無心

日記

大田区ものづくり職人工匠

2014-03-20 10:07:40 | 日記
大田区工匠100人の紹介と技能者の製品などが並ぶ展示会が丸の内日新製鋼ギャラリーで開かれている


大田区には約4000の工場があり、従業員数9人以下の工場が全体の8割をしめています


大田のモノづくりは、そんな中小企業に従事する優秀な技能者によって支えられています
「事あとにさわれる」筆記具盲学校教諭の依頼で開発


中でも従業者数3人以下の企業で活躍している腕利きの職人に焦点をあて、5年間で100人の方を表彰しました
型彫り放電加工機.ワイヤーカット放電加工機マシニングセンター.汎用旋盤などのコンビネーションで作る


その技能の継承および後継者の育成に資することを目的とした「大田区のものづくり優秀技能者が職人です」
美しいビード(溶接機の9盛り上がり)で見栄え良く気密性高く仕上げる。右は真空チャンバー


現在、大手では工匠とは逆の標準化が進められています。標準化とは誰でもその手順を踏むと、仕事ができるというものです。つまり、考えさせないのが標準化の目的です。確かに標準化が必要なこともあります。教育制度で例えると、大学までの教育(答えがある)と大学院の教育(答えが無く、自ら研究する)に似ています。大学までは与えられた問題を解決することを目的とし、大学院は誰もわかっていない問題をどのように解決するかが求められます。問題を解決するためには、知識の武器が必要になります。知識を得ることを標準化することは必要かもしれませんが、そこから先は自信で解決していけなければ伸びません。

           失敗をせず、誰がやっても同じクリオリティーにする方法が標準化です








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