしい。いずれにしても、「会員にだけ」がポイントであろう。公開は広く行われているのだが、入国に際して「パスポート」が必要になると言う方が正しいのかもしれない。新しく日記を書くと、マイフレンド宛てに通知が行く。ブログでもピンを送信して記事投稿をお知らせすることもできるが、その機能が強化されている。マイフレンドの日記はその機能のために、良いに付け悪いに付け、ほぼ自動的に読むことになり、お付き合いがさらに深まることになる。又、ブログと同様に「日記」にはコメントを送信出来る。
マイフレンドの日記を読むとどうしても一言二言コメントを送信することになる。マイフレンドへの通知機能とコメント送信でますます、お付き合いが深まることになる。数人のマイフレンドでも、結構真面目なお付き合いをしようとすると手間暇かかる。
SNSとブログ(5):ミニメール
会員間のメール授受機能である。「会員間」がポイントで有り、会員外とのメールは出来ない。その大きな制限はSNSであるから当然であるが、他にも「ミニメール」と言うだけあって、後で少し触れるが、かなり制限が有るのは確かだ。ブログそのものにはこのようなメール機能は全くない。何しろ相手がいるのか、いないのかも分からない、不特定者相手であるから。機能がないと言うよりは機能が不必要だと言うことだ。
ただ、敢えて似ている機能として、「非公開コメント」機能が有るプロバイダもある。それを利用することで同じようなことは可能であるが、返信のしようがない。ブログ全体をパスポート性にすれば良いのかもしれないが、それではブログの意味がない。
入会したSNSのミニメールは最近仕様変更された様だ。従来は、会員であれば、何方にもミニメール発信ができたが、それが出来ないことになった。マイフレンド間だけでメール交換が可能になった様だ。このような制限が出来たのは多分会の運営上予期せぬ事案が出て来たためであろう。よく考えるとこのミニメールの仕組みは「直メが出来ない出会い系サイト」的なところがあり、悪用・商用も可能で、そういう意図が全くない善意のSNS主催者は困った事態になったと言うことだろう。実際、大人げない話であるが、結構この手のクレームとかタレこみが多いのも確かである。
それと制限事項として、90日間しか保存されないこと、書類等添付出来そうにないこと等もある。まあ、この当りは「はい分かりました。」と言うことだ。「ミニメール」とお断りしている所以であろう。
SNSの「ソシアル」の視点からみると、「日記」はマイフレンド間・会員間の「公」の側面であり、ミニメールはマイフレンドとの「私」の側面である。「公」と「私」が相補って
お付き合いすることによって「ソシアル」になると言うことだろう。いくら「ソシアル」と言っても、時には他のマイフレンドに聞かれたくないヒソヒソ話も必要であり、楽しいことでもある。
SNSとブログ(6):マイフレンド(1)
主催する会社によって言い方は異なるかもしれないが、SNSの基本的な仕組みに「マイフレンド」が有る。会員全てがマイフレンドではない。周波数が合う会員と「マイフレンド」になる。マイフレンドになるためには手続きが必要である。
或る方と周波数が合うと思い、もう少し深いお付き合いをしたいときに、「マイフレンド承認申請」をその会員の方に出す。友達になるのに、承認申請も変な言い方であるが、深く考えないで、単なる誘引・お誘いと思えば気が楽になる。
「マイフレンド承認申請」を貰った方は、承認するか、しないかの意思決定をしなければならない。承認されると「マイフレンド」関係が目出度く出来ることになる。勿論承認するかどうかはその会員の自由である。マイフレンド関係が成立するには両者の合意が必要である。お互いに突然承認申請をすることはない。何回かその方の日記を読み、時には、コメントを入れたり、プロフィールを見て、その人なりを判断してからになる。だから、通常は阿吽の呼吸であり、「お断り」はないと思えば良い。しかし最初に申請するのは
少々心配りが必要であるのは確かである。マイフレンドになっても、大きな特典はない。先に記事にしたように日記を書くと、マイフレンドには通知が行く。ミニメールのやり取りが出来るくらいである。
しかしそのような特典だけでなく、どこか信頼感が出て来るのは確かであり、時にはマイフレンドさんを想定して日記を書くこともある。また、マイフレンドさんの日記を読むことに楽しみが出て来るし、不思議なことであるが、日記が途絶えると心配になる。かくして、SNS上で親密なお付き合いが始まる。このお付き合いの濃密さの点では、ブログと大きな違いであると思う。
SNSとブログ(7):マイフレンド(2)
時にはプロフィールで「マイフレンド申請お断り」と記されている不思議な会員もおられる。SNSの楽しみ方を知らない会員さんか?と思ったりする。ところが必ずしもそうでない事情もありそうである。SNSを商用的に利用したり、出会い系サイト的に利用したり、憂さ晴らし的に利用したりする方がおられるのも確かである。そう言う類の方とマイフレンドになって、不愉快な思いをされたことが有るやと聞く。
時には入会早々に「マイフレンド承認申請」が届くこともある。入会早々のことであったので分からずに嬉しかったが、これは実は驚いた。その方のプロフィールを覗いて見ると、
なんとマイフレンド数が数千にもなる。小まめと言えば小まめな方であるが、どこか違うと思ってしまう。どうもマイフレンドの数を競い合っておられる会員であった。SNSもいろんな楽しみ方が有るもんだと感心した。
ところで、一端マイフレンドになったが、色々と不都合を感じる場合もある。そのような場合のためにマイフレンドを解消することもできる。その解消方法は実に簡単で有り、「解消ボタン」をクリックすれば良い。誘った方からでも誘われた方からでも可能であるし、ここは両者の合意は不必要で有り、一方的に解消することもできる。
SNSとブログ(8):足あと(1)
マイページへ訪問してくれた方々のお名前を表示する機能である。名前が表示されるとともに、その方のマイページへも飛ぶことが出来る。「私の」足あとではなくて「私への」足あとである。
どうも「足あと」と言われると「土足で他人の部屋へ」のイメージがある。実は全く違う。「玄関でトントン」と遠慮がちに足あとを残すのである。クリックだから「トン」であるが…。この機能はブログでも有るところがある。例えば、ケーブルテレビなど、プロバイダ直轄のブログの場合である。同じプロバイダを使ってアクセス頂くとそのアドレスなどの記録が残る。これはもっぱら、顧客の囲い込みをするために用いられている。その点で、元々会員間のみのサービスであるSNSと似ている様な、似ていない様な話である。今の「さいら」ブログは全くそのようなサービスはない。アクセス数等の統計は毎日見ることができるが、その結果アクセス数は見るも無残な状態である。だから見ないことにしている。
SNSとブログ(9):足あと(2)
足跡に記録されている「青色」のところは、お礼と好奇心の意味を含めて、当然訪問することになる。特にさいらの場合は、横文字の女性らしき方へは必ず「いそいそ」と何遍でも訪問する。この場合は、「土足」に近いと言われそうだ。時にはお名前に反して、それなりの年齢の「男性」のこともないではないが、それでガッカリすることは全くない。
丁寧な方は「さいら」の訪問足あとを見てだと思うが、再度訪問してくださる。その結果、延々と堂々巡りに相成ってしまう。電車賃もガソリン代もいらないので文句のつけようがない。それでなくても、「徘徊」の世代になった。二日酔いでもないのに、自分がどこへ行ったか?記憶が定かでない。確たる目的もなしに「うろうろ」する。自分がどこへ訪問したのかさっぱりわからなくなってしまう。そこで、さいらの様に老齢者になると、「逆足あと」、「自分の足あと」が欲しくなる。本当に歳は取りたくないと実感する。
「足あと」と言う言葉には思い入れがある。全く関係ない話であるが、実は退職記念に、
流行に後れてはならじと、実に下らない文章を自費出版してお世話になった先輩・同僚に
無理やり受け取ってもらった。その題名が「足あと」であった。それは「私の足あと」であって、決して「私への足あと」ではない。尤も唯一「私への足あと」を今も残してくれている「妻」へは極々簡単な儀礼的な謝辞は書いたことは書いたが。
SNSとブログ(10):伝言板
ミニメールや日記に対するコメントと似ているが、少し異なる機能として「伝言版」が有る。その所在地は、それぞれのプロフィールにある。伝言板に投稿が有るとご丁寧に通知もされる。
例えば、誰かが「さいら」のプロフィールを訪問した時に、或いは、日記の感想などを訪問の証として、その感想などを簡単に記すものである。「足跡+アルファ」の機能と言える。
確かに足跡だけよりも一言、伝言が有る方が親しみやすい。その伝言板を見て、伝言された方をお礼の意味を含めて訪問して、訪問のお礼とその方のプロフィールなどから一言伝言することになる。言わば、マイフレンドになる切っ掛け造りとして利用されるのである。最初遠慮がちに伝言をやり取りしていて、波長が合いそうだとマイフレンド申請と言う具合にうまく進行することが狙いであろう。時には単発的な記事に反応する場合にも利用されることはされるが…。
この伝言版はその方だけに見えるのではなくて、プロフィールを訪問した方にはすべて可視である。その機能を利用して、時には伝言板に実に下らない伝言、それは未だマシであるが、偶さかに悪意ある中傷とか単なる宣伝などを伝言として残す厄介な方もおられる。
ミニメールがヒソヒソ話であるのに対して、このような利用方法は、SNSの中へ一挙に
広めてしまうことになってしまう。どのような世の中でも厄介な人物は実在すると一人納得せざるを得ない。
SNSとブログ(11):アルバム
SNSにはアルバム機能がある。これはブログでも最近あるらしい。手軽にスライドが出来るデジカメが主流になったためであろう。お友達が来訪した時に、「アルバム」を広げて話がはずむこともある。そういう趣旨であろう。マイフレンドだけでなく会員ならばアルバムを鑑賞することは出来る。実にきめ細かいと感心する。
気に入った写真が有ると「拍手」なんて機能もある。人気投票である。誰かのアルバムに拍手を一度すると更新されたアルバムの写真も「拍手」しなければならないような脅迫気分になってしまうので善し悪しのこともある。
アルバムは未だ利用したことはない。それは、写真が苦手なこともあるが、アップロードが面倒だと思ってしまう。SNSの仕様は未だ見ていないが、今のブログでは、一回に3枚しかアップロードできない。だから、10枚の写真をアルバムにしようとすると、4回アップロードをしなければならない。しかも、1枚ずつ、ファイルの元の所在地を指定して、名前をつけなければならない。それと、原版のサイズの大きさの制限もある。数枚ならば兎も角枚数が多いと気が遠くなる作業である。何枚あっても、フォルダごと一挙に
アップロード出来ると良いと思うが如何なものであろうか。技術的には難しくないと素人は思うが、
ブログが流行してしばらくしてSNSが出てきた。ミクシーが我が国では草分け的であり、今も有名である。英語で“Social Network Service”と言い、SNSはその省略語である。
それがそのまま日本語として定着している。
その意味は「 社会的ネットワークをインターネット上で構築するもの」である。ブログと少し異なっている様で興味が有った。
その頃、娘に「会員になる方法」を聞いたことがある。娘が言うには、「会員の方から推薦がないとダーメ。」「お父さんには、誰も推薦してくれる方はキットいないよ。」
その話を聞いて、「SNSは随分と敷居が高い」と思った。それでは発展はしないであろうと思った。
ところが、最近紹介制でないSNSが有ることを知った。探して見ると、必ずしも紹介制が主流でないことも知った。広く門戸が開かれているSNSが有った。閉鎖的社会とするか、開放的社会とするか、のスタンスの違いだろうと思ったが、必ずしもそうではなかったが…。
それで、取り敢えず入会して、どんな社会で、どんな仕組みになっているか、探訪して見ることとした。今から大凡数か月前のことである。
「さいら」の様な不器用な者で、かつ、一日にパソコンに向かうのが精々2時間以内に収めることにしている「さいら」にとってブログと両立するかどうかは疑問であった。
案の定約一カ月程で退会した。
しかし、ブログと異なったSNSの世界の一端を垣間見ることが出来た。
多分、「さいら」ブログが内容は別にして、それなりの過去記事が蓄積されていなかったならば、そのままSNSの世界にのめり込んだであろうと思う。確かに魅力的な世界であった。
このシリーズはSNSを理解するために、SNSとブログとの比較等をそのSNSの日記として記事にしたものからの抜粋である。
SNSとブログ(2):入会
手続きはそんなに面倒なことはなかった。費用も不要で有った。前の記事で触れたように
そこは紹介者が不必要であった。必需品はメールアドレスだけであった。そのアドレスもフリーメールで十分であった。
自己紹介に当たる「プロフィール」のフォーマットは結構詳細だと感心した。年齢・性別などは月並みであるが、趣味なんかはどうでもよいのにと思ったりした。又、会員の方がアクセスしたときにその人柄が分かるように興味のある分野とかの簡単なメッセージも書くことになる。多分このプロフィールは主催者が宣伝とかにも利用するのであろうと思った。と言うのは、最低限主催者に見えれば良いのであって、プロフィール全体を他の会員から不可視にすることも可能であった。とは言え、会員の方が気になることであるので、
丁寧に書いておく方が良い。ハンドルネームが使用できるのか不明であったが、取り敢えず、ブログと同じ名前にした。
SNSと言えども、この辺りは、各項目とかに少々差が有るが、ブログを始める時とそう違いない。
SNSとブログ(3):マイページ
パスワード、暗証番号を入力して、アクセスすると既に「マイページ」が出来上がっている。これは「さいら」専用のページのようだ。名称や仕様は提供会社によって異なるであろう。驚いたのは入会時に書いたプロフィールがそのまま出てくることだ。それならばもう少し形容して書くのだった。と慌てて、プロフィール変更画面を探す。その画面では、
プロフィールの大部分は不可視にできる。ハンドルネームも変更できるらしいことに、驚くとともに、SNSらしくないと思ってしまう。お友達のお名前が頻繁に変わると落ち着かない。
会員番号もある。会員の管理はこの会員番号とメールアドレスで行われるようだ。
以降の作業はこの「マイページ」を通じて行うことになる。マイページには「日記」・「ミニメール」「コミュニティ」・「アルバム」・「あしあと」などのメニューがある。入会早々では、それらの入れ物があるだけでまだ何もない。
何となくブログと似た言葉もあるが、SNSらしい言葉も出て来る。なるほど。こういう道具を使って、会員とのお遊びをすることになるようだ。ちゃっかりとスポンサーのページもある。まあこれは当然であろう。
ここのところはブログとかなり違う。ブログにも自分のブログの設定とか、新規記事投稿とかのメニューはある。しかし、そこは自分が記事投稿するためだけのページである。それに比較してSNSのマイページはさあ、これからお付き合いを始める。」気分にさせる。
そのマイページから次に感じることを次回以降記事にして見よう。
SNSとブログ(4):日記
「日記」はブログの「記事」みたいなものだ。「日記」を中心にして会員同士の交流を図る。
SNSでは、他に交流を図る手段はいつくかあるが、日記もそのためには重要な手段である。中には会員であっても、「日記」を全く書かない方もおられるが…。しかし、三日坊主の私には「日記」と言われると、昔あった夏休みの宿題「絵日記」を思い出してしまう。この日記は幾つかブログに比較して特徴が有る。他のSNSは知らないが、入会したSNSの日記には「カテゴリ」がない。写真の掲載枚数も限られている。絵文字とか文字の修飾とかも出来そうにない。日記の検索もできない。カテゴリや検索機能等、絵日記的発想からもう少し発展させることを検討しても良いのではないかと思ってしまう。その点ではブログの方が自由度が有る。日記を書くと、公開される。と言っても、会員の中だけである。そこがブログと大違いである。ブログで書いた記事は検索ソフトで拾うことが出来るが、SNSはそうはいかない。あくまでも会員の中の記事である。入会した直後だったと思うが、日記の「公開」に仕様変更がなされた様だ。全ての会員に公開する方法と「マイフレンド」だけに公開する方法を選択出来るらしい。いずれにしても、「会員にだけ」がポイントであろう。公開は広く行われているのだが、入国に際して「パスポート」が必要になると言う方が正しいのかもしれない。新しく日記を書くと、マイフレンド宛てに通知が行く。ブログでもピンを送信して記事投稿をお知らせすることもできるが、その機能が強化されている。マイフレンドの日記はその機能のために、良いに付け悪いに付け、ほぼ自動的に読むことになり、お付き合いがさらに深まることになる。又、ブログと同様に「日記」にはコメントを送信出来る。
マイフレンドの日記を読むとどうしても一言二言コメントを送信することになる。マイフレンドへの通知機能とコメント送信でますます、お付き合いが深まることになる。数人のマイフレンドでも、結構真面目なお付き合いをしようとすると手間暇かかる。
SNSとブログ(5):ミニメール
会員間のメール授受機能である。「会員間」がポイントで有り、会員外とのメールは出来ない。その大きな制限はSNSであるから当然であるが、他にも「ミニメール」と言うだけあって、後で少し触れるが、かなり制限が有るのは確かだ。ブログそのものにはこのようなメール機能は全くない。何しろ相手がいるのか、いないのかも分からない、不特定者相手であるから。機能がないと言うよりは機能が不必要だと言うことだ。
ただ、敢えて似ている機能として、「非公開コメント」機能が有るプロバイダもある。それを利用することで同じようなことは可能であるが、返信のしようがない。ブログ全体をパスポート性にすれば良いのかもしれないが、それではブログの意味がない。
入会したSNSのミニメールは最近仕様変更された様だ。従来は、会員であれば、何方にもミニメール発信ができたが、それが出来ないことになった。マイフレンド間だけでメール交換が可能になった様だ。このような制限が出来たのは多分会の運営上予期せぬ事案が出て来たためであろう。よく考えるとこのミニメールの仕組みは「直メが出来ない出会い系サイト」的なところがあり、悪用・商用も可能で、そういう意図が全くない善意のSNS主催者は困った事態になったと言うことだろう。実際、大人げない話であるが、結構この手のクレームとかタレこみが多いのも確かである。
それと制限事項として、90日間しか保存されないこと、書類等添付出来そうにないこと等もある。まあ、この当りは「はい分かりました。」と言うことだ。「ミニメール」とお断りしている所以であろう。
SNSの「ソシアル」の視点からみると、「日記」はマイフレンド間・会員間の「公」の側面であり、ミニメールはマイフレンドとの「私」の側面である。「公」と「私」が相補って
お付き合いすることによって「ソシアル」になると言うことだろう。いくら「ソシアル」と言っても、時には他のマイフレンドに聞かれたくないヒソヒソ話も必要であり、楽しいことでもある。
SNSとブログ(6):マイフレンド(1)
主催する会社によって言い方は異なるかもしれないが、SNSの基本的な仕組みに「マイフレンド」が有る。会員全てがマイフレンドではない。周波数が合う会員と「マイフレンド」になる。マイフレンドになるためには手続きが必要である。
或る方と周波数が合うと思い、もう少し深いお付き合いをしたいときに、「マイフレンド承認申請」をその会員の方に出す。友達になるのに、承認申請も変な言い方であるが、深く考えないで、単なる誘引・お誘いと思えば気が楽になる。
「マイフレンド承認申請」を貰った方は、承認するか、しないかの意思決定をしなければならない。承認されると「マイフレンド」関係が目出度く出来ることになる。勿論承認するかどうかはその会員の自由である。マイフレンド関係が成立するには両者の合意が必要である。お互いに突然承認申請をすることはない。何回かその方の日記を読み、時には、コメントを入れたり、プロフィールを見て、その人なりを判断してからになる。だから、通常は阿吽の呼吸であり、「お断り」はないと思えば良い。しかし最初に申請するのは
少々心配りが必要であるのは確かである。マイフレンドになっても、大きな特典はない。先に記事にしたように日記を書くと、マイフレンドには通知が行く。ミニメールのやり取りが出来るくらいである。
しかしそのような特典だけでなく、どこか信頼感が出て来るのは確かであり、時にはマイフレンドさんを想定して日記を書くこともある。また、マイフレンドさんの日記を読むことに楽しみが出て来るし、不思議なことであるが、日記が途絶えると心配になる。かくして、SNS上で親密なお付き合いが始まる。このお付き合いの濃密さの点では、ブログと大きな違いであると思う。
SNSとブログ(7):マイフレンド(2)
時にはプロフィールで「マイフレンド申請お断り」と記されている不思議な会員もおられる。SNSの楽しみ方を知らない会員さんか?と思ったりする。ところが必ずしもそうでない事情もありそうである。SNSを商用的に利用したり、出会い系サイト的に利用したり、憂さ晴らし的に利用したりする方がおられるのも確かである。そう言う類の方とマイフレンドになって、不愉快な思いをされたことが有るやと聞く。
時には入会早々に「マイフレンド承認申請」が届くこともある。入会早々のことであったので分からずに嬉しかったが、これは実は驚いた。その方のプロフィールを覗いて見ると、
なんとマイフレンド数が数千にもなる。小まめと言えば小まめな方であるが、どこか違うと思ってしまう。どうもマイフレンドの数を競い合っておられる会員であった。SNSもいろんな楽しみ方が有るもんだと感心した。
ところで、一端マイフレンドになったが、色々と不都合を感じる場合もある。そのような場合のためにマイフレンドを解消することもできる。その解消方法は実に簡単で有り、「解消ボタン」をクリックすれば良い。誘った方からでも誘われた方からでも可能であるし、ここは両者の合意は不必要で有り、一方的に解消することもできる。
SNSとブログ(8):足あと(1)
マイページへ訪問してくれた方々のお名前を表示する機能である。名前が表示されるとともに、その方のマイページへも飛ぶことが出来る。「私の」足あとではなくて「私への」足あとである。
どうも「足あと」と言われると「土足で他人の部屋へ」のイメージがある。実は全く違う。「玄関でトントン」と遠慮がちに足あとを残すのである。クリックだから「トン」であるが…。この機能はブログでも有るところがある。例えば、ケーブルテレビなど、プロバイダ直轄のブログの場合である。同じプロバイダを使ってアクセス頂くとそのアドレスなどの記録が残る。これはもっぱら、顧客の囲い込みをするために用いられている。その点で、元々会員間のみのサービスであるSNSと似ている様な、似ていない様な話である。今の「さいら」ブログは全くそのようなサービスはない。アクセス数等の統計は毎日見ることができるが、その結果アクセス数は見るも無残な状態である。だから見ないことにしている。
SNSとブログ(9):足あと(2)
足跡に記録されている「青色」のところは、お礼と好奇心の意味を含めて、当然訪問することになる。特にさいらの場合は、横文字の女性らしき方へは必ず「いそいそ」と何遍でも訪問する。この場合は、「土足」に近いと言われそうだ。時にはお名前に反して、それなりの年齢の「男性」のこともないではないが、それでガッカリすることは全くない。
丁寧な方は「さいら」の訪問足あとを見てだと思うが、再度訪問してくださる。その結果、延々と堂々巡りに相成ってしまう。電車賃もガソリン代もいらないので文句のつけようがない。それでなくても、「徘徊」の世代になった。二日酔いでもないのに、自分がどこへ行ったか?記憶が定かでない。確たる目的もなしに「うろうろ」する。自分がどこへ訪問したのかさっぱりわからなくなってしまう。そこで、さいらの様に老齢者になると、「逆足あと」、「自分の足あと」が欲しくなる。本当に歳は取りたくないと実感する。
「足あと」と言う言葉には思い入れがある。全く関係ない話であるが、実は退職記念に、
流行に後れてはならじと、実に下らない文章を自費出版してお世話になった先輩・同僚に
無理やり受け取ってもらった。その題名が「足あと」であった。それは「私の足あと」であって、決して「私への足あと」ではない。尤も唯一「私への足あと」を今も残してくれている「妻」へは極々簡単な儀礼的な謝辞は書いたことは書いたが。
SNSとブログ(10):伝言板
ミニメールや日記に対するコメントと似ているが、少し異なる機能として「伝言版」が有る。その所在地は、それぞれのプロフィールにある。伝言板に投稿が有るとご丁寧に通知もされる。
例えば、誰かが「さいら」のプロフィールを訪問した時に、或いは、日記の感想などを訪問の証として、その感想などを簡単に記すものである。「足跡+アルファ」の機能と言える。
確かに足跡だけよりも一言、伝言が有る方が親しみやすい。その伝言板を見て、伝言された方をお礼の意味を含めて訪問して、訪問のお礼とその方のプロフィールなどから一言伝言することになる。言わば、マイフレンドになる切っ掛け造りとして利用されるのである。最初遠慮がちに伝言をやり取りしていて、波長が合いそうだとマイフレンド申請と言う具合にうまく進行することが狙いであろう。時には単発的な記事に反応する場合にも利用されることはされるが…。
この伝言版はその方だけに見えるのではなくて、プロフィールを訪問した方にはすべて可視である。その機能を利用して、時には伝言板に実に下らない伝言、それは未だマシであるが、偶さかに悪意ある中傷とか単なる宣伝などを伝言として残す厄介な方もおられる。
ミニメールがヒソヒソ話であるのに対して、このような利用方法は、SNSの中へ一挙に
広めてしまうことになってしまう。どのような世の中でも厄介な人物は実在すると一人納得せざるを得ない。
SNSとブログ(11):アルバム
SNSにはアルバム機能がある。これはブログでも最近あるらしい。手軽にスライドが出来るデジカメが主流になったためであろう。お友達が来訪した時に、「アルバム」を広げて話がはずむこともある。そういう趣旨であろう。マイフレンドだけでなく会員ならばアルバムを鑑賞することは出来る。実にきめ細かいと感心する。
気に入った写真が有ると「拍手」なんて機能もある。人気投票である。誰かのアルバムに拍手を一度すると更新されたアルバムの写真も「拍手」しなければならないような脅迫気分になってしまうので善し悪しのこともある。
アルバムは未だ利用したことはない。それは、写真が苦手なこともあるが、アップロードが面倒だと思ってしまう。SNSの仕様は未だ見ていないが、今のブログでは、一回に3枚しかアップロードできない。だから、10枚の写真をアルバムにしようとすると、4回アップロードをしなければならない。しかも、1枚ずつ、ファイルの元の所在地を指定して、名前をつけなければならない。それと、原版のサイズの大きさの制限もある。数枚ならば兎も角枚数が多いと気が遠くなる作業である。何枚あっても、フォルダごと一挙に
アップロード出来ると良いと思うが如何なものであろうか。技術的には難しくないと素人は思うが、