毎日HAPPYDAY

いくつになっても人生これから

今年は読書④ランチ酒~おかわり日和~

2021-01-16 18:35:27 | 読書メモ

ランチ酒 ~おかわり日和~

原田ひ香 (ひか) 祥伝社 2020年

 

ブロ友さんがいつも紹介してくれるおいしそうな本を探していて

そちらは見つからなかったけど、これを見つけました。

 

犬森祥子はバツイチアラサーで小学生の娘がいます。

娘は元夫と暮らし、元夫は再婚しました。

祥子は「見守り屋」という仕事をしています。

夜8時頃から翌朝まで、いろいろな見守りをします。

その勤務明けにおいしいお店を探してお腹を満たし、プラスお酒も。

祥子にもいろいろなことが起こります、少し恋、少しミステリー。

出てくる食事がおいしそう。変わった物はなくてご飯もお酒もどんどん進むもの。

唐揚げをがぶり白米もぱくり・・・・これおいしいですね。お酒なしでも。

ランチも物語も沁みました。

 

物語系を最後まで読めたのは久々ですな。

最近、根気がないからね~。

 

 

 

 

 


ケア帽子を作った

2021-01-13 09:00:53 | 日々の出来事

お習字を一緒に習っている友人が体を悪くして

髪の毛が少なくなったというので、ケア帽子を作ることを

思い立ち、作ってみました。

 

帽子にかぶせたところ

かぶると水戸黄門的になる

 

 

これは試作品で、きれいなTシャツで作ったのはもう差し上げました。

写真を撮っていませんでした。

軽くかぶれるのでお家用です。

おしゃれな人で、いつも素敵な帽子をかぶっていますが、

おうちでの気軽なものもいいかなと思いまして。

夏ならこの上に麦わら帽子でもいいかも。

 

試作品は自分で使ってみました。

薄地ですがやわらかくてかぶる深さを自在にできるので

案外便利です。

 

捨てられずにとってある布がまだあるので、

もう少し作って寄付するつもりです。

 

 

ヒマというか・・・まあ、ヒマ。

 

 

クリックで拡大

 

2枚用意します

中表にして緑の点線を縫います

青の線を縫いますが、対角線上の布を合わせて縫います

かぶり口は好みで折り返します

 

 

 

 

 


今年は読書③ヘタな人生論より徒然草

2021-01-12 09:41:45 | 読書メモ

ヘタな人生論より徒然草

荻野文子 河出書房新社 2003年

 

 

お習字で徒然草を書いているので目に留まりました。

著者は マンドンナともてはやされた古文の予備校講師。

 

徒然草を一節づつ現代語訳して解説し、現代社会と対比したり

参考にしたり。

 

人生論というか人生相談のようでした。

 

*この四つさえあれば本当幸せに生きられる

 食う物、着る物、住むところ + 薬   

 

*政治家の意識と目線で私たちの暮らしは決まる

 私たちの暮らしは個人でどれほど努力しようとも最終的には

 政治の動向に左右される。

 世の人が飢えずに寒くないように世を収めてほしいものである

 

*未熟な初心者こそ一流の人に混じって学べ

 未熟なうちから上手な人の中に混じって貶されても笑われても

 恥ずかしがらずに平気で押し通して稽古に励む人は天分がなくても

 最後は上手と言われる地位に達する。

 

~賢者の知恵が身に付く大人の古典~がサブタイトル

 

今年初めに読んだ「あなたを変える枕草子」にも知恵と勇気という言葉が

出て来ました。現代よりも格段に不便な生活であった人びとは

知恵と勇気で乗り切っていたのですね。

 

現代そのままみたいで、面白く読みました。

特に、政治家のところでは著者が「政治家に最悪のシナリオを想像することができれば

今のような経済危機(バブル崩壊後の惨状)は訪れなかった」と書いていて

今のコロナ感染の状況に当てはまると思いました。

そうだよ!過去に学べば「最悪のことが起こりうる」と想像して準備できるのに。

まったく、何も学んでいないんだね。

 

        

肝心の「賢者の知恵」は身についたのでしょうか?

 

私より、政治家に知恵を付けてほしいよ。

 

 


今年は読書②発達障害に生まれて

2021-01-09 17:52:31 | 読書メモ

発達障害に生まれて ~ 自閉症児と母の17年

松永正訓  中央公論社

 

 

2年くらい前に短期間ですが、障害児の放課後等デイサービスで

アルバイトをしまして、それからなんとなく気になっていました。

モデルは「母」は立石美津子さん「自閉症児」は勇太君(仮名)。

母は幼児教育に関わり、息子に専門的な英才教育を施しているほどの人。

その息子勇太君は知的障害を伴う自閉症だった。

 

母からの聞き書きを中心に小児科医が執筆しています。

淡々としていますが、内容は濃かったです。

私は何も見て来なかったんじゃないかという気がしました。

 

「普通」の呪縛にとらわれていないだろうか?

そもそも「普通」とはなんぞや。

 

万人に共通する普遍的なものがあるはずなのに「普通」が

隠してしまうというといえばいいのか。

 

勇太君は17歳(現在は20歳)。

若い修行僧のような外見ですが、精神年齢は6歳くらい。

驚異の記憶力と絶対音感の持ち主。

勇太君のこれからの居場所を作るべく母は模索中。

 

 

 

久々の感動でした。

 

*********

何冊か借りてきて

美男の国へ (旅行記かと思ったらつまらん話だった)

私の嫌いな10の人びと(わからないでもないけど、ちょっとこじつけだし意地悪)

は、リタイア。

こういう時は図書館はありがたいです。

しかし、本にして出版する基準てどうなってるんだろ。

 

 

 

 

 

 


俳句に再チャレンジー冬と新年②

2021-01-06 07:28:23 | 俳句30日チャレンジ

①鳥休む田は水もなく仏の座

 

②百八回祈る僧侶と大晦日

 

③枯木立烏のねぐら現るる

 

④真夜中の鯛やおかめの熊手市

 

⑤諸人の松飾り手にすれ違ふ

 

⑥永遠と我の間にオリオン坐

 

⑦ひざまずきなぞる命日雪蛍

 

 

①散歩で田んぼの周りをぐるぐる回っています。

 仏の座でうっすら紫のところに鷺を中心とした鳥が降りてきます

②TV中継

③木の葉が落ちてカラスの巣が高い所にはっきり見えた

④TVから。熊手市は夜なのですね。(真夜中かはわからなかったけど)

 飾り物がおもしろかった

⑤年末。今年はあまり人がいなかったけど

⑥星にも寿命があって永遠ではないけど、私にとってはほぼ永遠。

⑦年が明けてからお墓参りに行った。

 小さな虫が飛んでいて「雪蛍」ではないかもしれないけど、雰囲気で。

 

前の句①と今回の②から3つ選びます。

今の所候補は 

1-⑦枝先へ生命押し出す冬木立

2-④真夜中の鯛やおかめの熊手市

2-⑥永遠と我の間にオリオン座

 

烏の句と護摩と僧侶の句も結構気に入ってます。

 

 

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