一人で止まっていると、ひばりが現れた。ひばりは手紙を読んだことを告げ「断りも無く、読んでしまったので、わたくしもあなたに恥ずかしい話をします。あなたに会うのが嫌でした。あなたが、高嶺の母親によおく、似ているから」高嶺の母は寺に馴染まず、ある時、寺を飛び出し、高嶺の父がそれを追い「その帰り道、そのまま二人は。どんなに力を尽くしても、できないことはあるんです」涙ぐむひばり。「けど、潤子さんと、高嶺の母親とは違う人間です。そのことはよおく、承知しているんです。高嶺は、寺におります」「え?」「だから、高嶺は寺におります!」「あ、それ」「頭の悪い子ねっ! 寺の嫁としては認めないけど、高嶺の嫁として認めると言ってるの!」呆然とする潤子。「早く! 行きなさいっ!」「はい、はいっ、はい!」潤子はコートを取ってELAを飛び出して行った。潤子が去ってから笑顔を見せるひばり。
その頃、アーサーは公園で「悪魔への生け贄に、お前を差し出してやるっ!」「キャーっ、ルシファー様!!」山淵相手にキャラになりきって喜ばせていた。「ミス百絵、これからもあなたと楽しく過ごしたい」アーサーは微笑みかけた。蜂屋は自分の名前等を書き入れた婚姻届けを毛利に渡していた。「何これ?」「形で示せ、って言ったでしょ?」嬉しそうに笑う毛利、年齢は気にしなーい。三嶋も吹っ切れた顔で去って行った。由希は女装をやめて寧々や父、母、商店街の人々とクリスマスイブを祝いに来て「ウチの娘はイケメンばっかり連れてくる」と母に言われたりしていた。
天音はサンタ帽を被った三休を連れて寺田達が開いたクリスマスイブ会に参加して、寺田が「最初はグーっ、じゃんけんポイっ!」と音頭取って盛り上げたりするに、やや不慣れだが満更でもない様子だった。やはり日本を離れる
7に続く
その頃、アーサーは公園で「悪魔への生け贄に、お前を差し出してやるっ!」「キャーっ、ルシファー様!!」山淵相手にキャラになりきって喜ばせていた。「ミス百絵、これからもあなたと楽しく過ごしたい」アーサーは微笑みかけた。蜂屋は自分の名前等を書き入れた婚姻届けを毛利に渡していた。「何これ?」「形で示せ、って言ったでしょ?」嬉しそうに笑う毛利、年齢は気にしなーい。三嶋も吹っ切れた顔で去って行った。由希は女装をやめて寧々や父、母、商店街の人々とクリスマスイブを祝いに来て「ウチの娘はイケメンばっかり連れてくる」と母に言われたりしていた。
天音はサンタ帽を被った三休を連れて寺田達が開いたクリスマスイブ会に参加して、寺田が「最初はグーっ、じゃんけんポイっ!」と音頭取って盛り上げたりするに、やや不慣れだが満更でもない様子だった。やはり日本を離れる
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