ワンチャン １

冒頭、「大晦日にこの番組見てる人はこじらせている人ですねっ」スタジオで軽く視聴者イジりする木本。今回のロケも全員参加。神奈川県の亀々池八幡宮を訪れた一同は「（前島）猫をもう一匹飼いたい」「（宮崎）幸せがほしい」とそれぞれ勝手な願いを祈りつつ、宮司に清々しく祈祷してもらったがメンバーの背後にスタッフも混ざり何やら祈祷してもらっていた。祈祷後、相模川に来た一同。ロングダウンを着てワラワラとロケ車から土手に立つと「早くこっちこいっ！」河川敷に叫ぶ男とその相方らしい眼鏡がいた。「誰ですかぁ？！」叫び返す一同。「誰ですとかどうでもええっ！！」何やら性急な叫ぶ男に苦笑しつつ、一同は河川敷に下りた。
叫んでいたのはザブングルの加藤で、眼鏡は松尾だった。「寒中水泳やるんやいっ！！」結構な勢いの加藤。相模川は半世紀程前から寒中水泳と弓による的射ちを組み合わせた神事なのかなんなのか？　微妙だが地元にはすっかり定着した大会が元旦に開かれているという。「さっき神社で祈願したんで大丈夫です」一応回避を試みる宮崎。「あれは、今日のロケが上手くいきますように、っていうスタッフさんの祈祷やからっ」退ける加藤。祈祷に混ざっていたスタッフは安全祈願の札も購入していた。
岸から１５メートル程離れた浮き島に川に入って近付き、的を簡易な弓で射つ。矢は２本まで。微妙に弓道の原型を残したルールだった。「お手本見せてほしいです」進行の切っ掛けを一人でテキパキと出す宮崎。「よしっ！　見せてやろうっ」上着を脱ぎ、スパッツ一丁になる加藤。そこそこ鍛えている。「温泉やと思ってはいればなっ、なんともないねんっ！」加藤は煽って川に入り、即、引き返してきた。「ガチで無理」松尾に小声で呟く加藤。「ごめん、温泉じゃなかった」当日の水温は５度以下。
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ワンチャン ２

川風と水流により、体感温度はさらに低かった。
なんやかんかやで祈願的射ち１番手は浅川。スパガの躍進と「個人的に体調を崩さないようにっていう」と願いの述べ、ウェットスーツ（ドライスーツ？）の上に白衣を着た格好で弓矢を持ち、川に入る浅川。冷たさに悲鳴を上げ、その場でクルクル回る。「ヤバいって！」笑顔はキープして、ボディラインがやはりグラマーな浅川は的に近付き「あーっ！」叫びつつ弓を引き、矢を放つが一射目は外し、二射目で刺さりはしないが的には当て、クリアとなった。
他のメンバーも同じ格好で次々とチャレンジ。２番手は溝手。「今年、年末。休みが多いんですよ」ぶっちゃける溝手。来年こそは年末年始忙しくなりたいと願いを述べ川に入る溝手だが、入った途端、予想を越えた冷たさに体をビクンビクンさせて、一回岸に上がってきた。「るか、コスモ（小宇宙）だよっ？」檄を飛ばす荒井。溝手は聖闘士だったのか？！　『コスモ』のワードが出てきた経緯はよくわからんが、胸に手を当てて勇気付けられたらしい溝手。「アーッヴヴぅっ！！」再び川に入り、かなり重い悲鳴を上げる溝手。大騒ぎしたが、的には案外一発で射ち込みクリアしていた。
「自信の方はどうですか？」３番手の宮崎は松尾に振られたが即、咳き込み出し、具合悪そう。胸を「１CUP上げたい」と言い、川に入り冷たさに身を縮めながらも止まらずにガニ股で的に前進！　途中軽くコケそうになったが、的に近付き一発で的に射当てていた。しかし、岸に震えて帰ってくる形相が怖くスタジオで映像を見直すメンバーに「顔っ！」とツッコまれていた。４番手田中は改めて武道館でコンサートをやりたいと願い、夕日が川面に映えるPVのような状況で川に入った。一射目を外した田中は、何気に矢を弓につがえるのを止め、手で掲げて的にさらに近付き
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ワンチャン ３

直接射ち込んで的に当てて、これもセーフとクリア扱いとなった。
来年厄年だという５番手幸愛は厄払いを願い、わりとストレートにザブザブと川を進み的に近付き、仲間思いだが、今は自分だけの為にっ！　とナレーションで煽られスタジオで見ている本人は苦笑。川に入っている当日の幸愛は弓を使うのを早々に諦めると手で矢を構え、軽く矢を的に投げ当ててクリアしていた。６番手荒井はやはり武道館コンサートを願い「はいっ、行ってきます！」と元気よく川に入ったが、水温に顔をしかめ、水流に足を取られる荒井。「無理無理無理っ」川の深みにくると立ち止まってしまう荒井。「玲良（荒井）、もうリアクションは撮れたからっ！」容赦なくぶっ込む勝田。なんとか進み、一射目を射つが外す荒井。「私、泳げないんですっ！」打ち明けつつ、荒井はさらに水深の深い的の傍に寄り、手で矢を投げ当てた。帰りに滑って川に全身ハマり、震えて浮き島の係留ロープに掴まる荒井でもあった。
７番手は勝田。コジガからスパガになりたいと願い「行ってきます！」と元気よく川に入るが、その冷たさに真顔で振り返る勝田。それでも、すぐにヤケクソ気味に川の中へ走り込む。「豚汁が待ってるよっ！」先に終えたメンバーとロングダウンを着込んで豚汁の鍋を囲んでいた幸愛が声を掛ける。「豚汁あるよっ！！」モリモリ食べてる浅川。スタジオの木本はこれに「何してんねん！　もうっ」と大ウケ。勝田は手がかじかみ上手く弓が引けずにいたが、不意に的の浮き島に近付くと手で浮き島を引き寄せ「的が近付いてきた」と志村を呆れさせつつ、矢を投げずに的をペシペシ叩いてうやむやにクリアした。
８番手は内村。個々が頑張り幸せになりたいと語る内村に加藤「金額で言うといくらくらいかな？」と切り返すと「２０００万（円）くらいですか？」と妙に生々しい額を答え、
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ワンチャン ４

ザブングルの二人を苦笑させた。川に入り、冷たさに身震いする内村。ナレーションでは全てはひかるの為に、やたら煽られる内村。一射目は外したが、時間と共に水位が上がってきた為？　首まで川に浸かりつつ的の傍に寄って矢を的に投げ当てクリアし、岸に上がって「身が清まりました！」と訴える内村だったが「絶対、お金がもらえるッ！！」言い出し、スタジオ大ウケ。「心が清まってない！」と木本にツッコまれていた。
９番手はひかる。メンバーの健康を願い、川に入ると「なるほどっ！」冷たさを了解し、一気に的へと走り始めた。ナレーションでロケ参加最多と紹介されつつ、水温に悲鳴は一切上げず、弓を構えるひかる。一射で上手く的に矢を当てクリアした。１０番手は志村。ナレーションで（リーダーだが）動かない志村、等とイジられつつ『志村けんとの共演』を願い、川に入った。リアクションが大人しい志村。普通に水が冷たそうで、弱っている志村。弓を引くのに手間取ったが、一射で的に当ててクリアした。
ラスト、１１番手は前島。自分はこじらせてないと、前置きし「売れたいと思います！」と宣言した前島。空手の寒中稽古で慣れているのか、ずんずん川に入ってゆく。「勇ましいな、おいっ」スタジオの木本も感心。弓を持つ姿が巴御前風。「皆っ！　２０１６年、売れようね！！」笑顔で振り返る前島。岸で盛り上がるメンバー達。前島は参加者の中で唯一深く弓を引き、矢を放ち、矢は初めて的に突き刺さった。岸で驚くメンバーとザブングル。川の中でガッツポーズの前島。岸に戻り「イェーイっ！」全員と両掌タッチして喜ぶ前島だった。
スタジオに戻り木本やメンバーに誉められ満更でもない前島。一同に木本が来年の抱負を振ると幸愛が「占いでも２０１６年良いって言われたんですよ。何か『良い』って！」と大雑把にアピールし、
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ワンチャン ５ 完

占いの雑さに一同大ウケ。「ぼったくりやろ？」ツッコむ木本。番組を振り返り、企画のおかげで普段話せてなかった幸愛とこの間、初めて二人でパン屋にゆきスパガについて熱く語り合ったと前島は語ったが、当の幸愛は隣の田中と話し込んでいて「松竹の後輩なら怒るでっ！」と木本と軽く叱られ、さらに「仲良くなれたです」と主張する前島に「いやいやいや、仕事と仕事の合間に、３０分ぐらい」と素っ気ない幸愛。「（３０分は）ちょうどエンジンが入るくらい」となぜか追い打ちを掛けてくる荒井。「私的には精一杯です」どこまで台本なのか？
なぜか結局ヘコまされる前島だった。
そして、最後の段になり「重大発表があります」木本が語り出した。「このワンチャン、今回で最終回です」「ええぇっ？！」驚く一同。「このセット、少ししか使ってないじゃないですか？　ワンチャンください」訴える宮崎。「ワンチャンやったやんか」スパッと斬ってくる木本。メンバーが混乱する中、そのまま番組は終わってしまった。
果たしてスパガ系の後番組があるのか？　テレビ誌とかは不自然に未定で、触れてるメンバーのブログなんかは何かありそうな気配。やるとしても同じ感じではないかもしれんが、またなんかやってほしいね。グループ的には誰か一人売れるとまた違ってくる気もするなぁ。スパガが売れないとチキパとかも前に出れないから、多数の『扶養家族』がいるグループでもあるよね。色々大変なんだろうけど、せっかく見分けがつくようになったから一人くらい売れてほしいわ。

今年も書き納めです。なんか、なんもできないから、もっと頑張ろって思う年の瀬だった。来年、皆様が良い一年であると、いいですね。