「潮ッ! 今日という今日はぜってぇお前を喰ってやるからなぁ!!」「やれるもんならやってみやがれぇッ!!」朝から寺で争う潮ととら。激突しようとした所で麻子に木魚を挟まれ、互いに顔面を木魚に激突させる潮ととら。「痛ぇっ、何しやがんだぁ?!」「心外ねぇ、せっかく学校に誘いに来てあげたのに」このままでは3年になれないと説教される潮。(ワシと潮の戦いを一発で止めるとは、ただもんじゃねぇな)とらが思っていると麻子の説教はとらにも及んできた。「とら君も、いつまでもバカやってんじゃないわよっ!」髪を引っ張られたとらは「けったくそ悪い! 今日は見逃してやらぁっ!」と飛び去って行った。
潮と麻子が並んで登校しながら話していると二人と、槍を計測する者達がいた。「数値上は普通の子だな」「二人だけ、目標βは別行動を取っているのかしら」「好都合じゃないか」「それもそうね」画面を見ながら淡々と話す3博士。「この前はありがとう、これ」途中で子供にチョコ菓子をもらう麻子。以前、自転車の鍵を無くして泣いていたのを助けてやったという。自転車(子供も?)を抱えて運んだらしい豪気な麻子を潮は面白がったが、ふと見て麻子の髪が短くなったことにも気付いた。「お前、髪切った?」「え? わかったぁ」照れる麻子。「俺は芸術を志す男だぞ? わかるわ。お前のぶっとい首の見え方がいつもと違うくれぇなっ」「キーッ!」怒った麻子が潮に掴み掛かってじゃれていると、突然道の前後をトラックで塞がれて黒服の男達に捕まえられそうになる二人。
「何すんだよぉ?!」潮は戸惑ったが、麻子に手を出され「麻子に触るなぁ!」変化せずに槍を振り回し、男達を圧倒し始めた。「凄い、7人掛かりで敵わない」「獣の槍は発動していないのに」映像を見て感心する3博士。潮に紫暮に知らせるようにと逃がされた麻子は
2に続く
潮と麻子が並んで登校しながら話していると二人と、槍を計測する者達がいた。「数値上は普通の子だな」「二人だけ、目標βは別行動を取っているのかしら」「好都合じゃないか」「それもそうね」画面を見ながら淡々と話す3博士。「この前はありがとう、これ」途中で子供にチョコ菓子をもらう麻子。以前、自転車の鍵を無くして泣いていたのを助けてやったという。自転車(子供も?)を抱えて運んだらしい豪気な麻子を潮は面白がったが、ふと見て麻子の髪が短くなったことにも気付いた。「お前、髪切った?」「え? わかったぁ」照れる麻子。「俺は芸術を志す男だぞ? わかるわ。お前のぶっとい首の見え方がいつもと違うくれぇなっ」「キーッ!」怒った麻子が潮に掴み掛かってじゃれていると、突然道の前後をトラックで塞がれて黒服の男達に捕まえられそうになる二人。
「何すんだよぉ?!」潮は戸惑ったが、麻子に手を出され「麻子に触るなぁ!」変化せずに槍を振り回し、男達を圧倒し始めた。「凄い、7人掛かりで敵わない」「獣の槍は発動していないのに」映像を見て感心する3博士。潮に紫暮に知らせるようにと逃がされた麻子は
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