羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

とと姉ちゃん

2016-09-30 18:38:27 | 日記
 臨終の子供は出た時点でこれは来るなぁ、絶対来るなぁ、思わせてやっぱり来たぁっ! ホラー映画並みの鉄壁の前振りだったよ。ホラーでまだ話の中盤なのに仲間を見捨てて一人だけ安全圏と思われた場所に逃げて一息ついて振り返った瞬間っ! くらい確実に、来るっ! あの子役、花山の喉に手刀を打ち込むくらいのアドリブをやってくれたらね。喉は急所だからどんな役者でも「んがふぅっ?!」と起きざるを得ない。まぁいいか。昨日に続いて改めてお別れメッセージ。意外とメッセージが多い花山。イラストは誰だかわからないモブ社員もチラホラ。美子は一番調子に乗っていた頃の髪型だった。そこまで関わってない鞠子へのメッセージが社交辞令風。そこからさらに時間経過して、鞠子が君子化しつつ、肩に話し掛ける様子がちと怖い常子。叩くだけでもいいように思うが、決め台詞をぶっ込んできた。本域のお婆ちゃんまでいってたら話し掛けても不思議はないと思うけどね。明日で終わりかぁ。何というか、鍛えられた。絵は再びたまきっ! あまりデフォルメしておりません。

とと姉ちゃん

2016-09-29 20:09:01 | 日記
 花山の別れか。直接礼を言葉で言うより、激しく怒鳴る人物が最後には弱々しく子供のようにいつまでも手を振るしかない様子がグッときたね。出会わなければ少なくとも頑ななまでに理念に従って超人的に働き続けることはなかったはず。花山にとっては常子は夢その物だったんだろう。常子にとっても花山は子供の頃から父性的な理念に縛られて生きてきた道を帰結させる人物だった。二人とも、もっと他の生き方があったようにも思わせるが、そういう運命だったんでしょうな。物語の大筋としては。ただラストコップの総集編を見た後だとベッドからギャグで復活というのがやたら繰り返されたもんで、どうもギャグに見える瞬間もあったりした。絵は鞠子。描き直し過ぎて、正解がわからなくなってしまった。

とと姉ちゃん

2016-09-28 18:38:00 | 日記
 戦争手記集発売。案外ここはサクッと進行したというか、題材とBGMが変わった以外は他の号と同じような描写になっていた。これはあれだね、長い話でずっと同じ業務をする主人公の場合気を付けなきゃならないところなんだろうね。前後の話や作中の時代の変化はあるにしても制作作業の件と、反響の件の描写がルーチンにならないように変えるべきだったんだろう。スタアの装いの頃は鉄朗が居たり、業務自体が不安定だったからまぁギリでルーチン回避できていたと思うけど、銀座に会社を固定してからはパターンがね。あの感動シーンの音楽もちょっとやり過ぎ。あれは女性の声が入ってるから余計に耳につく。ああいうのはたぶん状況描写や余韻くらいなんだと思う。行為や心情に入れるのはちと煩い。子供の活躍するシーンで児童の合唱を入れると大体やり過ぎになるのに似ている。
 体が利かなり、心配しついると叱責され照れ臭そうに常子に従う花山は病床で密かに何か買い手いてたね。そこに、ようやく私一人で世話ができるとちょっと嬉しそうに来てしまう美子は可愛かった。今となっては結構な負担と思われる鞠子も手伝いに参加。もう締めという眺め、長かったっ! で、戦争手記の内容だが、玉音放送の後で、晴天だった。となっていたが、その前の文もきっちり読める形で映した方がいい気がした。玉音から晴天だと、負けて良かった感が強調され過ぎるから、私たちはどこに向かって泣けばよいのか、のところもいちいち録画して一時停止しなくてまスッと読めるようにした方が絶対よかったぜ。
 絵は美子、ややこしい柄の服着てたよ。