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いくつになっても人生これから

月(ゆえ)と日本語

2013-09-10 05:48:47 | 読書メモ

20代の中国嫁と40代のお宅漫画家の結婚騒動記を読みました。


「月(ゆえ)と日本語」

井上純一 (監修 矢澤真人:筑波大学教授)


記事、書きなおしました。




ゆえ(月)ちゃんという中国嫁の日本語学校での出来事を

描いたまんがです。人気ブログから出た本だそうです。

てっきりおわらいマンガかと思っていました。

外国人嫁とのお笑いの日常だろう。



ところが 中国人に日本語を教わる羽目になり

あまりに一生懸命読んだので

私の日本語から 「っ」(← ちっちゃい「っ」)が

無くなってしまうという現象が起きました。


(↑ 今でも、無くなテシマタネ・・・・となっております)

ゆえちゃんのせいです。 (←ちがいます)



「~することである」と「~するものである」

どうチガイマスカ?


日本語を学ぶ外国の方はこういうところにひっかかるのですね。

このマンガはよく出来ていて、ゆえちゃんの質問には

言語学者が答えてくれます。

そのような企画で書かれたものらしいですね。

「するもの」・・・・固定された事象

「すること」・・・・流動的な事象

普段、なにげなく使っていることばですね。




では、ゆえちゃんに質問

会社の上司のお子さんをどう呼べばよいのでしょうか?

ワタシ、知テルヨ。ニホゴ学校で習タヨ。これカンタンネ。

娘さんは御嬢さん、息子さんは反対にスルナラタヨ。子息ね。」


ほお~、日本語学校では7このように教えているのですね。



ほかにも 「すいませんとありがとうの使い分けは?

「これも知テルヨ。すいませんはありがとうの意味もあるから

入れ替えても問題ないね。ダイジョブね」




確かに~。このようにはっきりと文章化されているのは

はじめてだけど、「すいません」と「ありがとう」は同じように

使われている。それも日常的に使われているから

外国の方には、はっきりと教える必要があるのですね。



恐るべし!日本語学校


それに、ゆえちゃんの学校は日本の大学を受験する留学生ばかりが

通うハイレベルな所なんですね。

ゆえちゃんによると、文法だけなら中国の学校の方がよい。

日本では単語さえおぼえたらなんとかなるので文法は

めちゃくちゃになってしまう。

日本語はむずかしいことばではないそうです。


はあ~、笑おうと思テ開いたマンガで

日本語の勉強するとは、思テモみなかタヨ。


もうひとつ、中国の方がとまどうのは

日本語と中国語で同じ感じを使うのに意味が全くちがうこと。


愛人は中国では 「妻」のこと

「愛人」は情人という。

これだけ見たら、中国の使い方の方が正しいような。

そりゃそうか、中国発だからね。


日本語学校のこと、モト知りたくナタよ。

それにしても、私のちっちゃい「っ」はどこに行タかね。