融合で世界をリセット前提になってきたから、もう被害がズンドコ出ることに一行が麻痺してきた感じもある。かといってもそこはどうしようもない。あれもこれも守ろうとしてヒステリー気味だった戦争編から随分違う地平に来ちまった。元凶を倒す事以外はほぼ切っていた父が結局正しかった、という流れだが、元の人格との対話では父のやり方に何か違和感を感じている風でもあった。まぁ融合される側の世界はたまったもんじゃないしね。死亡フラグを立て過ぎで逆に生き残る気もしてきたグリスが意外な強化フォームを手にいれてもいたが、どうかなぁ? 融合リセット設定が有るからやっぱ死んじまう?? リセット後、リセットされたことをどれだけの人が気付いているのかも少々きになる。
凍結男に再生能力が効かない、というのは結局なんだったのか?? 被弾部位消滅能力とか? ヤバいのは間違いないだろうけど。つかさは前回ルパンレッドの思考にドン引きしてはいたが、それを踏まえて共闘を持ち掛けるクレバーな対応。対比的に圭一郎の融通が利かない点が改めて浮き彫りにもなっていた。映画用のフリでもあると思われる。コレクションを奪って全合体しても多少手こずる加減は悪くない。販促の流れ作業になり過ぎるとしょっぱくなるもんね。魁利とノエルの信頼度もいくらか改善し、ノエルの過去チラリと提示。本当にコレクションにドラゴンボール的な力があるか微妙なところだが、ルパンサイドはその線でいくしかない。死者復活問題、どう着地させるのか、今から気になるところだ。
宇佐美(編集長)が恋愛指南以外でも前線に出てきた結果、今回は柏木(広告王子)が後ろに引っ込んだ感じ。元彼は相変わらずだが指南効果もあってさやか(主人公)は何とか線を引けていた。まだ婚活云々以前の身辺整理で四苦八苦しているが、軌道には乗ってきたかな? さやか自身は婚活そのものはそうでもない、といったくらいだから基本的にはふわふわしている感じでもあるけどね。宇佐美のプライベートに若干疑惑が沸きつつ、さやかの苦闘はまだまだ続くようだ。