goo blog サービス終了のお知らせ 

高齢者になっても、ヒマ・ひま・暇やはり暇

高齢者「さいら」ブログ。リタイヤーから、晴れて高齢者の仲間入り。店名をマイナーチェンジ。内容は以前と同様雑他。

オリンピック中継 NHKと民放

2012年07月31日 | 外なる話題
オリンピック中継 NHKと民放
(2012年7月31日)

テレビは今オリンピック中継のたけなわである。四年の一度のスポーツの祭典である。当然と言えば当然である。私もテレビ観戦で、とりわけ我が国の選手を応援しているとは言わないが、いつものことながら、時には感動する場面や選手のコメントがある。全く逆に税金を使っているのに…と思わぬ場面や選手のコメントもないことはない。

柔道の中継を見ていて、気になったことが有った。と言っても、今回話題になった判定に関する「ジュエリ」の存在とかの高尚な話ではない。NHKBS放送で柔道の中継画面の左上に中継試合の対戦者等のデータがそれぞれ出て来ている。

国名の略称 国旗 ○○○ 柔道着の色 反則回数
国名の略称 国旗 ○○○ 柔道着の色 反則回数
残り時間

国名の略称は英字であり、国旗は小さくて私のところのテレビではよく知った国でないと分からない。○は一本、技あり、有効でそれぞれ「1」が立つ。何も無い時は空白である。これも実はおかしいのである。一本であれば、その瞬間にその試合は終わる。原理的に必要のない項目である。
それよりも何よりも気になることがある。実況中継では当然のことながら、選手名を言ってどのような技を掛けたとか言っている。選手名が基本なのである。決して「日本の選手」・「韓国の選手」とか「青服」・「白服」とかの表現はしない。柔道界に全く無知な私には青い柔道着を着ている選手が誰なのかさっぱりわからないし、
多分最初に放送で選手紹介する時に、カタカナで出てきているのであるが記憶力の悪い私は覚えていることができない。
その結果、どの国の選手かも咄嗟に判らない。分かるのはせいぜいJPNの日本の選手位である。もう少し表示に工夫が有ってもしかるべきではないかと思ってみていたが、そこは中継の大元のロンドンのテレビ局の仕様を
そのまま中継しないと、放映権や著作権などで問題が出るのだろう。NHKも辛い立場だと思っていた。
ところが、昨夜のことであるが、同じ実況中継を或る民放がしていた。その民放の同じ様な表示は概ね次のようになっていた。

選手名 国名の略称 国旗 技 有 柔道着の色 反則回数
選手名 国名の略称 国旗 技 有 柔道着の色 反則回数
残り時間

この選手名はカタカナで表示されている。技、有の右に0又は1が立つ。一本の項目はない。画面を見て直ちにどちらが優勢なのか分かる。さらに、選手名がカタカナで表示されているので、これならば実況でアナウンサーが選手名を言っても、非常に分かり易い。そういうことがロンドン局の中継でも可能なのである。
これを見て、NHKと民放との間の視聴者に対する心遣いが全く異なることを理解した。慇懃無礼にも視聴者のお財布はNHKの財布としか思っていなくて視聴者からから金をとるのが当然と思っているNHKならである。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。