書道の先生が参加されている書道展に行きました。
出品されているかたは、全員名だたる書道の先生です。
会場は、広い庭に竹林があり暑い日でしたが
ここだけふっと涼しくなるような場所でした。
会場の入り口の署名をする場所には 小筆が3本用意してあり
「どれでもお好みの筆をお使い下さい」と言われました。
が・・・・小筆は使ったことがないので
そのように言うと、ペンを出してくれました。 (← ホッ・・・・)
そうか、そういう世界なのか・・・・ (← ほぼボーゼン)
まあ、いいや。先生の作品を見に来たわけだから目的を果たそう。
先生の作品は、高村光太郎の詩でした。
横2メートル、縦1メートルくらいの大きさです。
雪白く積めり雪林間の路をうづめて
平かなりふめば膝を没してさらにふかく
その雪うすら日をあびて燐光を発す
燐光あおくひかりて不知火に似たり
この詩は知りませんでしたが、薄墨と字体が
雰囲気に良く合っていました。
このようなものを書けるようになったらすばらしいだろうな~。
前途多難ではあるけれど、続けてみよう。
うまく行けば、多少の教養も身につくかもしれないし。 (←二兎を追う物一兎をも得ず)
数か所にお花が活けてあり、これがまた素晴らしかった。
ちょうどお昼頃で、お客さんが少なく書道もお花も
じっくり見られました。
私の実際の書道生活では、約6か月で級が3つ上がりました。
新人10級→10級→9級→8級
この辺までは普通に練習して提出すると誰でも上がって行きます。
基礎を固めている段階です。
初段からは昇級試験があります。
楷書、行書、草書、かな、の4種類の試験になります。
今は行書、草書は書いているだけで遊びに近く、かなは未経験。
秋からちゃんと練習する予定。