Heal-log

つれづれなるままに。

Big Island その1:マンタの口。

2007年07月11日 | 
「海の日に海に行こう」。
その試みは5年ほど前の伊豆大島に始まって、未だに続いている。

近場だったり、石垣だったり、ビーチだったり、ボートだったり。
最近では、もっぱら潜っている方が多いような気がする。

今年の行き先はハワイ島。
目的はナイトダイブでマンタに会うこと。

貯まったマイルを旅行資金に充てて、貯まった振り替え休日で休みを取る。
平日の夜出発というスケジュールで、成田エクスプレスの中までPCとにらめっこ。
相変わらずバタバタだけれど、「出国 Jul.11.2007」のハンコがパスポートに捺された瞬間、ふっと解放された。
メールも電話も届かないこと、それがバケーションの条件だと思う。

到着は同日の朝10時半。
4000メートル級の高い山、溶岩で出来た黒い大地、どれをとってもオアフとはまるで違う。
ホノルルの派手さもなく、のんびりした印象だ。


ダイビング的観点でいうと、ハワイ島の名物は「ナイトマンタダイブ」である。
集合は18時半、夜だけれどボートを出す。



日没と共に出港。
今回はキャプテンもガイドさんも現地の方。
準備もブリーフィングもエントリーも丁寧に指示してくれる日本とは違って、各自が勝手に準備をして、海に飛び込むスタイルである。

1本目の目的はマンタではなく、洞窟を通って夜行の生物を見るという趣旨。
それなのに、最後の安全停止の時に、ビックリするほどでかい生物が現れた。
サービス精神旺盛なそのマンタは、逃げることもせず、優雅に旋回していた。
休憩中の船べりにも飛んできてくれた。

予想外の場所でマンタに逢えたことで、2本目も同じポイントで潜ることになった。
水深10mほどの海底に待機して、持っているライトで上を照らす。
ライトの光にプランクトンが寄ってきて、そのプランクトンを目当てにマンタが現れる仕組みなのだ。
まさに、食物連鎖。

どうやら、思惑通りプランクトンが寄ってきているらしい。
ほどなくして、先ほどのマンタが戻ってきた。

大きな口を開けて・・・。



昨年石垣で見たマンタより数段でかい。
これでもミドルサイズらしいのだけれど、至近距離なので、正直少し怖かった。
近すぎて、全体像の写真も取れなかった。



この笑顔が一番遠くから撮れた写真。

本当に、食べられるかと思った。そのうち動画も載せようと思う。
さすがに泳ぐのは得意らしく、ギリギリで必ず避けてくれる。
ぶつかったのは一回だけ。相当痛かった・・・。

のっけから大物の出現で大興奮。
ナイトダイブ嫌いだったはずのバディも大興奮。
こうして半年以上ぶりのダイビングツアーが幕を開けた。


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2 コメント

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Unknown (rayray1)
2007-07-23 13:26:10
hiroサイズなら入ってしまいそうな口だな。
食われなくてよかった。

口の中のしましま、こわい。
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>rayray1 (hiro)
2007-07-23 19:53:59
rayrayにとっては、口の中のしましまがなくても、怖いシロモノだと思われるよ~。

・・・でかかった。
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