アメリカで、メディアのセンセーショナリズムに警鐘を鳴らす文脈で、
If it bleeds, it leads.
って言われる。直訳は、「血が流れると、(トップ記事に)導く」。
つまり、センセーショナルな、血が流れるような映像が出ると、視聴率が上がる、ってこと。
ポジティブな、平和な、のほほんとしたニュースは、視聴率が稼げない。
血が出たり、泣き叫んだり、死に瀕していたりすると、グンと視聴率が上がる。
だからメディアは、ネガティブで、キャッチーで、わかりやすいものばかりを、報道する。
If it bleeds, it leads.
これを逆手にとって、売れるために、涙流したり、血を流したりする、って戦略もあります。