一人で戦うことはやめたらしいキンジの案内で十六夜の住処の森に来た天晴達は「何事だい?」「四の五の言う必要は無いだろう、お前を倒す!」と問答無用に交戦を始めたが「嫌な臭いがすると思ったら、忍者と狐がいやがったか」萬月がヒャッカラゲとジュッカラゲ群さらにガシャドクロ2体を引き連れ現れた。「ちょうどいい、行け!」一気に場は乱戦となった。「僕は一遍には相手できないからね」十六夜は争いに紛れ姿を消したが「もっと暴れろ!」参戦せずに後方で様子を見ていた萬月は特に構わず、引き続き天晴達に兵をけしかけた。「俺が行く!」「いっちょ、暴れまくってやるか」乗り気な獅子王。天晴はライオンハオーでガシャドクロに対応し、1体を撃破した。
これを見た萬月は「気が変わった」幾らか手勢は残したものの、さっさと離脱して行った。「大手裏剣クラッシュ!!」天晴は大手裏剣を飛ばして残りのガシャドクロを撃破した。だが、実は完全には去らず森の奥に下がっただけだった萬月。正影が傍に控えていた。「あの忍者どもの今までのデータはあるだろうな?」「勿論でござりまする」正影は応えた。間を置かず、残りの兵と戦っていた八雲に矢文が飛来した。文を取る霞。「牙鬼家当主継承の御披露目式への招待状です!」「え?」天晴は戸惑っていた。
「明らかな罠ですが、逆に敵を倒すチャンスともいえます」皆に話す霞。道場に戻った天晴達は協議していた。その様子を旋風が少し顔を出し見ている。「お爺ちゃん、どうしたらいいかな?」「気付いておったか」梁の上にいた好天は身軽に降りてきた。「遠足の際、バナナはお弁当に入るかおやつに入るのか、どっちだと思う?」「なんの話?」面食らう風花。「真剣な時に、意味不明なこと言うのやめてよね!」迷惑げな凪。考え込む霞。「よくわかんないけど、自分達で考えろってことだろ?」天晴は間に入った。
2に続く
これを見た萬月は「気が変わった」幾らか手勢は残したものの、さっさと離脱して行った。「大手裏剣クラッシュ!!」天晴は大手裏剣を飛ばして残りのガシャドクロを撃破した。だが、実は完全には去らず森の奥に下がっただけだった萬月。正影が傍に控えていた。「あの忍者どもの今までのデータはあるだろうな?」「勿論でござりまする」正影は応えた。間を置かず、残りの兵と戦っていた八雲に矢文が飛来した。文を取る霞。「牙鬼家当主継承の御披露目式への招待状です!」「え?」天晴は戸惑っていた。
「明らかな罠ですが、逆に敵を倒すチャンスともいえます」皆に話す霞。道場に戻った天晴達は協議していた。その様子を旋風が少し顔を出し見ている。「お爺ちゃん、どうしたらいいかな?」「気付いておったか」梁の上にいた好天は身軽に降りてきた。「遠足の際、バナナはお弁当に入るかおやつに入るのか、どっちだと思う?」「なんの話?」面食らう風花。「真剣な時に、意味不明なこと言うのやめてよね!」迷惑げな凪。考え込む霞。「よくわかんないけど、自分達で考えろってことだろ?」天晴は間に入った。
2に続く