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高齢者になっても、ヒマ・ひま・暇やはり暇

高齢者「さいら」ブログ。リタイヤーから、晴れて高齢者の仲間入り。店名をマイナーチェンジ。内容は以前と同様雑他。

打音と打検

2012年12月10日 | 今日の話題
打音と打検(2012年12月10日)

トンネル事故以来
「打音」と言う言葉をよく聞く。

小さいハンマーのようなもので
金属部分等を叩いて、
その音で正常かどうかを
判断しようとするものである。

昔、機関車などでやっているのを
見かけたことがある。
今も金属部品などの点検に
広く使われているようだ。

「打音検査」と言うのであろう。


言い方は異なるが「打検」と言う業界言葉がある。

その意味は同じようなことである。
今流の言葉で言うと
「非破壊検査」の一種である。

缶詰に異常がないかどうかの
工場での最終チェックで
行う検査方法である。

現在も行われているかどうか知らないが、
昔、缶詰実習でその真似事をしたことがある。

それ専用と言うか「愛用」の「打検棒」がある。

数千個にもなる缶詰を打検して、
異常を見つけようとするので、
疲労しないように、
同じ調子でリズミカルに
打てるように作られていて、

いつも使用する愛用の打検棒で
さらに鋭く感知する。

昔はその検査員の資格試験があって、
国が認定したものである。

と言うのも昔々、缶詰は
我が国の重要な輸出産品の一つであり、
製造されてから実際に食用に供されるまでに数年有る。
その間、腐敗などの変質が
起こらないための検査であり、

外国での信用を失わないための措置であった。

どちらにしても、
音で判断したり、
手での感触で判断したり等
科学的な技術が発展した今も
人の五感は素晴らしい機能を持っていると言えよう。





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