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つれづれなるままに。

王者の貫禄。

2006年01月15日 | つれづれ


1月第2,3週目の土日はマーチングバンド・バトントワリング全国大会の日。
別名「武道館」と呼ばれるこの大会は、野球で言えば「甲子園」だし、サッカーで言えば「国立」と言った感じだ。今年は残念ながら会場が武道館ではなくさいたまスーパーアリーナだったけれど。

さて、今日スーパーアリーナに出かけたのは、先日も書いたバトンチームの演技を見るためだ。
2年連続でグランプリを獲得したチームは招待演技となる、というルールに則って、今年は演技披露を行う。

タイトルは "Mother Earth"。
英語のアカペラで歌われる童謡「ふるさと」を使った演技だ。
静かな曲を使った演技は綺麗だけれど、ドロップ(バトンを落っことすこと)の音が目立つので、かなり上級者向けの選曲。
先週のリハでは結構派手にドロップしていたので、見ているこちらが少し緊張。

けれども、それは杞憂に終わった。
大技も殆どが成功したし、曲全体でのドロップも殆どなかった。
みんな本番に強いなぁー、と感心する。

隣で見ていた人は「すごーい、キレーイ・・・」と放心していたし、通常なら拍手喝采の大技、例えば前方展開やバタフライ(バトンを投げている間に前転したり手を使わずに側転したりする技)でも本人たちが軽々とこなすので、普通の技に見えてしまう。

まさに、王者の貫禄。OG冥利に尽きる瞬間だった。

怒濤の年末、年明けは本当に大変だったと思う。試験中でもあるのに。
そして今年の大会は、また予選からの出発だ。
10年目に新しい軌跡に挑戦する後輩たちを、陰ながら応援し続けたいと思う。


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