Heal-log

つれづれなるままに。

奇跡の軌跡。

2006年01月08日 | つれづれ


2006年、大学に入学して10年目の節目の年は、私が属していた2つの団体の10周年でもある。
一つは、年末に皆で集まったサッカーサークル。
そしてもう一つは、バトントワリングのサークルだ。
今はバトントワリングとなった、このチームの創部10周年記念講演が今日、滋賀県のびわこホールで開催された。


10年前の4月1日、大学の入学式で隣り合った女の子と話した。
そこで彼女が自分と同じ文芸推薦、しかもバトントワリングで入学したことを知った。
有名バトンスクールの選手と知り合えたことだけでもラッキーと思ったが、聞けば私でも知っているバトン界のスーパースターも同じ大学に入ったとのことだった。

「うそー、会いたい!会わせて!!」
今思えば、そう言ったのが全ての始まりだった。

5人で始まった小さなサークルは半分お遊び。
練習は週1、2回。練習場は校舎裏の坂道だし練習時間も3時間ほど。
初ステージは学園祭、無許可でのゲリラパフォーマンスだしコスチュームもTシャツだった。

数少ない大学のチームという環境と有名人の求心力で次第に部員も増え、大会にも出場するようになり、10年後の今日、チームは28名の部員とそれを支えるスタッフを抱え、全国大会常連の強豪チームとなった。


今日の会場である、びわこホールの収容人数は1800人。
満員御礼。
スタッフとして私はチケット切りをしていたのだけれど、少しでも良い席をと血眼で走る人々を見ながら感慨に耽らずにはおれなかった。


3回生の時に初めて大会に出ることになって、練習は格段に厳しくなった。
進学の準備やゼミや遊びも捨て切れなかった私は、下手くそな上に練習の出席率も悪い不良部員だった。周りに支えられて何とか続けたようなものだけれど(多謝!)、チームに貢献出来たことがあるとすれば、それは創部のきっかけを作れたことだろう。

帰って久々にバトンケースを開け、バトンの感触を確かめる。そしてビデオを見たりなんぞする。
もう身体は動かないしバトンも身体については来ないだろうけど、久々にバトンをしたいと思った。


最近、思い出話をすることが多い。歳をとったもんだと自分でも思う。
過去にしがみついて生きる人にはなりたくないし、思い出だけで生きていけるとは思わないけれど、たまに引っ張りだして来るくらいならいいだろう。

ちなみに、冒頭の写真はこの公演の記念パーカーで、歴代の演題が入っている。
練習着仕様なのでとても暖か。
厳冬を乗り切る良いアイテムになりそうである。




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1 コメント

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Unknown (rayray)
2006-01-11 00:45:53
hiroたちが始めてすぐから強かったじゃないか、バトンサークル。

しかし、部に昇格した上にスタッフ付きとは・・・!

歴史を作った女だよ、あんた。
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