前に一度、義母がレンタルしている「車いす用のクッション」がバカ高い話を書きました。
たまにしか使わない車いす用のクッションのレンタル価格が月2,160円で
これからいったいいくらのクッションになるのか見当もつかないのでした。
そこで結局買い取ることにしたのですが、買い取り価格が2万円でした。
レンタル会社の言うことには
「本来は7万円の商品であるが、レンタル料を払っていることもあるので
格安の2万円で買い取りできます」
と、まるでものすごくオマケしているかのような言い方です。
クッションのレンタル期間は12か月で 1か月2160円のレンタル料でしたので24,800円
今回の買い取りで20,000円、合計で 44,800円払ったことになります。
買い取った商品は新品ですが、どう見ても7万円は高すぎます。
低反発クッションや特殊なゼリーを使用していると言っていますがそれにしてもです。
こういう価格設定が野放しになっているのです。
レンタル価格を一つ一つ見ていくと本当に高額です。
ヘルパーさんの利用料などは目をつぶるとしても、
このようなレンタル商品が、介護保険料を食いつぶしているのは
私としては許せない気持ちになります。
というのは、市の事業で「介護予防体操」や「認知症予防体操」に
一生懸命に取り組んでいる人たちがいる一方で、その努力を打ち砕くような
儲け方をしている訳ですから、予防体操やってるよりも
レンタルのもうけ過ぎを取り締まれば、一気に介護保険料を抑えることができるのです。
機会があれば、市の在宅医療支援課にレンタル商品の価格設定についても聞いてみたいです。
とはいえ、レンタル料金を抑えれば、別のところでまた設ける手段を考え出すでしょうが。
たとえイタチごっごになろうともちゃんと取り締まるのが市の仕事だと思います。
それができないくらい癒着があるのかもしれませんが。
自分の市に絶望しそうになります。
うちの義母が使っている介護保険は半年で1,005,244円でした。(本人負担10分の1)
義母は要介護1なので、上のランクに認定されている人はもっとかかっていると思います。
次回、明細を検討します。