Heal-log

つれづれなるままに。

Big Island その2: Whale shark。

2007年07月12日 | 
マンタの興奮冷めやらぬ2日目。
この日の予定は朝から3ダイブ。
相変わらず英語のブリーフィングで、解ったのやら解ってないのやら。

うす曇りだったけれど、透明度は30mくらいはあって、水はキレイ。
前回の沖縄が台風の後で15mくらいだったので、とても新鮮に映る。
午前中のポイントでは、マダラトビエイロウニンアジバラクーダを見ることが出来た。
何とも贅沢である。
これもかすんでしまう出来事があとで出てくるのだけれど・・・。

撮影しがいのあるマクロ生物もたくさん。


Scarlet Skunk Cleaner Shrimp、和名はアカスジモエビ。
指先や口(!)を出すと、クリーニングしてくれる。


名前がわからないウミウシ。にょろにょろ泳いでいた。


しかししかし、この日のハイライトは2本目の後。
移動中にボートがたむろしている箇所があって、なにやら大騒ぎになっていた。
するとガイドさんが「whale shark」がいるから、すぐにシュノーケリングの準備をするようにと私たちに告げた。
「?」
訳がわからないまま、マスクをしてフィンを履く。
あわてすぎて、ウェットスーツの背中は開けたまま、「Let's go」の合図でボートから海に飛び込む。

「!!!」
そこにいたのは、なんとジンベエザメ。
英語ではWhale Sharkというらしい。
あまりのことに、バディはシュノーケルのまま「すごい!」と叫んだ。
その声は、水中でも聞くことが出来た。



ジンベエザメは優雅な潜水艦だ。
体長は25メートルくらい。
大きな尻尾を大きく動かして、それはそれはゆっくり散歩していた。

けれどもそれより遅いのが人間様。
どれだけ追いかけても、すぐに引き離され、ものの5分で置いていかれてしまった。


暫くは呆然。
後で聞いたところによると、ハワイ島でもジンベエザメは滅多に見られないらしい。
まさに一期一会。
これから何本潜っても、もしかしたら二度と出会えないかもしれない。
そんなジンベエ氏に出逢ってしまった喜びと、まだ70本で最大の大物を見てしまった拍子抜け感を味わいつつ、帰港した。


今日のダイブで70本目を記録。
キリ番になると大物を引き寄せる私の運も、まだまだ健在のようだ。


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2 コメント

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Unknown (rayray1)
2007-07-23 13:24:39
まさに千載一遇ってやつだなー!
大物を見れてよかったですな。

私は見れなくてよかっただろう、きっと・・・。
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>rayray1 (hiro)
2007-07-23 19:54:44
たしかに・・・。
中国で見た涅槃の仏像よりでかかったぞい。
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