実家の母の様子を見に行ってきました。
妹と同じマンションに住んでいてほとんどのことが一人でできるのですが
足が衰えてきて一人で外出することができなくなりました。
ステッキを使ってみるということで、二人で外に出て散歩してみました。
うーん、やはり誰かと一緒でないと外出は無理そう。
一番近いスーパーまで、15分くらいですが、荷物を持ってくることが出来なさそう。
マンションは駅には近いのですが、買い物が不便なのです。
移動販売があるといいのにと言っていました。
大きなマンションで高齢者も多く住んでいるので、移動販売は当たると思います。
書道を習うことにしたという話をすると、なんと10年くらい前に母も習おうとしたらしい。
半年くらいは通ったけれど、先生と合わなくてやめてしまった。
私が、チョコレートの缶に道具をいれていると話すと、硯箱をまだ持っているので
使ってほしいということで、もらってきました。
新しく買った硯がぴったり入って気分が上がります。
よく、「形から入る」と笑われたと言っていましたが、きれいな硯箱を見ると
それも大切なことと思います。気分がいいです。
なんでも捨ててしまう私ですが、このような件に出会うと捨てるのがいいのかわからなくなります。
母がしまってあった硯箱を10年後に私が使うことになったのですから。
考え方によっては、うちにあったぼろの古いセットを捨てたから、
きれいな硯箱が回ってきたとも言えますが。どうなのでしょう。
どちらにしろ無理に捨てることはなく、きれいだから取っておくのもいいですね。
一度、書道の道具が収められたチョコレートの缶は空っぽになりましたがとっておきます。
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